Notes

『悩』 2020.1020

今日は悩ましい出来事が起こった。

 

これについて、私は未だ誰にも話していない。家族にも友人にも。

 

これまで、何か起こったらすぐさま誰かに相談していたのだ。その時一番信頼できる誰かに。

 

では、今、その信頼できる誰かがいないかというと。

そうではなくて、私はこの出来事を自分独りで未来に向けて進めていきたいと思ったから、

 

だから、

 

誰にも話していない。

 

思えば、人生の決断時。

 

一番大事な時には自分で決めていたような気がする。私は何かと過保護に育てられたような印象を人に与えるしきっとそうなのだが、私の母は人に「この子は男です」と言う。「普通、女の子は親に色々と相談すると聞くのに、一切相談しない。全部自分で決める」と言う。

 

そうなのかもしれない。それでも、今までは誰かがいた。

 

 

でも、今日からはいない。

私は、私のことを自分で決める。何故なら、このことは説明がし難いからだ。そしてどういう結果になったとしても私は現時点より遥かに幸せだし、今のこの瞬間だって今朝より遥かに幸福だ。そうなんだ。写真は、大昔に描いた竹の絵だ。自分で描いたこの絵が私は大好きだ。竹の成長の様子と竹の持つ生命力。描ききれていない悠久の世界まで感じるからなのだ。そうだ。

 

 

直近コンサートは2020.11/1 Paganini Meetings7  

悩みの先をしかとお見届け下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

『目』 2020.1012

都会生活が長いからなのか、目の使い方がおかしくなっていたようだった。

 

私は裸眼である。

 

それが、この都会で独りでクラシックのヴァイオリン活動を展開するというある意味緊張が常にある生活のせいか、物の見方がおかしくなっていたようだ。ふと、気がついたら見なくていいような駅での光景、街中の看板、物体、それらをつぶさに観察するかのように凝視していたようだった。

 

なぜ、そのことに気がついたかというと、YouTubeを本格的に始めてにPC画面を凝視する時間が今までの数倍ほどに増えたからだ。特にDTMに取り組み始めたことが大きい。

 

先週の今頃、私は書物を開いても数分しかもたない自分に危機感を覚えたのだが、

そのときふと

あぁ、見なくてもいいものは見なくていいんだな

と急に肩の力が抜けたような感覚となり、その日から「敢えて見ない」生活をしてみたらだいぶ調子がいい。

 

これが、目だけの問題ではなく頭もすっきりと穏やかになってくるのだから不思議だ。

思っている以上に余計な雑踏にかき回されやすいのかもしれない。

 

おかげさまで、件の書物は最後まで読み終え、こうしてブログ更新もできるほどになったから嬉しい限りだ。

 

これにより、より周囲を誤解させることがあるのかもしれないので、それについてはあらかじめお詫び申し上げておく次第であります。何故なら、私は何も見ずに何も考えていない時こそ「すごいこっち見てるよね」とか「どうしたの、何かあったの」などと周囲の方々をそわそわと落ち着かない気分にさせてしまうからなのです。無駄に目が大きいからであるようです。申し訳ない。

 

写真は、三省堂本店で仕入れた亀の子タワシのスポンジ。楽しそうでしょ?

そんな、今日でした。

 

狂おしいほどパガニーニ『Paganini Meetings7』

『次』 2020.0927

これをお読みの方は既にご存じであろうが、私は最近You Tubeを始めた。

いや、前からやっていたのですが。本格的に始めた、ということです。

 

コロナ、明けないと思うんだよね当面。来年中だって以前のようにはできないかもしれない。当初から言われていた数年かかるという見通しはそのとおりだと感じる。もちろん、早期に明けてくれればそれが一番願うことでもある。

そんな中、活動場所の確保とそもそも私をもっと知って頂くためには、やはりこういうやり方になるのだ。

 

それでね、You Tubeで定番の曲からやっているんだけど、以前から私に興味持っていらっしゃるあなたにはちょっと物足りないのかもしれない。

 

