『解』 2019.0908

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今日は、モーツァルトのフルート四重奏曲を演奏した。

割り合い、リハーサルを丁寧に時間と回数をかけていったのだが、

 

こうしていると

気が付かないうちに、いろいろなものが自分の中に入ってくるようだ。

 

面白かったのは、それのリハーサルの帰りのある日、

私のオリジナル曲で『メトロ』という曲が、いつかこれをピアノトリオにしたい、と思っていて、

そうしたら、

その帰り道でトリオアレンジのイメージがパッと思い浮かんだんだよな。

 

『メトロ』。公開当時より今のほうが断然カッコよく弾ける。

 

 

モーツァルトという人は、シンプルとよく言われるが、

もうちょっと追及すると、

絶妙なバランスで音楽を構成させている感じだ。

 

まるで、サーカスの妙技かな。

 

少しでも、タイミングがずれたり、バランスが取れなかったりすると身の危険どころか、命まで危なそうな、妙技の世界。その魅力。

 

ギリギリのところを交わしていくのだから、

実は、モーツァルトを演奏するというのは、非常に難しい。

 

で、その絶妙かつ微妙な繊細さの真っ只中で長い時間を過ごすと、何かしら入ってくるようで、

それが、とても大きい材料となりそうな気がしている。

 

なんだって、自分で弾くのが一番だよね。

 

何はともあれ、皆さま台風15号にはお気をつけください。

写真は、姪っ子監修画像。

 

そんな、今日でした。

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