シャコンヌ

レパートリー ヴァイオリン一本

ヴァイオリン一本のために書かれた無伴奏作品

バッハ/無伴奏ソナタ第1番全曲、無伴奏パルティータ第2番より「シャコンヌ」、無伴奏パルティータ第3番全曲、他

パガニーニ/24のカプリスより13番、14番、20番、24番、

イザイ/無伴奏ソナタ第2番、第3番「バラード」

 

ヴァイオリン協奏曲(編曲 I・T)

メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調1・3楽章

ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲ト長調3楽章

ラロ/スペイン交響曲5楽章

ヴィヴァルディ/「四季」より「夏」3楽章

 

オリジナルアレンジ(編曲 I・T)

宮城道雄/春の海

The Police / Message in a bottle

Eurythmics / There Must Be An Angel

ボロディン/韃靼人の踊り(ポロヴェツ人の踊り)

マイフェイバリットシングス

 

他、多数

『減』 2019.1014

最近、いろいろな人と出会うことが多くてとても楽しい。

7月に、たまたま神田須田町の『海老原商店』前を通りかかってオーナーの海老原義也さんと親しくなり、およそ1週間後にはそこで開かれたコンテンポラリーダンスイベント「エビラボ」でバッハのシャコンヌを弾き、ダンサーたちに踊って頂いた。

コンテンポラリーダンサーさんたちは、みな元々はクラシックバレエ出身だという。実際、そばで拝見していても立ち居振舞いなんかも美しいのだ。もちろん、肉体そのものも。

そんなわけで、長いことバレエをやっていなかった私のバレエ熱が燃え上がり、そこからおうちでバレエ動画を見ながら練習する、というおうちバレエを始めることとなった。

 

そうするとですね、あのですね

血のめぐりが良くなるのか、

 

酒が呑めなくなった。

 

正確には、これまでよりも酒量が必要ではなくなってきた、というか。

 

弱いものを、ちびちびやれば十分。これまでの大量の酒は、一体私のどこに消えていたのだ?と自分でも謎めいた人体の不思議を感じるが、

特に、いい動画を見つけて毎日始めた9月からは減った。

 

いいことですよね?

 

いい人に巡り合い、酒の量は減る。

 

とはいえ、呑まない人生はやってこないだろうなと家系を思いながら、夜は更ける。

そんな、今日でした。

 

写真は、先月の「エビラボ」の様子。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

 

『義』 2019.0719

今日は(というか昨日だが、日記というものの性質上”今日”と記す)また、とりわけ楽しいことをしてきた。

つい先日、己の犬的性質を自覚したあの日に出会った、神田の海老原商店。(詳しくはこちら。『犬』 20190712

今日は、そこで開かれていたコンテンポラリーダンスイベントにぶっつけ本番で参加して、バッハのシャコンヌでダンサーたちに踊って頂いたのだ!

 

え、こんなことって、滅多にないんじゃない??

 

と思うくらい、始まる前から行っている間も終わったあとも楽しくて仕方ない経験。

 

ダンサーは、青木尚哉さんというダンサーの方が率いる、青木尚哉グループワークプロジェクトの皆さんで、シャコンヌの後半は青木さんご自身も踊られた。

 

シャコンヌの前も、バッハのアダージオやガヴォットとロンド、ボロディンなどよく演奏しているものを弾いたのですが、やはり皆さん音楽を掴むと動きがどんどん変わっていかれるのを弾きながら感じられて、それもとても面白かった。

 

つまり、ライブ感というのを私が一番感じていたのだと思う。

 

あー。

 

この、海老原商店では、こういった面白いアート企画を数多くされていてメディア露出も多いそうです。オーナーの海老原義也さんがまた面白いこと好きな方なんだよね。も~、私ができることなら、なんでもやるよ。いくらでも弾くよ。

 

写真は、商店の内部。ふふっ。本物はこんなもんじゃ、ないんだぜ。

 

そんな、今日でした!

それはそうと、こっちも来て。ソロコンサートシリーズ。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

 

『前』 2019.0717

最近、人に会うと「日記読んでますよ。」と言われることがある。

あと、連載記事も。なかなか恥ずかしい。

何しろ書いているときの私は、人と接しているときの私とは全く違うんだものな。まぁ、皆さま私がそれなりの変人であることをご承知なのだろうから、今更気にすることもないのだが。

人に読まれる文章を書きたい、と思ったのはここ2年ほどです。それまではそんなこと思ってみたこともなかった。

 

作曲に関してはもっとそうだ。

時々打ち明けていることですが、作曲を薦められたのがちょうど1年くらい前。私はその前の年から始めた演奏活動に少し疲れていた頃でもあった。だから、去年の7月は一つも本番を入れていなかった。それを少しずつ始めてみて、初めて自作を発表したのが去年の11月。そこからだんだんと創る楽しみも感じるようになって今に至るのだから、不思議だ。

ちなみに、完全無伴奏のソロコンサートを初めて開いたのが去年の8月。あのときは、即興といい、無伴奏といいかなり大変だったけれど、今となっては多少の熱でもできてしまうくらいになった。

 

ま、人生に一番大事なのは開き直りってやつだな。

 

と思いながら、今日はまた風邪で発熱しちゃって、グダグダしながら数か月ぶりにイザイやバッハのシャコンヌを練習していた。今度の金曜に面白いことがあるからね!その準備。

 

そんな、今日でした。写真は街中での緑。

1年前より成長している。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『二』 2019.0504

明日はソロコンサート「青の時代 vol 2」なのですが

明日の結果次第では、その次はないかもしれない。

 

そんなことも考えながらやっています。

 

幸い、そのあとも出演予定の演奏会はあるし、そのほかにも演奏予定のもの、練習しないといけないものは山積みなので音楽は続けていけるのですが、

やはり不安というものも常にあるのですよね。

 

練習で使い果たしてしまう性分だから、そのあと楽器のお手入れをしていると疲れてそういうことを考えてしまったりする。

私の楽器はイタリー製(弓はフレンチ)なんだけど、作られてからまだ30年ほどしか経っていない、いわゆる新作というやつで、お値段もこういう世界の中では「張らない」ものであります。

なんだけど、この楽器になって今度の夏で2年。

この楽器になってから、たくさんのこと、出会いと音楽があり、それはこれからもっと未来につながっていくと思っている。

これになったから、バッハのシャコンヌを弾き始めたんだよな。

 

それにしても、ずいぶんいい色になってきたなぁ。初めの頃はもっと黄色かった。楽器屋さんによると、この楽器のニスは「よく弾くといい色になる」らしいです。そこの社長さんに言われたものね、「よく弾いてますね」って。楽器見ればわかるんだって。嬉しい。

 

だから、この楽器のためにも明日はがんばろう。もっと美しくなってもらうために。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2