 

で、以前はこんな感じ。

今見ると、私このクラプトンもっと格好良く弾けるな。やりたいぜ。

あと、神田路上。

 

で、そういう曲を私が嫌いかというとそんなことはなくて、世の中の楽しい音楽は大体好きである。クロノ・トリガーとかやりたい。スマホにも入れてるんだけど、スマホでネズミが捕まえられない。

 

実は次の企画も温めており、それはすごくアーティスティック。文化庁の補助金次第ですがもらえなかったら来年自前でやる。あと、You Tubeをがんばる理由となる目標もあり、それはまだ秘密。

 

本当は言葉でなく、演奏で伝えたいのだが、

そのとき弾いている曲に私は完全に恋しているから、私が弾くもので自分が好きではないものなんてないのだ。でないと暗譜なんかできないよ。なんで覚えるかって、その曲になりたいからさ!私は音になりたいんだ。

 

そんな気持ちで始めたYou Tubeです。ぜひ応援して頂ければ幸いです。画像は最近のお気に入り三つ編みです。

 

 

最後に、懐かしい渋谷La.mamaでのボロディン。実はこれが私にとっての一番の定番なのです。

 

そんな、今日でした。

 

次回本番は11/1『Paganini Meetings 7』

コロナなのでアルバム作りました。『我儘なソリスタⅠ・Ⅱ』

 

 

『Paganini Meetings7』11/1 14:00~

パガニーニ。

世間一般でのイメージは超絶技巧、伝説のヴァイオリニスト……、ちょっと詳しい人なら悪魔のようなヴァイオリニスト、だろうか。

 

実は、彼は同時代の音楽家たちにもっとも影響を与えた人だと言われている。

そうそうたる歴史的音楽家たちが、総じて彼の演奏を聴きに行き、涙し、生き方を変えるほどの影響力があったようだ。リストを始めシューベルト、シューマンのところは夫婦で驚いたようだ。ワルツで有名なヨハン・シュトラウス、あのショパンだってそうだ。ずっとあとになってロシアのラフマニノフもパガニーニのカプリスを元にした、更に悪魔が飛び交いそうな曲を書いている。パガニーニの主題による狂詩曲。ラプソディーのことだが、狂った詩とはまさにパガニーニのイメージそのものだ。

 

特に、リストが受けた影響は顕著だったようだ。このリストという人も音楽史において革新的なことをやっている。きっとその元になったのがパガニーニだったに違いない。

 

パガニーニ。その人の曲はどうなんだろう。

いわゆる超絶技巧が繰り広げられる協奏曲は、音楽としては目新しいものはない。だって、パガニーニは自分のテクニックを知られまいとして、オーケストラが初見でも弾けるような簡単な伴奏しか書かなかったからだ。彼は、演奏会のその日にしか譜面を渡さなかったしすぐ回収した。

 

無伴奏で弾く24の奇想曲。これはなかなか奇想天外で珍しい。

 

更に言うと、彼の晩年に書かれたバルカバ変奏曲。これは、その奇想曲と双璧として書かれたもので、奇想曲並の超絶技巧を必要とする上にギターの伴奏がまた微妙な具合で効いている。実は、これこそがパガニーニの作曲家としてのセンスの発露がある作品ではないかと思う。オーケストラ伴奏の曲とは、まるで異なる妙なるセンス。演奏は非常に難しい。技巧の他に、独特な何かが必要となるのだ。なぜ、ギターとのデュオにはそのような要素を入れたのか。それは彼がギタリストでもあったからなのだろう。そう思う。

私は、このバルカバ変奏曲集をギタリスト富川勝智氏と取り組み続けているから、彼のギター視点での音楽作りを肌で感じている。

 

パガニーニはギタリストだった。その知られざる事実を元に、彼の音楽性をお聴き頂くシリーズ『Paganini Meetings』。次回は11/1です。ヴァイオリニストとしては、彼が同時代の天才音楽家たちを天に昇る心地にまでさせたその音色と表現力を追求したく思います。

