コンサート

『難』 2019.0425

今日は山に行ったり、練習したりしていました。それぞれ、いろんなことを感じた。

ずっとずっと遥か前から自分で感じていたことで、昨今は周囲にも理解されるようになったことがあるのですが、

 

自分で思う以上に、

私は芸術家気質で扱いが難しい。

 

ほんとに、自分でも難しいのです。

 

今日もさ、さっきまで Keynoters に連載している記事を書いていたんだけど、そこに載せる音源を少し聴くだけで、気持ちが溢れて仕方ない。

それを無視して次の文章へと進む。

その作曲家の彼の人生や作品を想うだけで、全てがいっぱいになってしまう。

 

その、繰り返し。

 

皆さまは、ご存知だろうか。それを知ったら眠れなくなる旋律のこと。読み物のこと。映画のこと。バレエのこと。

 

珍しい作品のこととは限らず

きっと巷に溢れているものだったり。

 

でも、囚われてしまうのです。

夜は更けるが眠れなくもなり、日中もなにも見えなくなってしまうのです。

 

私は、こんなに目が大きいのに

歩いているときだって、ろくに見えていやしない。あのいろんなものでいっぱいで、頭も忙しいんだ。

まるで、でくのぼうのような目だ。なんの役にも立ちはしない。だから転ぶんだ。

 

なんだか、中原中也のような気分もしていますが、こう公言するのは初めてだな。

 

今日は、少し練習できた。長い時間だったけれど、少し、という感じだ。

そんな、今日でした。写真は、笑顔のラママ。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

 

 

 

『和』 2019.0422

今度24日水曜日に、いつもお世話になっている原宿カーサモーツァルトで「和美  wa・bi 」というコンサートで演奏するので、今夜はそのリハーサルでした。

 

これは、日本の音楽を伝えようという内容で、

日本の古い歌から、現代風(だけど、歌詞はとても日本的)な歌というプログラムになっています。

そう、これは歌のコンサート。私は伴奏や対旋律、一曲ソロもあります。

 

この歌の方は、不思議な女性で

初めてお話ししたのは、去年の大晦日でした。

体調不良に悩む私に「日に当たってないでしょ、日当たり悪いところに住んでるから、毎日午前中のお日様を浴びなきゃだめだよ。」と真実ズバリなアドバイスをしたお姉さんです。

歌い方は、まるで大地や地球のような大らかな力強さを感じます。

普段、クラシック以外の音楽をまるで聴かない私だけど、なんかいいんだよな。

 

コンサート詳細はこちら。

4月24日 原宿カーサモーツァルト

開演19時半(開場19時)

入場料2500円(ドリンク代別途)

 

唄 愛鷹有羽

ヴァイオリン 田中幾子

ピアノ nao

ベース 東純二

 

写真は、さっき帰ってきて食べた黒蜜寒天。

そんな、今日でした。

 

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『脱』 2019.0420

今日は昨日の疲れが残っていたのですが、わりと練習ができた一日でした。

この練習、というやつは、あっという間に時間が過ぎる。

気が付いたら4、5時間経っていたりする。

 

私の練習は、かのメニューインが晩年の指導のときに言っていたという時間配分をベースにしていて、それは15分ほど弾いたら5分休むというようなやり方にしている。

メニューインいわく、とかく長時間の練習で身体を壊すヴァイオリニストが多いから、このペースを守るように、と言っていたと何かで読んだのだ。

まぁ、実際には30分弾いて15分休んだり、10分弾いて1分ほど休んだりしている。

これ、わりと集中力を持続させないとうまくいかないやり方だと思うので、人によっては合わないかもしれない。

私も、元々は2時間集中するやり方がやりやすかった。けど、まぁ程よい緊張感を長時間保つのも、いいものだな、と思う。

 

短い小休止の間は、ちょっとした家事だったりストレッチだったり。敢えて練習の内容を忘れるのがいいんだな。だらんとしたいときは単にバランスボール座ってTwitterを眺めていたり。そんなふうにして、ヴァイオリンとピアノとやると一日はあっという間だ。昨日の疲れの残りがあるのか、今夜は夕飯も食べる気分にならなかった。ちょっと食べると疲れちゃう日もあるんだな。

 

甘いものが食べたいな。冷蔵庫にリンゴがあったから、明日はアップルパイにしよう。パイ生地を買ってこよう。

写真は、今日の午睡のあとに(言い訳がましいですが疲れてたの)軽いお散歩した近所の神社。あらゆる光の中でこもれびは最も愛おしい。

そんな、今日でした。

ソロコンサートでやるものをがんばってさらっております。 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

『吉』 2019.0419

本日は、生まれて初めて吉祥寺という街に行きました。

そう、初めてだったの。

 

それで、吉祥寺ブラックアンドブルーで演奏してきました。

 

歌はまだ慣れない。歌があると思うととても緊張する。

しかも、歌に関しては歌詞をあまり覚えられない。何度歌っても、だ。私には歌う能力は皆無なんじゃないか(まぁ一応ヴァイオリニストですし)と思ったりする。

 

