
秋の空はブラームスのホルンの色
空を見上げると、ブラームスのホルンが聴こえてきそうな高い青。
そんな季節になってきた。(私が言うブラームスのホルンとは、彼のピアノ協奏曲第2番第1楽章冒頭に代表される。)
練習も、音楽に必要な作業も室内で行うことがほとんどだから、青い空が恋しくて、できるだけ日中にそれを感じに用もなく歩いたりする。
なんだけど、せわしなさに追われて、気が付いたらもう冬のような夕闇が迫っていて。
あぁ、空が恋しいなぁと思っているうちに、別世界のような違う季節に飲み込まれている、そのせわしなさだけはいつもいつまでも変わることがない恒常性を持っている。
変化と恒常性の関係はいかんともしがたいことに気が付いたことが今日の変化。