パガニーニ・ミーティングスVol.7

2020年11月1日 

14時開演(13:45開場)

出演 Vn:アイティ Gt:富川勝智

会場 M’s cantina

入場料 前売り2500円、当日3000円(ドリンク別途)

ご予約 03-6450-8111 t-moment@kmd.biglobe.ne.jp

主催     moment

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

 

 

Photo 2019

注:一部2018年の写真もあり、そして顔が丸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『幅』 2020.0906

この夏はだいぶバテてしまっていて、このサイトもほとんど更新できなかった。雨の国、佐賀県で生まれ育ったのに、湿気に弱いのです。まるで楽器と同じである。

 

そんな中、昨日はおかげさまでオールパガニーニプログラム『Paganini Meetings6』を開催でき、お客様にもお聴き頂けたしアルバム『我儘なソリスタ』もお買い上げ頂いた。

 

で、数少ないコンサートの合間は何をしているかというと、

練習をするのはもちろんのこと、まぁ日々の動画も撮影しているし、あと案外忙しいのは私は趣味と実益を兼ねてバレエをやっているから、夜寝る前はストレッチとバレエで、バレエ用ストレッチというのは凄まじい筋トレでもあるので非常にくたびれる。ただでも、そのぶん鍛えられると思ってやっている。それに、私は踊れるようになりたいのだ。

 

そう、踊り。

 

あと、皆さんご承知のように私は文学好きでもあるから、自分も書きたい。いろいろな書物に手を出していて、あぁほんとは幼い頃のように一冊をほとんど覚えきるように読みたいなぁ、そうできたら素敵だろうなぁ。

 

それはそうと、ピアノの練習においては、まず暗譜することを心がけるようにした。ヴァイオリンの練習は、音階や基礎練習、練習曲、曲、全て暗譜することから始まっていて暗譜してからが自分と音楽との関係になっていくのだが、ピアノはあまり暗譜したことがない。私のピアノが上手くならないのはここにも原因があると思い、今やさしいバッハから暗譜に取り組んでいます。これは作曲のためでもある。

 

そんなわけで、たいした人生でもないのだが、こうして幅広く芸術を行っていきたい、と思うのであります。写真は、最近アップしたロック動画のサムネイル。かっこいいからぜひ見て下さい。

そんな、今日でした。

動画はこちら

『成』 2020.0810

今夜もバレエの練習をしていて気がついたことがあった。

 

夢は、音になりたいというのが子どもの頃からあって、それは子どもらしい夢であったかとヴァイオリンをやめていた頃なんかは思っていたのだけれども、そうじゃなくて私は未だに少女だった頃と同じ夢を持ち続けている。

去年から始めたヴァイオリン一本活動でそのことに気がついたのだけれども、

ここに来て、その夢の源となる自分の存在を発見した、ついさっき。

 

それは、

踊っているとき、ひたすら私は流れゆく音楽に想いを馳せ、憧れる。この感覚を音にしたいとヴァイオリンを練習すると音への憧れが焦がれて仕方ない、あぁ今のこの音になりたいよ、この瞬間のこの音に!

そして、私はいつもバレエにも音楽にもその遥か底辺から物語が語りかけてきているかのように思うから、その聴こえない声にも耳を傾けてなんとかしたいとじたばたとする。だって、お話しのないものなんて存在しないから。

 

今夜は、遥か幼い頃から一貫してあったものを見つけたのだ。それは私自身だ。良かった。

 

 

 

そんな、今日でした。

 

こんな思いで作ったコロナ禍ソロアルバム『我儘なソリスタⅡ』

『芯』 2020.0726

ちょっと前に、微熱が続いていたことがあったから、いくらか検査したり相談をしていた。私のことを知っている方はご存じかもしれないが、実は元来虚弱体質であるので、微熱といった不定愁訴的な症状は幼少のときからの付き合いだ。いくら検査しようと、何も出てきやしない。そういった人生を歩んできているので、今更という感じではあるのだが、人から薦められたものを一通り行い、結果何も出てこなかった。

