今夜もバレエの練習をしていて気がついたことがあった。
夢は、音になりたいというのが子どもの頃からあって、それは子どもらしい夢であったかとヴァイオリンをやめていた頃なんかは思っていたのだけれども、そうじゃなくて私は未だに少女だった頃と同じ夢を持ち続けている。
去年から始めたヴァイオリン一本活動でそのことに気がついたのだけれども、
ここに来て、その夢の源となる自分の存在を発見した、ついさっき。
それは、
踊っているとき、ひたすら私は流れゆく音楽に想いを馳せ、憧れる。この感覚を音にしたいとヴァイオリンを練習すると音への憧れが焦がれて仕方ない、あぁ今のこの音になりたいよ、この瞬間のこの音に!
そして、私はいつもバレエにも音楽にもその遥か底辺から物語が語りかけてきているかのように思うから、その聴こえない声にも耳を傾けてなんとかしたいとじたばたとする。だって、お話しのないものなんて存在しないから。
今夜は、遥か幼い頃から一貫してあったものを見つけたのだ。それは私自身だ。良かった。
そんな、今日でした。
こんな思いで作ったコロナ禍ソロアルバム『我儘なソリスタⅡ』