暗記

『数』 2019.1011

子どもの頃から活字が好きだ。

主に、日本語が好みで次にアルファベットだろうか。数字はそうでもない。

そう、数学者の娘のくせに、数字には全くと言っていいほど愛着がわかないのだ。

 

なんのイメージもないのかというと、そうでもなくて、

2や4といった偶数には柔らかさを感じるし、5のバランス感、13の怖さ、17となると逆に面白さを感じる。

 

こんなふうにして、見た目から受ける印象というものが、そもそも私がその分野を好きになるかどうかというところにおいて重要となってくるため、

 

このイメージと、いわゆる数式というもので行わないといけない事柄の差異がとても気になってしまう。

何をやっているのか、意味がわからなくなってきてしまうのだ。

 

漢字だったならば、漢字なら、見た目や読みと文中においての役割の相関性が理解できるのだが、

数字からは、それが得られない。

 

そういえば、高校時代は数学の試験で英語並のレベルに丸暗記したときだけ100点中80点だったな。英語の30倍くらい時間がかかってめんどくさいからその一度でやめたんだった。

 

でも、でもね!

演奏のときには数えてるから!ひたすらカウントしてますから!

 

 

そんな、今日でした。写真は今日のお出かけ先。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『覚』 2019.0830

早いもので、もうじき8月も終わりを告げようとしている。

不思議だなぁ、時の流れというものは。

 

芭蕉の書いた「月日は百代の過客にして。。。」という文言の響き、こういうときにいずこからか、思い出す。

 

昨日、暗譜をすると、初見ができなくなる、と書いたばかりなのですが、

あのあと、寝る前にふと気が付いて、違うやり方を少し試してみた。

 

暗記と暗譜と、それぞれ違うやり方でやってきていたのですが、

もしかしたら、今までの暗譜のやり方に加えて学生時代のときのような暗記のやり方でも暗譜に向かったら、自分の中身が少し成長できるかもしれない、と思ったから。

久しぶりに試したそのやり方は、うん。懐かしいしこれも良さそうだ。

 

高校時代を思い出す。深夜に丸暗記して翌朝7時40分からの試験に挑んだこと。

 

もうちょっと慣れたら成果が上がるかもしれないので、そうなったら初見もまたできるようになるのかもしれません。

と、嬉しくなった。

 

そんな、今日でした。

写真は、先日のソロコンサート開演前。踊るのも、好きなんだよね。