ヴァイオリン

『作』 2022.0617

最近考えていることは、販売サイトを作ることだ。

主な売り物は、自分の曲。それとクラシック。文筆。

 

物というより、ダウンロード用。

 

曲に関しては、新曲もいくつかあるしジャズナンバーをアイティアレンジにしてもいい。弾いてもいいし歌ってもいい。

そういった音楽とそれに合わせた言葉たち。

 

なぜそういうことをするかというと、クラシック音楽界では物を売るという考え方があまりないのだよな。でも、毎回コンサートのときに新譜があったら楽しいじゃない。これからやろうと思っているコンサートのシリーズでは、毎回プログラムに沿った新譜を用意しようと考えていて、そのためにまず自分自身で通販ができるようにしようと準備している。クラシックもアイティアレンジにしちゃうよ。

 

だって、ありがたいことに私のCDや物販グッズを全て購入して下さっている方々もいるんだし、幸い今のところ私の創作魂は燃え尽きていない。やればやったぶんアイディアやイメージが湧いてくるから楽しい。言葉やデザインもトータルで創っていくから楽しいのだ。

 

そんなわけで、早ければ今月中には体制を整えようと思います。もちろん、やるからには継続的に新譜を出すよ。

 

写真は、練習後に弓を分解してお掃除する様子。

そんな、今日でした。

 

『生』 2022.06.13

日記をずっとつけていなかった。

本もろくに読めていなかった。

曲も書けていなかった。

 

つい、先日までの私である。

 

なぜかというと、去年春にコロナで”関東平野の成れの果て”のような親元に緊急避難し、都心まで片道2時間半という移動時間と11月にやったオーケストラ公演とで凄まじく疲れ果てたからなんだよな。人生であれ以上疲れることはもうないと思うほど。

で、バンバン曲書いたり歌ったりできるくらいに元気にピンピンしてきているので最近はインスタだの作曲だのやっている。

 

まだ、いろいろと調整中で準備中なんだが定期サロンコンサート企画プロデュースも今年秋冬から始まりそうなので、生アイティをご覧になりたい方々はぜひお問い合わせくださいませです。ものによっては完全クローズドで開催しそうである。(ちなみに、本日記のタイトル『生』は「なま」である。)

「え、秋冬なんて待てないよ!」

その場合は、原宿オーガニックレストランMominoki House にお越しください。毎週日曜日20時頃から投げ銭ライブやっています。基本的にきれいめクラシックしか弾いていないけど。あの、ライヴハウス的なヤバいやつは自主企画でやるとします。ほんとは、それが一番好きなんだ。

あ~、はやくヤバいのやりたいな~。

 

そんな、今日でした。

 

 

 

『体』 2021.0717

昨日はPaganini Meetings10でした。緊急事態宣言下の中、お越し下さいましたお客様方、主催のmoment、心より御礼申し上げます。

 

で、アイティは新たな感覚を身につけたな、と思う。パフォーマンスにより集中できる肉体。そして精神。

そういったものが得られるようになってきたと思う。

 

それは、歌の練習とバレエのトレーニングによるものが大きい。それと、音階もバッハもエチュードも丁寧に練習でき、ピアノも音階とアルペジオ全調練習できているようなことが私の精神を落ち着かせるのだと思う。とにかく、練習ができないのは駄目だ。すごく孤独に苛まれる感覚に陥る。本当ならば、全ての練習やトレーニングを今の3倍くらい毎日できるとより良いのだが、それには恐ろしく体力が足りない。何故ならば

バレエができる身体で楽器を弾き、歌う。それが自分の理想のステージを創り上げるだろうと思うので、ではその最初のステップであるバレエの身体に向き合い、その姿勢で音楽をやろうとすると今までと重心の位置や感覚、身体の中心線なども変わってくるため僅か1時間ほどの練習でも過酷と感じるほど疲弊してしまうのだ。当たり前だ。バレエも歴史的な大芸術であるからだ。

