『撥』 2019.0523

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今日はとみーとパガニーニ・ミーティングスのリハーサルだった。

お互い、自分が主役となる曲では「難しー」を連発し、「練習しよ」が合言葉となった。

 

私はわりと不器用な性質で、誰とでもうまく合って弾けるほうではないようだ。だから、自分が心から弾きやすくてとことん発揮できる相手というと、今のところ数えるくらいしかいない。まぁでも、おかげさまで最近はいろんな方々と様々なシチュエーションでやることが増えてきたから、人見知りな音楽性も少しずつ外交的になってきている気がしている。

 

とみーとは、去年から何度か共演して、彼の周囲のギタリストの皆さんとも親しく交流させて頂いているから、なんか安心できるんだなぁ。

不思議なもので、こういう安心感というようなものは、いくら回数を積んでも感じられない場合もあるし、このあたりは人と人との組合せの妙だと思う。

 

そういえば、初めてやった頃は、ギターならではの発音の速さに慣れないでいた。撥弦楽器は、我々弓を使う擦弦楽器や打楽器でもあり弦楽器でもあるピアノと比べて、音が発音するのが速い。音を出すために必要なアクションを楽器に加えてから、実際に音が出るまでの時間が短いのだ。(ピアノは逆で、それがとても長いしその長さは人によって違うと思う。その時間が私は大好きで仕方ない。)

今年はまだとみーとやっていなかったけど、その違和感はなかったな。

まだまだ、ギターのこともまるでわかっちゃいないけど、こうしているうちに少しずつ私の中にギターが浸透していくんだろうな。

いやぁ、なんでもその道のうまい人とやるのが一番だね。私が1年しか習っていないピアノを多少なりとも弾けるようになってきたのは、大好きなピアノ共演者たちが抜群にうまい人ばかりだから。

だから、この道筋でいけば

いずれはギターも少しは弾けるようになっているはず。

 

それを信じて、そして

 

そんなことより今は目の前のパガニーニだぜ。と、練習するのでした。

 

写真は、最近の山の様子。谷戸田

に抜ける風が気持ちいいところなのです。

 

そんな、今日でした。

ピアノと歌はやるけど、ギターはやりません ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

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