今日も、例の山に行ってきた。
何せ、生まれ持った身体の弱さが活動への邪魔であるので、強靭な肉体を求めているのだ。
と言っても、そこまでの強さは求めてはいない。
私が手に入れたいのは、
自分が弾きたいものをちゃんと弾けるだけの身体。きちんと準備と練習ができる身体。
今は、それがぎりぎり手前だから、弾きたいものを我慢している。
演奏も体力勝負なんだねぇ。共演する方で「体力だけはあります!」とおっしゃる方々が羨ましくて仕方ない。そばで拝見していて、あぁ、その体力が私にもあれば、あんな練習してこんな練習して違う方向の勉強して逆からもやって。。。とできたら、思う存分弾けるだろうにな。。。と、切なくなったりする。
考えてみれば、一昨年くらいから演奏活動を始めてみたものの、体力のなさゆえに迷惑をかけてしまったこともあった。それについては本当に反省している。
ただ、自分の体力に合わせていては、いつまで経っても変わりはしない。
うちは、家族みんな身体が弱いのだ。病気じゃない、ちょっとした弱さの積み重ねがいくつもあって、母は昔から今でも「こんなに弱くてやっていけるのかしら」と娘たちを心配している。
そんなわけで、今の住まいから近い距離にある自然の里山に通って肉体の鍛錬を図っているのです。おかげさまで、最近は発熱が少なくなったし、いわゆる不定愁訴も少し楽になってきた気配がしている。
で、その里山には竹が多いんだ。
多い、というのは私の主観。他の山を知らない。あ、竹がある。という印象。
竹。
私は、竹が好きなんです。
真っ直ぐ伸びて、色が美しい。竹の葉が奏でる風の音は優しく美しい。
あぁ、いい音だなぁ。葉っぱが細いから、儚く音が消えゆく。さっきギターのとみーとのパガニーニ・ミーティングスのコンサートのお知らせをアップしたばかりだけれども、この儚さはクラシックギターみたいだとも思う。消え方が美しい。
好きな植物、と聞かれたら「竹」と答えるな。
最高に、癒してくれるから。
これで、身体が強くなった暁には。やりたいことをやるんだ。今は100分の1もできちゃいないんだからね。
そんな、今日でした。
なんといっても、このためにがんばっています。2019年7月7日 「青の時代 vol 3」