チェロ

『懐』 2019.0930

先週末はクローズドのコンサートで、チェロとデュオ演奏をしていた。

その日のメインの曲は、ヘンデル作曲ハルヴォルセン編曲の『パッサカリア』という曲。これがなかなか手強い技巧的な作品なのですが、久しぶりのチェロとのデュオは楽しかったな。

 

最近、いろんな編成で演奏することがあって、

一番多いのは自分一人っきりのヴァイオリン一本。次にとみーのクラシックギターとのデュオ。それから、フルート四重奏やポップスのサポートなんかが今年はあった。カホンと歌、なんかも面白かった。ピアノと思いっきりデュオ演奏するのは11月24日『美会夜会』で久しぶり!という感じだ。

 

それにしても、いろいろな編成でやっているとそれぞれの楽器の特性、音の出方や響き方なんかがそれぞれ全く違っていて、それが実はアンサンブルにも大きな影響があることに気が付いてくる。

 

とみーのギターに慣れてきた私は、チェロとやると懐かしさで胸がいっぱいになる。

 

あぁ、チェロってすごくいい楽器だな、もっともっとやりたいな。

そう、思う。

 

そのうち、ヴァイオリンとチェロのデュオ曲を何か書くかもしれない。だとしたら、それはその大好きなチェリストとのためだ。

早く、また一緒に弾けるといいな。

 

そんな、今日でした。写真は、神田明神の近く。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『弦』 2019.0920

昨日は、リハーサル三昧だった。

 

来週末、チェロとクローズドコンサートがあるので、メインとなるヘンデル/ハルヴォルセンの『パッサカリア』などを合わせて、

その直後はギターのとみーと『パガニーニ・ミーティングス vol.3』のリハーサル。

 

チェロの友人もとみーも付き合いの長短はあるものの、とても大好きな仲間だし、それぞれの音に合わせて音を考えていくことも気持ちいい。

チェロに合わせるのと、ギターに合わせるのでは、様々なことが違う。

 

昨日、如実に感じたのは音程の違いかな。

 

ギターは、フレットに当たった音がするから。ほんの少し金属的な音がする。

チェロは、ヴァイオリンに近い。

 

それだけでも、音程の取り方が変わってくるので、調弦も変わってくる。

 

実は、私は

とみーとやるとき専用の調弦の仕方、というのを持っているのだ。

 

とみーと付き合うようになって、いろんなギタリストの方々の演奏を聴かせて頂いたり、ご一緒したこともあるのだけど、

あいつの調弦の響き、ってもんがあるんだよね。

 

それにしても、こういうことをやっていくというのは非常に面白いものだな!

願わくば、このままずっとこれを追求していけますように。

 

写真は、日比谷公園の向かい。

そんな、今日でした。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『立』 2019.0806

立って弾くか、座って弾くか。

私は立って弾くことが好きである。

座っているとどうも「座り」が悪い。

 

なぜだろう、やはり全身が楽に使えるからではないかな。演奏というのは、見えていないようで足の脱力なんかも大事なものだ。どこをどう使っているか、説明などできないほど様々な動きを担っている。

でも、例えばチェロやピアノ、クラシックギターだって座って弾く楽器なのだ。

どうやって弾いているのだろう?私は自分も多少ピアノを弾くが、私の共演する友人たちはそんなレベルじゃなく弾きこなす。

私は、日常の練習もずっと立って弾くタイプなので(長いと6時間くらいか)尚更、座ってヴァイオリンを弾く感覚がわかりにくいなぁ。ヴァイオリニストによっては座って練習をする人もいるらしい。私なんて、最近の本番で難しい曲は靴も脱いで弾いてしまったりするし、常に楽器と自分だけでいたい願望が強いのかもしれない。

 

ちなみに、どっちのほうが演奏がいいのかは今のところ判別しようがない。というのは、一つの本番で立奏と座奏と両方で弾いた経験がないから。それに、座っていても本番ではとても楽しく弾いているから、実際のところは関係がないのかな。

 

ま、明日もめいっぱい練習しよ。

写真は、昼間作ったタンドリーチキンに使用したカレー粉。KALDYで買ったもの。チキンの写真は、見た目が不出来だったため割愛致しました。

 

そんな、今日でした。

これは立って弾く。独りコンチェルトもやるから。ソロコンサート「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』