お待たせ致しました。田中幾子でございます。
いやぁ、驚きました。
昼間まで元気にリハーサルしていて何事もなかったのに、急に発熱したと思ったら38度まで上がるんだもんな。しかも翌日も下がらない。おかげで楽しみにしていた「雨女」のレコーディングが延期になってしまった。(でも日程はすぐ決まりました。良かった。)
ま、でも熱以外の症状もなく、今日は無事に社会復帰できました。
ご心配おかけした皆さま、お心遣いありがとうございます。
で、今日は寝込んでいたぶんを取り戻すためのバタバタデーとなり、夜はとみーのところで会議に参加していた。といっても参加者は私ととみーの2人だけだが。
議題は、我らの「6月9日 パガニーニ・ミーティングス」のプログラムについてである。
とみーはですな、非常に面白い男で
今回のためなのかよく知らないが、パガニーニのデュオ曲の楽譜をいつの間にか、あれこれかなり買い込んでいて、それがまた日本では初演なのでは??と思われるようなものもいくつかある。そうでなくても、パガニーニをわざわざヴァイオリンとギターのデュオでやる人は少ないというのに、更に初演レベルときたら話題性だけはたっぷりだと思わざるを得ない。
それで、その中から選んだ曲の楽譜を私にくれた。
ほんとに、くれたんです。しかもヘンレー版。
(ヘンレー版とは、クラシック界においては印籠のような楽譜とも言えると思っている。アカデミックなこの世界においてかなり重用されるヘンレー社による原典版のことです。)
なんでも、「持っているのに間違えてまた買っちゃった」(よくある)現象らしい。
とは言っても、楽譜もらうのは嬉しーよね!しかも、ヘンレー版だぜ!
なので、私は今大層大喜びなのである。
そういえば、人生で楽譜をもらったことは2度目じゃないか。。。?1度目は、ずいぶんと前に「イザイを弾いてほしい」と言われて頂いた。そんなことされたらそりゃあがんばるさ。あぁ、昔ボーナフ先生に先生が出版なさった練習曲集を頂いたな、あれも嬉しかったな。今でも大事にしている。
あ、私に楽譜をくれた人は(今のところ)みな男性だ。
く~、とみーは私の3人目の男か。
なんてつまらん結論に至りながら、本日の田中幾子は終了でございます。
そんな、今日でした。
こっちでもパガニーニは弾いてるソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」