Notes

『謎』 2019.0218

今日は、20日に渋谷 La.mama で弾く曲の練習と、
3月10日のソロコンサートでやるオリジナルを書いていたんだけど、

やっているうちに、
うずうずピアノの古典的作品を弾きたくなってきたから、
うちで音出しできる時間帯ギリギリまでバッハのインベンションをいくつか弾いていた。

ヴァイオリニストなのに、なんでそんなにピアノやるかというと、

音楽の源だと思うから。

 

ピアノでもバッハ弾くのは、
私がピアノも演奏するようになった2年前に、
毎日の練習法を、仲良しピアニストの藤井麻理ちゃんに尋ねたら

「バッハ弾いて!」

と言われたから。
(ちなみに麻理ちゃんとは今秋と来年春に共演予定です。)

 

ヴァイオリンじゃ解明できない、音楽の謎。

ピアノなら、見える気がする。

 

同じように、ギターも源だと思うからもっとやりたいの。

せっかく、トミーとも音楽やってるし、うちにもあるから。

 

でも、そこまでなかなかたどり着かないよー。

 

そんな、今日でした。

 

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2019.0131 渋谷La.mama 「chemical drive」

2019.0112 渋谷 La.mama 曲目

 

 

『歌』 2019.0217

3月10日の本番(※)でお披露目することにしている
「雨女」。

これ、某女子大を出たメーカー勤務一般職のアラサーの女の子をイメージしている歌なのです。

元々、雨のイメージでト長調で書いていたんだけど、
これじゃ歌えないから、歌の練習をしながら、
ちょっとずつ、調を替えている。

少しずつ下げていって、とうとう、
ニ長調にまでなっちゃった。

で、それを譜面に書くのがめんどうだから、
見るのは元の譜面。
でも、ここに書いてあるコードも間違いだらけ。
ギターのトミーが「あー、これは〇〇だねー」とか言ってた。
(〇〇の中身もわかっていない。)

弾けりゃいいか、とそのまんまです。響きは頭の中にあるからね。

 

そんな、今日でした。

 

(※本番詳細はこちら 2019.0310 出演「青の時代」

『虫』 2019.0216

今日は少し暖かかったから、裸足日光浴。

こういうのも、日本は安全で清潔だからできることだなーと思ったりしつつ、

もう少し暖かくなってくると、私は逆にできなくなってくるな、と感じている。

 

だって、虫の類が嫌いだから。

 

本格的インドアな性質なんだな。がんばってアウトドア体験してますけど。

そんな、今日でした。

 

最新出演情報はこちら 2019.0310 出演 「青の時代」

 

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2019.0131 渋谷La.mama 「chemical drive」

2019.0131 渋谷 La.mama 曲目

 

『裸』 2019.0213 

今年の冒頭に、
最近日光浴を始めた、と書いた。

それが高じて、
最近、
裸足にもなっている。
公園なんかで足で直に土に触れるわけです。

これが、気持ちいいのです。

 

どうやら、
芸術家によくある心神喪失のような状態になっているようで、
それを解消するには、
自然に触れて(文字通りである)、肉体を動かすことがいいらしい。

それも始めてこの1週間くらい。

 

気持ちいい。

 

ちなみに、
この内容に即した公園の写真を撮ろうと思ったのだが、
これを書いている現在は深夜である。
よって、うちの観葉植物で代わりとした。

芸術、などと言っておきながら、
やっているのは、こんな程度のことだったりもする。

 

そんな、今日でした。

 

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2019.0131 渋谷La.mama 「chemical drive」

2019.0131 渋谷 La.mama 曲目

 

『崩』 2019.0211 

ゲシュタルトが崩壊するようなことがわりと日常茶飯事な性質なので、
最近は地に足つけてやろう、と目下努力中。

音楽のもつ、呼吸。息遣い。
そこからリズムが産まれて、メロディが際立ち、和声は理論的に容赦なく進む、
ときには愛情深く待っていたり。。

とかなんとか、
自分の中にその土壌を育むかのように音楽丸ごと感じ取りたいと思っているうちに、

あ、私、この世にいない。

 

を、通り越して

 

なんか、生きた心地しない。

 

に、なってくる(なぜだ!?)。
全く景気が悪い話で至極申し訳ない。

 

だから、近々お披露目予定の作品に取り掛かりつつ、

地に足つけて、音は天に舞うような演奏を目指しております。
真面目だぜ。

 