 

でもまぁ、おかげさまで昨日の超絶技巧の嵐も自分の理想に向かうための礎となるものにできたな、と思うし弾き終えた直後に聞こえた讃美の声は本当に嬉しかった。ありがとうございます。

 

本当は、毎日語りたいことはたくさんあるんだ。でも語る間に人生が終わってしまうから伝えられない。だから、全てはパフォーマンスに注ぎ込むよ。そこで私は会話したいんだ、私が命懸けで弾いた音とあなたが感じたこと、それを知りたい。それこそが幸せな友人同士のような間柄になれるような気がしている。

 

写真は、昨日飲み干したポカリスエット900ml。

そんな、今日でした。

『悩』 2021.2.5

おかげさまで、こんな時節ながらなんとか活動はできておるのですが

なんとも、悩ましいことが多い。

 

私は自分で全部決めていることが多いからなのでしょうけどね。

 

あと、考えてみたらやっていることが多いんだよな。

自分の発信の他にユアオーケストラ、宇宙人招聘。

 

意味がわからない。宇宙人招聘って何?

 

でも、楽しいよね。ジャンルフリー。

 

ちょこちょこ気になることはあるんだよ。

クラシックは、合図を呼吸や動作で行う。ロックやポップスはカウントを口で伝える。

 

楽譜や音楽への道筋もまるで違うし、違いを挙げていったら百年経ったって終わらないや。

 

そんな一個一個の違いを瞬間で解消したりしなかったりしながら慎ましく生活しております。

だって、私ヴァイオリニストだから。

 

 

悩んでたって永遠に弾いてるや!

そんな、今日でした。

 

写真は、これがないと生きていけない低血圧民救済飲料です。

 

 

『倒』 2020.1119

私には、倒れてしまうという習性があって、このところそれが現れていなかったのだが、つい先日久しぶりに倒れてしまった。しかも救急車。

今まで倒れたときは、大体駅や電車の中、デパートということが多かったためまずはそこのバックヤードで横になり、しばらくして回復するという流れが多かったのだが(駅員さんのお布団で幾度横になったことか)今回は初めての救急搬送だ。嬉しくもなんともないが。

 

自分としては、なんらかの原因で急に血圧が下がり、意識を失う。

ということが分かっているため

血圧が元通りになれば立って歩いて帰れる。よって搬送の必要はない。

 

んだが、今回は運ばれちゃったんだなー、幸い母のところへの帰路でのできごとであったため、母がすぐ迎えに来てなんてことなく帰って酒を呑んで寝た。

 

で、それをTwitterで呟いたところ。

 

Twitterに名医現る。

 

今までもこの手の文言は見かけたことがあったのだが、この度私においてそれが訪れた。

私の呟きから症状を特定し、原因などを解明される。今まで内科で相談してきて全く理由がわからなかったところが呟きから解決される。遠方のお医者さんでいらしたので、ご相談して今日かかりつけの病院の神経内科でみてもらったところ、ぴったりそのまんまの原因であった。すごくない??

 

要するに、疲労等から交感神経と副交感神経の働きのバランスが悪くなり、急に副交感神経が一気に働くことで血圧が下がり倒れてしまうということ。これが先日のときは、打ち合わせのための会食でたくさんの量を食べないといけなかったことと、仕事の話で緊張感が高く、ある意味ほんとにプツンと切れてしまったかのような症状の出方であった。そう、緊張感が高すぎてもそうなるんだそうです。腹圧がかかることも良くないって。これ今日の診断です。

 

対処法としては、食事は少なめにして回数を増やす。塩分を摂るなど。このへんが毎日できることで、そういえばこのところの私はストレスからか食事も減っていて、それで塩分も摂れていなかったかもしれない。

 

薬を出してもらったからとりあえず飲んでみて、この具合の悪さでは大先輩の母に電話して、母は貧血症、私は低血圧、それぞれの経験値から話し合って。

 