今日は、他の出演者の方々の歌う表現力に驚いたなぁ、声でできることの豊富さ。これは、自分にはまるでないと思った。

すごかった。(語彙力の欠如がみられる今夜です。)

 

あとねぇ、開演前に少し吉祥寺を歩いてみて、面白かった。

有名なケーキ屋さんを見つけて、入りたかったけれども、緊張しててそこまで余裕ないから諦めた。

井の頭公園は、入り口付近まで行ったよ。今度は中に入ってみたい。

 

今日のプログラムは以下の通りです。

 

・映画「サウンドオブミュージック」より「マイフェイバリットシングス」

・The Police  / Message in a bottle

・バッハ / 無伴奏ソナタ第1番よりプレスト

・バッハ / 平均律クラヴィア曲集より1-1

・Ikuko Tanaka / メトロ

・Ikuko Tanaka / 雨女

・ボロディン / オペラ「イーゴリ公」より「ポロヴェツ人の踊り」

・Eurithmics / There Must Be An Angel

 

それにしても、私はまだまだ。ライブハウスというところにはまるで慣れてないなぁ。音の響きに毎回驚いている。

ブラックアンドブルー、本日来られたお客様方、出演者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『終』 2019.0411

昨日は全国的に冬の寒さに戻った日でしたね。連日の特訓で、だいぶ身体も強くなってきてはいるものの、やはり急激な気温の変化には抗えない。

というわけで、今日は見事にダメ人間と化しています。

 

いやぁ、だって全然眠れなかったんだもの。大人になった私はよく眠れるのだけど、久しぶりに幼少時代の不眠少女に舞い戻ったようだったのだ。

で、どのくらいダメっぷりを発揮しているか正直に申し上げますと

 

もう、寝間着。(夜7時46分現在。)

 

早い、早いだろぉ!!?

 

一応、ついさっきまで仕事してました。昼間はリハーサルだった。

でも、もう寝間着。

 

つまり、本日の田中幾子業務終了、ということでございますな。

もぅあとはお寝間着でダラダラ過ごして(全てを放り投げて)テキトーに寝るんだー。

 

今日の写真は、昼間の渋谷でのリハのあと、昼食を食べた喫茶店がなんとも古くて、ミックスサンドウィッチの玉子サンドがなんとも丁寧に作られていて美味しくて、私の産まれる四半世紀くらい前からやっていてもおかしくなさそうなお店が今も客が絶えない繁栄ぶりで「すごいなぁ」と思ったのだけど、写真を撮ってないから、代わりにちょっと前におうちカフェをやりたくて作ったツナサンドの写真。

このときは、バゲットにキャベツの千切りとツナを挟んでチーズのせて焼いたんだった。これも、なかなかいけた。

 

 

ここで、私は新事実を発見する。

オチとタイトルの漢字が一致するのは、今回が初めてではないか!?(※本文中のどの部分をオチとするのかは、定かではない。)

 

あー、あと、サイトの Diary や、 News などのコンテンツそれぞれに少しずつ工夫を凝らしています。面白いといいな、と思いつつ。

そんな、今日でした。

 

がんばってるからぜひ来てください。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

 

 

 

『再』 2019.0405

こんばんは。田中幾子独り語りの時間です。

 

なんか、深夜ラジオにありそうな語り口で始まりました、本日の田中幾子日記。イントロに見合った内容は、当然ない。

 

今日はですね、特訓をお休みして、例の山(※)へ出かけて参りました。

例の通り、街までの道のりも含めた下山(今度は迷わなかった)、トータルで3時間ちょっとの運動ですね。で、帰りにまたマックとサウナによるという私的お約束コース。

山に何しに行くのかって、

 

(「そこに山があるからだ」のような歴史的名ゼリフを期待しちゃあいけませんぜ、そこのアナタ!)

 

木々が奏でる風の音が好きだから。

 

例えば、シベリウスのシンフォニーには、自然そのもののような音や風景がたくさんあると思うのですが、私はシベリウスのヴァイオリン協奏曲が幼いときから大好きなんだよなぁ。特に第2楽章。

 

関東地方は、風が強いから。その風の音から、かの音楽に入れる気がする。

ヴァイオリンも弾かずに、山へ行って、歩き回って帰ってくる。特に、竹の音が好きだ。

 

たまには、こういう日があるのも創作人生にはいい気がする。

 

と、またオチもなく終わるの。ほら、最初に予告した通りだったでしょ?

