先生

『合』 2019.1216

昨日は、代々木のライブハウスBarbaraで小説家の津原泰水先生のライブにゲスト出演してきた。

「サポート」というものですね。先生がヴォーカル、ギターを演奏なさるので、そこに音楽をより盛り上げられるような動きを添えるのが役目です。

リハーサルは、数日前に一回。

 

30分程度のステージだったのですが、気が付いたら本番ではずいぶん息が合っていたようだなぁ。

 

津原先生は、本業でご多忙なので実際にお目にかかったことは数回しかない。確か、9月に初めて先生の文章講座にお邪魔したときと、講座の受講生の方々交えて中野坂上のビールバーをご紹介頂いたとき、先日の私のコンサート『美会夜会』、あとリハーサル。こう数えたら4回だ。しかも、コンサートや講座のときはそんなに会話できないし、こんなに少ししかご一緒していないということに改めてびっくりしている。

 

ただ、ロック音楽に疎い私にたくさんのことを教えて下さるので、時間が短くとも先生の何かが私の中に入ってきているのかな。そう考えてみると恩師ともそうだと思った。60分レッスンを週に1回受け続ける関係を長年続けると、お会いした時間以上の多くのものを受け取り、強固な師弟関係が築かれるものだ。もしかしたら、それに近いのかもしれない。

そんなわけで、この度もたいそう楽しい本番の時間でありました。カッコいい写真をたくさん頂いたので、今回に限り写真多め。

 

そんな、今日でした。

『抜』 2019.0905

私は、非常に抜けている女である。

最近、私のことを知った方には驚かれることが多いのだが、

実は、いわゆる「天然ボケ」なのだと昔から言われている。

 

そうだなぁ、肌着の裏表を間違えたままだったり

事務的なことはとてつもなく苦手だったり

少しでも、興味を感じられない物事については、一切覚えられないし

 

だから、はっきり言って、芸術以外のことは全くできない。

 

この日記を毎日続けているではないですか、と言われそうですけれども、

 

ほら、文章を考えることはさ、楽しいから。

 

毎日通勤電車に乗って同じ時間に会社に通う、ということは絶対にできないな、と悟った高校時代は、私は遅刻せずに登校できた日数は全登校日のうちの1割にも満たないのではないだろうか。

別に、遅刻したいとか、敢えて遅れようとか、

そんなつもりは毛頭ない。

 

そう、正に毛ほども思ってやしないのだ。

 

なのに、なにゆえ私は遅刻する?微妙な3分や5分。あの頃は、遅刻で後ろに立たされて、立ったまま寝ちゃってたなぁ。あれ、辛いんだよな、足がガクッてなる度に目が覚めるし、罰として立たされてるのに寝ちゃって更に先生の怒りを買うし。好きで寝るわけじゃないんだよ、要は退屈なんだよ。あ、先生すみません。

 

ま、そのぶん芸術につぎ込んでると思って頂ければ幸甚でございます。

写真は、ニコライ堂に行ったときの帰り、神保町のさぼうる2でゾウさんと撮った自撮り。母が仕立てた手縫いのワンピース。

そんな、今日でした。