恐らく私は書物と同じように、楽譜を見ることも好きなのだと思う。

だからこの日記にも写真を載せたくなるのかな。

 

例えば、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の1楽章、ソロのパート譜でいえば2ページめにあたるところにあるようなアルペジオは見ているだけで感動してくる。なんて美しいものを書き残したのだろう、と譜面そのものに立ち昇る美しさを見ているわけだ。

そこで言えば、バッハの無伴奏の譜面はまるで漢文のように見える。それも、白文。これを書き下し文にすることがバッハの演奏だと思っていて、その作業が終わるまではそもそも練習にも取り掛かることができないような作品群である。

 

で、見ていて圧倒されるのは例えば、ピアニストな作曲家の作品。シューマンやブラームスのピアノのアルペジオには、ヴァイオリンには出せないある種の色気を感じるのだ。(※ドビュッシーやラヴェル、フォーレなど、いわゆるフランスもののピアノは残念なことに私には譜面からは容易に音楽の想像がつかない。)

 

ピアノは、とても好きな楽器だが、

ピアノがもつ透明な音色であの音列をやるから、

 

ものすごく色っぽく感じるのかな。。

 

そんなの、私だけかな。

 

答えが出ない、でもずっと探している。ちっちゃいときからずっと。

 

 

写真は、こないだとみーのところに行った途中の渋谷マークシティ。久しぶりだなぁと思ったらLa.mama に行くのと同じルートだったからで、La.mama には3月以来出演していないからだった。

そういえば、今年は La.mama から始まったもんな、と自分の記憶の理由を思い出す。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」