 

そんな、今日でした。

 

創作物をお披露目するコンサートはこちら→2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

※初「山」日記 『山』20190311-2

その後、再「山」日記 『男』20190324

 

『昨』 2019.0401

昨日の La.mama 。

今まで表の入り口付近をあまりちゃんと見ていなかったのですが、ちゃんと見てみると、私でも名前を知っているようなバンドやお笑いの人たちの写真やサインがびっしり。

最初にご挨拶に伺ったとき、ブッキング担当の方が「ミスチルやスピッツがここから出たんですよ。」

と、仰っていたのですが

改めて、その歴史を感じたのでした。

 

おかげさまでそのくらい、 La.mama で弾くことに慣れてきたようであります。

 

今回の曲目は、今までと代わり映えがするのかしないのか。

 

ヴァイオリン協奏曲より第3楽章/ブルッフ

ヴァイオリン協奏曲より第3楽章/メンデルスゾーン

ポロヴェツ人の踊り/ボロディン

Message in a bottle / The Police

There must be an angel / Eurythmics

My favorite things

無伴奏パルティータ第3番よりガヴォットとロンド、ジーグ/バッハ

無伴奏ソナタ第1番よりプレスト/バッハ

 

このようでありました。

 

ここで、その様子の一端をご覧下さいませ。

 

この他にも、昨日弾いた動画をアップロードできそうなのですが、何分動画編集が苦手なため、とりあえず今回のご報告ではこの一つにとどめておきます。

 

このライブハウス活動。いろんな人たちに広く聴いてもらえることと、クラシックの可能性を感じられるのがいいね。クラシック音楽は世界遺産のように素晴らしいのだから。その趣旨をロックど真ん中な La.mama でご理解頂けてご協力頂ける、その意味は大きいと思うんだよなぁ。

 

で、ここから得意とする脈絡のない内容へと突如移行するのですが、

2月から始めたこのサイトも日々の駄文の成果と申しますか、ページ数だけは無駄にございます。

 

それでね、これから人気記事とそうでないものとを時折 SNS で流そうかと思うの。実は、先週からフロントページにおいては「今週のトップ/ワースト」を毎日発表しているので、お気づきの諸氏もおいでだろうと思った上での決定でござる。

 

でありますゆえ、ご興味ご関心をお持ちの本サイト読者貴兄らにおいては、某のTwitterやFacebook、インスタグラム等をチェック頂きたいと思った次第なのよ。流し方についてはこれから熟慮致します。

ちなみに、本サイトにおいては記事タイトルと本文はあまり関連性がないことが多いというのが私の認識です。

 

ふー。

こういう、硬い、固い、堅苦しい、こういうのが好きなんだ!!

もぉ、このくらいでおしまいと致します。

 

そんな、今日でした。ラブ熟語だぜ。

 

 

『黒』 2019.0329

そういえば、私の初ソロコンサート(厳密には初めてではないのですが、ピアノと歌もお披露目したのは初めて)はまだ数週間前のことだったんだな、と月日の流れにびっくりしている。

その翌週に、阿佐ヶ谷ヴィオロンでバッハの無伴奏パルティータ第3番全曲弾いたからかな。合間に曲を書き、動画を撮り、今週は秘密の特訓といい、びっくり箱のような人生である。もう、あれから1か月以上は経っているような感覚だよ。

そうして、明後日は今年からお世話になっている渋谷 La.mama でオープニングアクト出演です。

そのあとは、4月14日に渋谷松濤ムジカチェレステでクラシックの室内楽、24日に原宿カーサ・モーツァルトで日本の和を歌でお届けする「和美 ~wabi~」にも出演が決まっておりまして、

大層、ありがたいことです。

 

それぞれ、内容も雰囲気も違うのですが、

頭の片隅に、それらの曲や内容、背景をイメージしながら、練習は目の前のものをメインにやる。

今のところ、私はそんなふうにして挑んでいる。

 

ムジカチェレステで演奏するベートーヴェンも、やはりベートーヴェンらしい大きさがあるし、その響きを想像すると、リハーサルでの音出しが楽しみで仕方ないんだよなぁ。やはり、私はクラシックのアンサンブルが大好きなんだ。

ベートーヴェンといえば、実は最近ひっそりと彼のピアノソナタを部分的に練習している。単純に、弾いていれば音楽が身体の中に入るから。これは決して人前にはお見せできない部類の研究のようなものなのですが、こんなふうにして、ブラームス、ラヴェルも少しだけでいいから、ピアノを通して身体に欲しい。

ヴァイオリン的目線とは全く違う、じわじわ入ってくる感じがまた、この世にこれ以上面白いことがあるかよ、という気分になってくるのです。

 

とまぁ、本日も特訓後にはまるで朽ち果てる女であり現在も疲労進行形であるゆえ、もう、とっとと寝てしまえ、という気分の今現在でございます。

写真は、練習に必要な三種の神器の一つとでも呼びたい、バランスボールでありますが、いくぶん写真が生々しかったゆえに、モノクロへと加工を施してみました。正に、欺瞞に満ちている。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『男』 2019.0324

今日は、仕事帰りに例の山に寄って帰ってきた。

 

先日、ソロコンサート翌日に登山と下山をした『山』 20190311-2以来、山の気持ちよさに開眼してしまったようで、

わざわざ、寄ってきた。

 

そして、この道中に付き合ってくれた知人に、写真を撮ってもらったのだが、

どうだ、この仏頂面。

 

まるで、男のようではないか。

 

ふと、思い出した。

私は、「いくちゃん、男前だよね~!!」と女の友人に言われてそれを喜んでいたのだった。そうだ、私は男前なんだ、中味は。

 

そんな、今日でした。

 

がんばっているので、ぜひお越し頂きたいソロコンサートのお知らせ2019.0505 「青の時代」 Vol.2