楽器

『筆』 2019.1031

文房具が好きだ。

大学進学のために上京して、都会に慣れてきたころに、見つけた文房具店。

 

「伊東屋」だったり、セレクトショップのようなお洒落な文房具店だったり。品川駅の中にあった文房具店も良かったな~。

 

スマート、シンプルで華美じゃないものが好きだ。

 

また、文房具における私の哲学として、

安価であることが大事なのだ。

 

なぜならば、これは日常的に使用するものであるから。

 

いくら見た目や雰囲気が好みをぐさぐさ突いていても、

日用品というものの金額を超えるようであるならば、それは使わない。

 

あくまで、日常の中での愉しみ。

 

そこに、重きを置いているのである。

 

だから、買い揃えるのはせいぜい数百円のもの。

私理論では、楽器以外のものは高級品でなくて良いのだ。(乱暴な言いぐさであるが。)

 

とは言え、見た目は大事。質感も。

 

だから、店頭でしばらく悩み、数日かけてあれこれ逡巡してやっと決断することもしばしばだ。これは、洋服を買うときのようだが、なぜか洋服のときより楽しいんだよな。。。

あと、お気に入りはミュージアムショップで見つけるおしゃれメモ帳です。敢えて女性ぽくないものを持つのが好み。

そんな、今日でした。

 

 

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

『選』 2019.0516

楽器を弾くときは、案外服装選びに自由がない。

というのは、例えば私は首回りは薄い生地でシンプルでないと弾けないな。袖口もひらひらしているのは無理だ。

 

肩当てをしないから、アクセサリーや飾り事情もシビアになる。腕が短いからブレスレットもだめ、指が短いから指輪もじゃまになってしまう。

 

と、できない尽くしなのですが

 

今夜は、自分は弾かないお出かけだったから普段着られないものを着ています。

それが、嬉しいんだぁ。

 

これを着るのはいつぶりかな、去年は着てないんじゃないかな。今度はいつ着られるだろう。また、着たいな。

 

そんな、今日でした。

弾きやすいものを着て弾きますソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

『二』 2019.0504

明日はソロコンサート「青の時代 vol 2」なのですが

明日の結果次第では、その次はないかもしれない。

 

そんなことも考えながらやっています。

 

幸い、そのあとも出演予定の演奏会はあるし、そのほかにも演奏予定のもの、練習しないといけないものは山積みなので音楽は続けていけるのですが、

やはり不安というものも常にあるのですよね。

 

練習で使い果たしてしまう性分だから、そのあと楽器のお手入れをしていると疲れてそういうことを考えてしまったりする。

私の楽器はイタリー製(弓はフレンチ)なんだけど、作られてからまだ30年ほどしか経っていない、いわゆる新作というやつで、お値段もこういう世界の中では「張らない」ものであります。

なんだけど、この楽器になって今度の夏で2年。

この楽器になってから、たくさんのこと、出会いと音楽があり、それはこれからもっと未来につながっていくと思っている。

これになったから、バッハのシャコンヌを弾き始めたんだよな。

 

それにしても、ずいぶんいい色になってきたなぁ。初めの頃はもっと黄色かった。楽器屋さんによると、この楽器のニスは「よく弾くといい色になる」らしいです。そこの社長さんに言われたものね、「よく弾いてますね」って。楽器見ればわかるんだって。嬉しい。

 

だから、この楽器のためにも明日はがんばろう。もっと美しくなってもらうために。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『兎』 2019.0228

寒いと兎女になる。

ずっと前に高島屋のバーゲンで買った、白いファーの耳当て。

寒がりだから、寒いときには帽子やなんかで、頭を守りたくなるんだけど、楽器があると難しい。風に飛ばされそうになるから。

だから、耳当て。

このファーが、ラビットだったかどうか、覚えてないけど。ふわふわしててお気に入りなんだよなぁ。だから、何度も撮ってみた。これは、たまたまうまくいった地下鉄内。

 

そんな、今日でした。

 

そんなふうに練習に行った本番のお知らせ→

2019.0310 出演 「青の時代」