最近、楽器を弾いたり作曲したり文章書いたり、と様々なことに挑戦しているのですが、
私の軸はクラシックのヴァイオリンにあるなぁ、と感じる。
物事を考えるとき。なにかできないこと、難しいことに当たったとき。
ヴァイオリンでやっていることを基準に考えている。
つまり、ヴァイオリンで弾く音階やら苦手な重音やらパガニーニの難しさ、ベートーヴェンの重厚で宇宙にまで広がる深い世界、モーツァルトの人間愛に素敵なセンス、バッハの神の言葉、そして私はそれらをまるで弾けやしていないこの野郎!
と試行錯誤しているところが、全ての物事に対する基準となっていて、
その基準によると、このピアノを弾くのに私はどのくらい時間がかかる、だとか。この歌を歌うにはどのくらいのレベルになるだとか。
そんなふうに考えている。
で、まぁ
ヴァイオリンだったら、ロックのすっごい渋いやつとかキレたヴォーカルとか、そういう表現も、自分の中のクラシックに置き換えると「うぉ~後期ロマン派な音だ」「超バルトークっぽい!」「この雰囲気完全にイザイ」(※全て個人の主観です)
みたいなことを無意識に思っているし、きっとそういうふうに弾きたいと思っているんだと思う。だから、あまり考えることもなくそれぞれ雰囲気に合わせて弾こうとしているというか。
で、ピアノとか歌とかバレエとか文章は、とてもここまで至らない。考えたくても考えられないんだな。
ほんとは、ギターも弾きたいんだが。
写真は、無意味にギターとツーショット。
そんな、今日でした。