そんな、今日でした。

 

『静』 2019.0208 

芸術家の一日には、無数の瞬間が存在する。

我々、音を愛する音楽家たちは同じくらい静寂を愛し、
静寂の中、自身の中にある音に聴き入る。

 

そんなことを考えながら、
静寂を慈しみながら過ごしていたはずの今朝は、

朝食のかぶのソテーを焦がした。

 

夕は母からちょっとした朗報。

晩は明日弾くハイドンのピアノトリオの練習。楽しい。

 

明日は雪の中、楽しく弾こーっと。

 

そんな、今日でした。

『読』 2019.0207 

本を、たまに手に取って数ページ、
数十ページ読めたりするときがある。

断片的に読んでも面白い、心に残る、なにか印象的なくだり。

時々読みたくなるラインナップにあるのは、ヘッセやリルケ。
少ししか読まないのに、感動的なんだよなぁ。

この感動を胸に、人との会話は「風の谷のナウシカ」だった。
私は原作派。

そんな、今日でした。

『本』 2019.0206 

読むのが好き。

なんだけど、忙しいとあまり読めない。

子供の頃から、リアル二宮金次郎だった。

だって、ランドセルは、書物を読みながら歩くときの荷物として、とても適しているんだもの。背負いながら歩いて読むと、姿勢も良くなる。

だから、読むのは好きなんだけど、

 

最近は、楽譜を読むのが読書のようになってしまって、読み物をあまり読めてないなぁ、まんがも好きなんだけど、あまり読めてないなぁ。

そんな、今日でした。

終演 2019.0125 曲目

照明にびっくり

先日出演した二子玉川Gemini Theaterでのこと。

まず、演奏した曲目をご紹介します。

 

ドヴォルザーク 4つのロマンティックな小品Op75より第2曲
バッハ 無伴奏パルティータ第2番よりシャコンヌ
IKUKO TANAKA モーツァルティーナ
バッハ 無伴奏パルティータ第3番よりブーレ、ジーグ
イザイ 無伴奏ソナタ第3番「バラード」
他、ヘンデルやフィオッコなど演奏しました。

(写真はサウンドチェック中。暗譜の確認。キーボードが出ているのは、他の出演者の方のためです。)

 

演奏中にとてもびっくりしたのは、照明。

今からシャコンヌを弾きます、と構えた瞬間に暗転して真っ暗!あ、真っ暗で見えないわ、と思ったのですが、

そういえば、私、シャコンヌ弾くときはいつも目を瞑って弾いていたわ、と思い出したのでした。

そのあとも、変奏ごとにどんどん照明の色が変わっていくことで
「ここは、こういう印象なんだ」と、
会場のスタッフさんが曲に抱くイメージを感じられるなど、とても面白い体験でした。

それにしても、
舞台で一人で演奏したりお話ししたりすることにまだ慣れなくて
(特にお話しのほう)、時間がわからなくなってしまい、
持ち時間をオーバーしてしまいました。関係者の皆さまごめんなさい。
反省。

クラシックの演奏会では、持ち時間というものがなかったり、
お話しするようなカジュアルな雰囲気の演奏会を行う場所は時計が見えていた(要するに部屋のようなところで行っていた)など、
いろいろと違いがあるのですね。
私がまだ慣れないので、それらの背景を慮って下さる皆さま、ありがとうございます。

 

あと面白かったのは、

ライブハウスというところは、
クラシックのコンサートホールと違って、会場の音響設計の概念が違う。
今まで、会場の反響で音の響きを聴いて弾いてきたのですが、
ライブハウスでは、PAさんがその響きを作るのですね。
これも聴こえ方が全く違うので、
最初は戸惑ったけれど、逆にお任せすればいいんだ、とわかってからずいぶん安心して弾けるようになりました。

当たり前といえば当たり前のことなんだけど、
実際に体感するとまた違うものですね。

終わってから、
ディレクター兼マネージャーさん(この方がまた大変なクラシック好き!ヴァイオリンもかなりお詳しい)といろいろお話ししていて、
こういった場所でクラシックを聴いてもらうための実践的なアドバイスをたくさん頂いて、

「あー、こういうライブハウスというところは、音楽をやる人を育てる場所なんだなぁ。」

と、本当に実感しました。

 

などなど、面白かったことと反省することと悲喜こもごもな今のお話しでした。
お越し下さった方々、ありがとうございました。