恵比寿

『津』 2019.0907

田中幾子のお時間でございます。

 

今日の午後は、作家の津原泰水先生が開講なさっておられる文章講座へとお邪魔してきた。

読売新聞のカルチャースクールなのですが、見学ということもできる。先生ご自身がTwitterでそう呟いておいでだったのです。

 

最近、「音楽と小説で世界観を表したい」と思いながらも、そこは自己流じゃいかんだろ、やはりプロの世界を覗き見なければ!と思っていた矢先に見かけたので、「お、こりゃラッキー♪」とばかりに恵比寿までのこのこと出向いて行ったのだ。

 

実際の先生は、話しぶりも口から出る表現も、

これはTwitterの何十倍も面白い!

 

また、言葉選びのセンスが素敵。

勝手ながら「小説におけるエンターテイメントを実現されていると、こうなるんだ。」

と、思った。

 

いや、格好いいんですよ。

話のまとめ方、伝えないといけないこと、そこに垣間見える輝き。

 

あぁ、これがプロってもんだなぁ。。。

 

短い時間でしたけれども、大変興味深い内容を無料でお聴きしてしまい、挙句の果てには先生や受講生の皆さまとお話しすることもでき、その上小説の世界の面々というのも、音楽とは全く違う雰囲気で恐ろしく楽しい愉快な人物勢ぞろいで、

なんというか、

これぞ、堪能しました。。。という気分なのであります。

 

あ~、がんばろ。いろいろやってこ。やるよ。田中幾子はとことん行ききるぜ!!

 

写真は、お土産に頂いたお菓子。ロシアのよね?

そんな、今日でした。

11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『好』 2019.0421

この日記に以前も書いたことだが、私は両親が東京の人(母は北海道稚内の人ですが、東京の大学を出て結婚したのも東京だった。)であるからか、東京という街が好きである。

各街に、いろんな顔があり、歴史があり、時間がある。

 

歩くのも好きで、

自分のお気に入りの街は歩いていて飽きない。

 

風の具合や、匂い。

 

どうやら、そのへんで好き嫌いを判断しているようです。

 

まぁでも、わりと静かなところが好きかな。

渋谷なら松濤とか、あるいは明治通りから恵比寿に行く途中(地図が読めない女の代表的感覚を持つ私はこのあたりで間違えて広尾に出てしまったりする。そして広尾も好きなんだ。)、表参道は人通りがないようなひっそりとした通りが好き。

いかにも大都会な大きい街より、そういうところのほうが好き。

サントリーホールなんて、周囲に大使館なんかがいっぱいあるところもいいなぁ。駅から少し離れたところ。緑も多くて、人や車も少ないような。シーンとした、都心の真ん中。

 

で、一度行ってみたいのは桜田門駅。あの駅名を初めて見たときは、軽く興奮したよね。「井伊直弼!」って。まだ降りたことがないから、何もない日に目的もなく遊びに行ってみたい。

 

本日の写真は、昨日練習したカール・フレッシュ。えーとね、ヴァイオリンの音階教本です。私はこの本を軽く半世紀以上は使っている気がするくらい、子供のときからずっと一緒。今日は、これの次の変ロ短調を練習した。このフラットの多さがいいのよ。ある意味この複雑な響きは都会的と言えなくもないかもしれないな、とこじつけて本日も終了致します。

 

そんな、今日でした。

そんなに複雑な調号の曲は弾かないソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2