今日は、とても不思議な感覚だった。

初の体験があった。

 

それは、バッハの無伴奏曲を、組曲として演奏すること。

いつも、演奏のときに、パルティータやソナタの中から抜粋でやっていて、組曲として演奏したことはなかった。

 

曲に入り込んで現世からどこか遠くに行っている瞬間と、曲が終わって、この世に帰ってくる瞬間。行き来するのが不思議な感覚。

クラシック専門の老舗名曲喫茶店で、とても古いバッハの音楽を、まだ新しめの私の楽器と、それよりずっと古い弓とで、無伴奏パルティータ第3番を全曲弾きました。

 

面白い体験だった。皆さま、ありがとうございました。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2