『肌』 2020.0722

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先日開催したオールパガニーニコンサート『Paganini Meetings5』に来られたお客様に、私の音を聴くと肩や頭のあたりがスッと楽になって、柔らかくなるというようなことを言われた。

そう言えば、ずっと前に

重度の身体障碍者の方たちの前でコンサートを開いたことがあって、

 

そこでも同じようなことを言われたことを思い出した。時々言われることだ。

 

違う言いかたをされる場合もあるが、私の音が肌にいい刺激になって包まれて気持ちよくなるらしい。ある意味マッサージのようなものというのか。

 

その障碍者の方々のところでのコンサートでもそうだった。

普段は、音を聴くとびっくりして逃げ出してしまう少年や、怖がる方もいたそうなのだが、

30分近いコンサートでは、私のドレスの裾が触れるくらい足元に寄って座り込んで聴いていたんだよなぁ。(その時はまともなロングドレスで演奏していた。)

主催者の方がヴァイオリン好きで、そのときも私一人で弾いたのだったが、それが良かったのか、皆さんすごく気持ちよくなって下さったようだった。

 

音は空気振動だから、敏感な人や繊細な人にはそれが伝わるのかもしれません。

 

私は、肩当てをしないから、自分自身も楽器と音と一体になっていたいし、

どこまでも敬愛するヴァイオリンという楽器と弓で肉体まで心地良さを感じてもらったら、それは最高に幸せだなぁと思いました。

温泉みたい、だってさ。

 

写真は、最近イメチェンしたから撮ってみたやつ。

そんな、今日でした。

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