つまり体質からの出来事であるから、一生付き合ってやんなきゃいけない。ただね、こういうことから生まれる音楽があると思うのです。だからさ、私のこれは私にとっては必須なのさ。

 

そんなふうにして生きてるんで、今後の予定もご注目ください。

2021/1/17 Paganini Meetings8  トミーとのデュオアルバムも同時発売予定

3/4 ソロコンサート美会夜会2021~格好良い曲しか演らない~(仮) アルバム『我儘なソリスタ COMPLETE』同時発売予定

4月以降 茅ケ崎にてトミーとのデュオでコンサート予定

 

ね?忙しいでしょ?合間に他のこともやっていきます。見ててね!

 

写真は、来年弾きたい曲。

 

そんな、今日でした。

『目』 2020.1012

都会生活が長いからなのか、目の使い方がおかしくなっていたようだった。

 

私は裸眼である。

 

それが、この都会で独りでクラシックのヴァイオリン活動を展開するというある意味緊張が常にある生活のせいか、物の見方がおかしくなっていたようだ。ふと、気がついたら見なくていいような駅での光景、街中の看板、物体、それらをつぶさに観察するかのように凝視していたようだった。

 

なぜ、そのことに気がついたかというと、YouTubeを本格的に始めてにPC画面を凝視する時間が今までの数倍ほどに増えたからだ。特にDTMに取り組み始めたことが大きい。

 

先週の今頃、私は書物を開いても数分しかもたない自分に危機感を覚えたのだが、

そのときふと

あぁ、見なくてもいいものは見なくていいんだな

と急に肩の力が抜けたような感覚となり、その日から「敢えて見ない」生活をしてみたらだいぶ調子がいい。

 

これが、目だけの問題ではなく頭もすっきりと穏やかになってくるのだから不思議だ。

思っている以上に余計な雑踏にかき回されやすいのかもしれない。

 

おかげさまで、件の書物は最後まで読み終え、こうしてブログ更新もできるほどになったから嬉しい限りだ。

 

これにより、より周囲を誤解させることがあるのかもしれないので、それについてはあらかじめお詫び申し上げておく次第であります。何故なら、私は何も見ずに何も考えていない時こそ「すごいこっち見てるよね」とか「どうしたの、何かあったの」などと周囲の方々をそわそわと落ち着かない気分にさせてしまうからなのです。無駄に目が大きいからであるようです。申し訳ない。

 

写真は、三省堂本店で仕入れた亀の子タワシのスポンジ。楽しそうでしょ?

そんな、今日でした。

 

狂おしいほどパガニーニ『Paganini Meetings7』

『次』 2020.0927

これをお読みの方は既にご存じであろうが、私は最近You Tubeを始めた。

いや、前からやっていたのですが。本格的に始めた、ということです。

 

コロナ、明けないと思うんだよね当面。来年中だって以前のようにはできないかもしれない。当初から言われていた数年かかるという見通しはそのとおりだと感じる。もちろん、早期に明けてくれればそれが一番願うことでもある。

そんな中、活動場所の確保とそもそも私をもっと知って頂くためには、やはりこういうやり方になるのだ。

 

それでね、You Tubeで定番の曲からやっているんだけど、以前から私に興味持っていらっしゃるあなたにはちょっと物足りないのかもしれない。

 

 

で、以前はこんな感じ。

今見ると、私このクラプトンもっと格好良く弾けるな。やりたいぜ。

あと、神田路上。

 

で、そういう曲を私が嫌いかというとそんなことはなくて、世の中の楽しい音楽は大体好きである。クロノ・トリガーとかやりたい。スマホにも入れてるんだけど、スマホでネズミが捕まえられない。

 

実は次の企画も温めており、それはすごくアーティスティック。文化庁の補助金次第ですがもらえなかったら来年自前でやる。あと、You Tubeをがんばる理由となる目標もあり、それはまだ秘密。

