「青の時代」
2019年3月10日に出演した「青の時代」ソロコンサート。今回は、クラシックの他に初めてオリジナル曲をピアノや歌で披露しました。
以下、曲目です。
無伴奏パルティータ第3番よりガヴォットとロンド / バッハ
ヴァイオリン協奏曲ホ短調 / メンデルスゾーン
アドリブリクエストコーナー
メトロ / Ikuko Tanaka
雨女 / Ikuko Tanaka 、( 詩 : 湯木 緑 )
映画音楽メドレー ( My favorite things→Message in a bottle→Sucide is painless→My favoraite things )
ロマンス / ドヴォルザーク (4つのロマンティックな小品より第1曲 )
ヴァイオリン協奏曲第3楽章 / ブルッフ
アンコールに、ボロディン作曲オペラ「イーゴリ公」より「ポロヴェツ人の踊り」(韃靼人の踊り)
ヴァイオリン協奏曲は、本来ソロヴァイオリニストとオーケストラで演奏する音楽なのだが、それを敢えて一人でできるように勝手にアレンジ。無理やりカットしたりオケの部分も弾いてしまったり、正直なところ、弾いていて息つく間もない忙しさである。
アドリブリクエストコーナーは、お客様からお題を頂いて、その場で即興演奏。今回は、「春」「青」「イタリア」の3つのお題を頂きました。
「春」は、風に散って川の水面に流れる桜の花びらを、
「青」は、この3月の霞みがかった空の色を、
「イタリア」は、陽気な調子をイ長調とはっきりしたリズムで
やるのが楽しい、息抜きのようなひと時なんです。
オリジナル曲「メトロ」は、ピアノソロ。仮タイトル「大それたタイトル(仮)」は、やはり大層大それたタイトルであったことが判明した。
「雨女」は、雨が降る人生だけど前向きに生きる女性のストーリー。このストーリーを元に、湯木緑さんという方に詩を書いて頂きました。いずれ小さい小説として発表しようという、野望を持つのは私である。
映画音楽メドレーは、間にポリスの名曲を挟んで、映画『 M★A★S★H マッシュ』 の「Sucide is painless」も入れました。これも私お得意の「無理やりアレンジ」なんですが、暖かく聴いて下さって感謝。
ドヴォルザークのこの作品は、自分のために弾きたくて弾いた曲。とても柔らかなメロディの奥に激しさ、奥ゆかしいようで潜んでいるものの深さ、それが大好きなのです。もちろん本来はピアノとのデュオ曲で、本来の形ならば100倍はいい。
こうして、初めてだらけの内容でした。
大変、緊張した。
しかも、私はスリットが入ったパンツを履いて、なんと脚をあげて踊ってしまった瞬間もあった。
何をやっている人なんだ。
そんな疑問もわきますが、楽しんで頂けたかな?
そんなお初だらけのソロコンサート、皆様ありがとうございました。
2回目開催決定しました 2019.0505 「青の時代」 Vol.2