 

ただまぁ、人に相談しているうちに、いい発見があって、それは身体の中心線を鍛えるということ。

中心線というのは、身体の脊髄のあたりを上下に通る細い線で、この芯がしっかりしていないと演奏なんてのはできやしないから、割合気をつけてはいるほうであるのだが、これを今まで以上に意識するというのだ。というのは、この線上に大事な神経がいくつも通っているから、脊髄の働きが良くなり、結果血の巡りが良くなるからだ。

 

で、これが

身体の具合と共に、演奏上にも非常にいい。

 

あぁ、今まで気を付けているほうだと思っていたけれども、そうではなくて、

自分のためにずっと求めていくのだな、と思った。自分の芯を。

 

全てにおいて、芯を求めよう。そう思ってこういった写真も撮っている。

 

そんな、今日でした。

『肌』 2020.0722

先日開催したオールパガニーニコンサート『Paganini Meetings5』に来られたお客様に、私の音を聴くと肩や頭のあたりがスッと楽になって、柔らかくなるというようなことを言われた。

そう言えば、ずっと前に

重度の身体障碍者の方たちの前でコンサートを開いたことがあって、

 

そこでも同じようなことを言われたことを思い出した。時々言われることだ。

 

違う言いかたをされる場合もあるが、私の音が肌にいい刺激になって包まれて気持ちよくなるらしい。ある意味マッサージのようなものというのか。

 

その障碍者の方々のところでのコンサートでもそうだった。

普段は、音を聴くとびっくりして逃げ出してしまう少年や、怖がる方もいたそうなのだが、

30分近いコンサートでは、私のドレスの裾が触れるくらい足元に寄って座り込んで聴いていたんだよなぁ。(その時はまともなロングドレスで演奏していた。)

主催者の方がヴァイオリン好きで、そのときも私一人で弾いたのだったが、それが良かったのか、皆さんすごく気持ちよくなって下さったようだった。

 

音は空気振動だから、敏感な人や繊細な人にはそれが伝わるのかもしれません。

 

私は、肩当てをしないから、自分自身も楽器と音と一体になっていたいし、

どこまでも敬愛するヴァイオリンという楽器と弓で肉体まで心地良さを感じてもらったら、それは最高に幸せだなぁと思いました。

温泉みたい、だってさ。

 

写真は、最近イメチェンしたから撮ってみたやつ。

そんな、今日でした。

『録』 2020.0709

地味にオリジナルアルバム二枚目を作成していたのですが、とうとう発売日や内容に目処がたってしまった。

だって、昨日、来週のコンサートのリハでギターの富川せんせにゲスト参加頼んだら二つ返事でオッケーで今日録音したんだもん。渋谷のせんせのスタジオで。おかげさまで超いいの録れたよ!ギターの音がしっかり入ってて聴いているだけで幸せだ!私好みの金属っぽさに深い音色!

 

こーなったら、何が何でも間に合わせるしかないぜ……と、豪雨(誇大表現)の中帰宅したら真っ先にピアノに向かって2回くらい練習して、難しくて自分じゃなかなか弾ききれやしない私的伝説が幾多あるオリジナルピアノソロを録りきったのでした。良さそうなものが録れたから、いいかもしれない。

 

私の夢の一つにさ、

富川せんせとのデュオで、ヴァイオリンの共演はピアノでなくてもギターもいいんだってことを知ってもらいたいというのがあって。二枚目には彼に参加してもらいたかったんだよな。なので、がんばって7/19『Paganini Meetings5』に発売できるようにやります。

 

そんなわけで、たくさん録音しきって軽く放心している今だよ。あ、ピアノに向かう前にうがい手洗いは済ませたからね!19日は皆さんぜひできる範囲で聴きにいらしてね!

 

そんな、今日でした。写真は、彼が使ってるマイク。