 

本当は言葉でなく、演奏で伝えたいのだが、

そのとき弾いている曲に私は完全に恋しているから、私が弾くもので自分が好きではないものなんてないのだ。でないと暗譜なんかできないよ。なんで覚えるかって、その曲になりたいからさ!私は音になりたいんだ。

 

そんな気持ちで始めたYou Tubeです。ぜひ応援して頂ければ幸いです。画像は最近のお気に入り三つ編みです。

 

 

最後に、懐かしい渋谷La.mamaでのボロディン。実はこれが私にとっての一番の定番なのです。

 

そんな、今日でした。

 

次回本番は11/1『Paganini Meetings 7』

コロナなのでアルバム作りました。『我儘なソリスタⅠ・Ⅱ』

 

 

『幅』 2020.0906

この夏はだいぶバテてしまっていて、このサイトもほとんど更新できなかった。雨の国、佐賀県で生まれ育ったのに、湿気に弱いのです。まるで楽器と同じである。

 

そんな中、昨日はおかげさまでオールパガニーニプログラム『Paganini Meetings6』を開催でき、お客様にもお聴き頂けたしアルバム『我儘なソリスタ』もお買い上げ頂いた。

 

で、数少ないコンサートの合間は何をしているかというと、

練習をするのはもちろんのこと、まぁ日々の動画も撮影しているし、あと案外忙しいのは私は趣味と実益を兼ねてバレエをやっているから、夜寝る前はストレッチとバレエで、バレエ用ストレッチというのは凄まじい筋トレでもあるので非常にくたびれる。ただでも、そのぶん鍛えられると思ってやっている。それに、私は踊れるようになりたいのだ。

 

そう、踊り。

 

あと、皆さんご承知のように私は文学好きでもあるから、自分も書きたい。いろいろな書物に手を出していて、あぁほんとは幼い頃のように一冊をほとんど覚えきるように読みたいなぁ、そうできたら素敵だろうなぁ。

 

それはそうと、ピアノの練習においては、まず暗譜することを心がけるようにした。ヴァイオリンの練習は、音階や基礎練習、練習曲、曲、全て暗譜することから始まっていて暗譜してからが自分と音楽との関係になっていくのだが、ピアノはあまり暗譜したことがない。私のピアノが上手くならないのはここにも原因があると思い、今やさしいバッハから暗譜に取り組んでいます。これは作曲のためでもある。

 

そんなわけで、たいした人生でもないのだが、こうして幅広く芸術を行っていきたい、と思うのであります。写真は、最近アップしたロック動画のサムネイル。かっこいいからぜひ見て下さい。

そんな、今日でした。

動画はこちら

『成』 2020.0810

今夜もバレエの練習をしていて気がついたことがあった。

 

夢は、音になりたいというのが子どもの頃からあって、それは子どもらしい夢であったかとヴァイオリンをやめていた頃なんかは思っていたのだけれども、そうじゃなくて私は未だに少女だった頃と同じ夢を持ち続けている。

去年から始めたヴァイオリン一本活動でそのことに気がついたのだけれども、

ここに来て、その夢の源となる自分の存在を発見した、ついさっき。

 

それは、

踊っているとき、ひたすら私は流れゆく音楽に想いを馳せ、憧れる。この感覚を音にしたいとヴァイオリンを練習すると音への憧れが焦がれて仕方ない、あぁ今のこの音になりたいよ、この瞬間のこの音に!

そして、私はいつもバレエにも音楽にもその遥か底辺から物語が語りかけてきているかのように思うから、その聴こえない声にも耳を傾けてなんとかしたいとじたばたとする。だって、お話しのないものなんて存在しないから。

 

今夜は、遥か幼い頃から一貫してあったものを見つけたのだ。それは私自身だ。良かった。

 

 

 

そんな、今日でした。

 

こんな思いで作ったコロナ禍ソロアルバム『我儘なソリスタⅡ』

Photos