昨日は、神田ヴァイオリン娘活動で知り合った方に連れられて、神田の深部に入ってきた。
神田の老舗インドカレー店「葡萄舎」だ。ぶどうしゃ、と書いてぶどうやと読む。
そう、カレー屋だ。
年季の入った店内の様子。使い込まれた古い木製のカウンターに木のテーブル。壁が薄汚れているのは、煙草のせいか。
間違いなく、一人では入れない店だ。
オールバックの髪の毛を後ろで一括りにしたオーナーは、1960年代にヨーロッパからインドを5年間も旅したらしい。音楽を愛し、古い時代のスピーカーから流れる音は店の木と反射し柔らかい。店の雰囲気もその音のようだ。
だって、葡萄舎なんて店の名前なのに、
メインはインドカレーだし、
夜のメニューといえば、しめ鯖、煮凝り、さつま揚げ。
もちろん、カレーもあるしベジタリアンも食べにくるという仕上がりは、びっくりするくらい美味しかった(私には)。
あと、どれもこれも大盛りたっぷり。
古い時代のお話しをうかがったり、神田の様子を教えてもらったり。どれもこれも許される懐の深い音と店。
神田ヴァイオリン娘も少し神田のエキスが入ってきたかも。
ここでライブやるときは、お知らせします。
そんな、雪の夜でした。