2020.0113 『Paganini・Meetings4』

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麗しい淑女の旋律、振り返った姿は悪魔だった。

存命当時から、悪魔の化身と言われ死後も教会に遺体の埋葬を拒否された鬼才ニコロ・パガニーニ。

実は、ギタリストとしても超絶技巧を誇っており、数々の名曲を残しています。ヴァイオリンとのデュオ曲でありながらまるで協奏曲のようなものから、典雅な響きのものまで。流麗な調べはイタリアらしく明るく、実に美しい。

『パガニーニ・ミーティングス』は、クラシックギタリスト富川勝智氏と、その都度趣向を凝らしながら選曲しています。ヴァイオリンとギターのために書かれたデュオ曲から二人のソロまでオールパガニーニ。

今回も、『24のカプリス』と同時期に書かれパガニーニ晩年の大作として双璧を成す『バルカバ変奏曲』や、ギターの響きでないとできない美しい作品などを演奏します。

 

そう、パガニーニの作品は、ピアノやオーケストラ伴奏のものより、ギター伴奏のもののほうが断然面白い(断言)。なぜなら、彼はジゴロ(失礼)をやっていた時代にギターを弾いていたから。恋人と楽しくギター弾いていたらそりゃいい曲の一つや三つできるだろうよ、テクニックは完璧なんだもん。オケで試さないことだってギターでだったらやっちゃうもんね、なんでかって、ヴァイオリンとギターとどっちも超絶うまいから、いっつも難しいパートは自分が弾いて相手を簡単なパートにしていたんだもんね。そんなふうにして、一癖も二癖もある、しかも滅多に演奏されないような曲をいくつも残したってもんだ。

加えて、彼は言葉の使い方にも癖があって……よろしければそれについてはこちらをご拝読下さい。『パガニーニの呪文』

 

今回も、『バルカバ変奏曲』なる、ヴァイオリンの超絶技巧とギターの奇妙な(なんてこった)伴奏による世にも珍しい変奏曲を練習しておりますが、たいそう悩まされているのですよ、その奇妙さに!!うまくいけば、これ面白いんだろうな!!

うまくいかせるしかない……一応プロ稼業でやってるし、富川せんせは、ほら大学でも教えてるからさ……私と違って百戦錬磨だぜきっと……。

 

と、こんなふうに毎回息も絶え絶えになりながら取り組んでいるこのシリーズ。おかげさまで4回目でございます。堂々、新年早々から皆さまの元に奇妙奇天烈ときどき綺麗ドド迫力超絶技巧鬼才パガニーニをお届け致します。詳細は以下。

 

日時:2020年 1月13日(祝・月)昼 13:30開場/14:00開演

出演:I・T 田中幾子(violin)、富川勝智(guitar)

会場:東京・世田谷「エムズ・カンティーナ」
   世田谷区上馬4-4-8 新町駒沢ビル2階
   (東急田園都市線・駒沢大学駅 西口徒歩1分)

料金:予約 2500円/当日3000円 (自由席・ドリンク代600円別途必要)

ご予約&お問合せ:「エムズ・カンティーナ」03ー6450ー8111(留守番電話対応)

予約フォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S13353355/

主催:moment

 

皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げます。

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