このところ志賀直哉の作品を読んでいる。といっても、移動中の電車内で数分読むくらいだったりするのですが。遥か昔に読んだはずの「暗夜行路」や「小僧の神様」などを読んでいる。
不思議なのは、以前の読後感とは全く違う感想を抱くことだなぁ。
そういえば、ヘミングウェイの「老人と海」なんかもそうだった。10年ほど間を空けてまた読むと、以前とは違うものを感じ、私は恐ろしく感動したのだった。
それにしても、こういう簡潔な文体の物語はいいな。あのロシア文学だったりフランス文学だったり一向に終わりそうにない文体と長さは、終わりにたどり着く前に、ついていけなくなってしまう。
いつかは読破してみたいんだけど。「失われたときを求めて」は。
そんな、今日でした。写真は、先日の移動中。
エッセイはお配りしますが文豪のような素晴らしいものは当然書けません。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」