こんばんは。もう、田中幾子はおしまいです。終わりです。

なぜなら、

 

暑いから。

 

この絶望的な暑さの中、だいぶ生命力も落ちているので、今日は山以外の運動も控え、ひたすらパガニーニを練習していた。

正に、体力の全てを掛けて練習した、と言っていい。

 

とみーと私が弾いている、パガニーニのヴァイオリンとギターのための2重奏曲は、どの曲も、大体おかしい。どこか変である。ゆったりとした曲なんか、メロディはとても美しいのだが、ふとしたところに普通ならいれないようなものが入る。なんか、トラップがあるんだな。美女の罠、とでもいうか。甘い罠ならいいんだが、そうじゃなくていきなり山葵がツーン!という感じ。

まぁでも、日本じゃ演奏されたことのないというそれらを練習していると、カプリスも面白くなってくるし、どんどんイメージがわいてくるからいいのだ。

ですので、8月11日お昼はぜひ駒沢大学駅すぐのエムズカンティーナにお越しください。私たち2人でないとできないものをお聴かせします。

 

そんな、今日でした。写真は、去年の夏に焚いていたお香の箱。

こっちはまだまだ終わらない。ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』