『旨』 2019.1207

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今、冷めた肉じゃがを食べている。

時刻は23時を過ぎた。

 

こんな時間に、食していいものなのか。良くないに決まっているのだが、今はどうしても食べたくなってしまい、昨日作っておいてそのまま夕べは食べなかった「一晩経って味が滲みた肉じゃが」を食べている。

 

この肉じゃがは、温めて食べるよりも冷めた状態で食べたほうが美味しいな。なぜだかわからないが、じゃがいもがよりねっとりと、その旨みと甘みの真価を発揮してくれる。

肉よりも芋のほうを好む私には、ぴったりだ。

 

肉のほうは、豚のこま切れであるが、

我が家の無水調理鍋で、鍋に最初に肉を投入し(油は一切ひかない)、両方の表面に火が通ったところで、他の具材とだし汁(鰹出汁にした)を加えそのまま弱火で煮込む。10分かそこらでじゃがいもも柔らかくなるので、調味料を加え、あとは放置する。

すると、肉の旨みと味わいが凝縮された、本来はこま切れであるのに遥かにグレードアップしてまるで玉の輿に乗ったかのような肉が出来上がる。乗りすぎではないか、と思う。

 

乗り、のり。海苔!!!

 

写真は、我が生まれ故郷佐賀が誇る有明湾でとれる有明海苔。これがまた美味しいんだよな。海苔という食べ物ほど、美意識が高いものもあるまい。

支離滅裂な、そんな今日でした。

 

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