ギター

『髪』 2019.0922

気が付いた頃には、髪の毛が長かった。

いくつくらいだったか、覚えていない。

ただ、母がいつも出掛ける前に私たち娘の髪を様々なスタイルに結わえてくれるのと、バレエを習っていたから習い始めた頃にはお団子ができるくらいの長さになっていたのだと思う。

 

前髪は、生まれてこの方、作ったことがない。

 

肌が弱いので、髪が皮膚に当たると出来物が生じたりするからだ。

 

人生の中で、たまにボブヘアにしたり、カラーやパーマをかけたこともあるけれども

 

結局のところ

 

この黒髪ストレートに落ち着いている。ま、これが一番いろんなスタイルにしやすいということですな。

 

だから最近は、巻き髪を作って思い切りアップにしたりすることも始めた。バレエやっていると、自分で髪を上げるので多少のことはできるようになるのですよ。

そのぶん、本番じゃないときは、ところん下ろしてリラックスしたり。

 

最近、三つ編みはやってないなー。またやろうかな。と、去年の写真を見て思ったさっき。

そんな、今日でした。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『眠』 2019.0911

眠くてたまらない。

毎日、そうだ。

 

例えば、私は子どもか学生のように寝たいだけ寝続ける。

そうしないと、いろいろと、もたない。

 

あぁ~、そういえば今日はお昼寝も3時間もしちゃったなぁ。。。

そのあと、夜は人と会って

 

帰宅して食事を済ませた今もまた、恐ろしく眠いんだよなぁ。

 

平均睡眠時間を取るとしたら、大体8~9時間くらいとなるのかな。10時間は寝る日もある。なぜだか、そのくらい必要な日もあるんだ。

 

今日は、あれかな。

 

昨日、練習していて見つけた発見が、大きかったから。

 

精神と肉体への作用、影響力というのが凄まじい感じだったから。

 

それで、まだ疲れているのかもしれない。

 

こういった新しいことというのは、新陳代謝の仕組みと共に身体に馴染んでくるものであるから、人というのは意識せずとも自然とより良いほうへと向かっていけるのだと信じている。暗譜は寝たあとに強固になるしね。

 

なので、喜んでまた寝たいのであります。

写真は、ひと月前の山の田んぼ。

 

そんな、今日でした。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『指』 2019.0809

こんばんは。

微熱が下がらない田中幾子でございます。

 

まぁでも今日は、熱でもわりと身体を動かせたので、正午から夜までのリハーサル2件もなんとか弾くことができた。とはいえ、平熱のときと比べるといろんなところが働かない。立っているのもなかなか辛いしなぁ。

今日気が付いたことは、

熱があると、指先の疲れも速いということ。

 

あまり指が強いほうではないので、普段から指板を押さえる力は極力少なくしているのですが、皮膚に受ける衝撃というのが、練習するとそれなりにあるもので、やはりバッハの無伴奏やパガニーニ、コンチェルトなどは音が多く和音も多いから指先の皮膚の疲労が生じやすいのです。

で、熱だと、これが普段の半分くらいの時間でそうなってくるようなんだな、両腕や肩も同じく。

 

幸い、明日も家にこもることができるから、ゆっくりしながら日曜に向かうことができます。良かったぁ~。

ちなみに、今回のヴァイオリンとギターのパガニーニデュオの超絶技巧曲はまた大変奇怪で物珍しいものとなっております。私も、こんなものを弾くとは露ほども思っていなかったよ。面白いよ。

 

写真は、昨日に続いて姪っ子加工シリーズ。手抜きである。

そんな、今日でした!

指が痛くてもがんばる。ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『立』 2019.0806

立って弾くか、座って弾くか。

私は立って弾くことが好きである。

座っているとどうも「座り」が悪い。

 

なぜだろう、やはり全身が楽に使えるからではないかな。演奏というのは、見えていないようで足の脱力なんかも大事なものだ。どこをどう使っているか、説明などできないほど様々な動きを担っている。

でも、例えばチェロやピアノ、クラシックギターだって座って弾く楽器なのだ。

どうやって弾いているのだろう?私は自分も多少ピアノを弾くが、私の共演する友人たちはそんなレベルじゃなく弾きこなす。

私は、日常の練習もずっと立って弾くタイプなので(長いと6時間くらいか)尚更、座ってヴァイオリンを弾く感覚がわかりにくいなぁ。ヴァイオリニストによっては座って練習をする人もいるらしい。私なんて、最近の本番で難しい曲は靴も脱いで弾いてしまったりするし、常に楽器と自分だけでいたい願望が強いのかもしれない。

 

ちなみに、どっちのほうが演奏がいいのかは今のところ判別しようがない。というのは、一つの本番で立奏と座奏と両方で弾いた経験がないから。それに、座っていても本番ではとても楽しく弾いているから、実際のところは関係がないのかな。

 

ま、明日もめいっぱい練習しよ。

写真は、昼間作ったタンドリーチキンに使用したカレー粉。KALDYで買ったもの。チキンの写真は、見た目が不出来だったため割愛致しました。

 

そんな、今日でした。

これは立って弾く。独りコンチェルトもやるから。ソロコンサート「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『慣』 2019.0805

不思議なもので、何度も行っていると慣れるという事象が生じる。

恐らく、脳の働きのメカニズムによるものなのだろうと思うのだが、それでもやはり不思議なものである。

 

というわけで、

 

とみーと私はあの恐ろしいパガニーニのデュオに慣れてきた。

 

前回からおよそ2ヶ月経つし、その間我々は互いに連絡も取り合わない。リハーサルの日程と内容の相談を数回メッセージしただけだ。

 

それでも、人は慣れるものなのだなぁ。

まぁ、本番というものの力はそこにあるかもしれない。特に私はかなり緊張がひどいほうだから、尋常ではない状態で披露したものは魂の記憶も強いのかもしれない。ちなみに、私は互いの緊張感を共有し合える人との共演が心地よい。なんか、戦友って感じがするんだよね。

 

写真は、これも若干慣れてきた自撮り。

ぼっちヴァイオリンにも慣れてきた。ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『凶』 2019.0804 

今日は悪い一日だった。

まず、睡眠中はまた発熱して朝もとても怠かったこと。

そのあともいろんなことがスムーズに運ばず、

「あ、今日は悪い日だ。気を付けて過ごさないと。」

と、思ったものだ。

 

で、日中に出かけたら。出先の最寄り駅で日傘を忘れてしまった。

「あぁ、これは2度と出てこない。」

 

それを覚悟した。

 

数時間後に駅に戻り、改札口で尋ねると「届いていませんねぇ。」との答え。

ただ、まだその場にある可能性があるから自分で確認するように言われ、行ってみると、あった!

「うわぁー、ラッキー!!」

何しろ、今まで傘や手袋を置いてきて見つかったことがなかったからとても嬉しかった。だが、今日という日はまだまだ続く。

 

夜はとみーと『パガニーニ・ミーティングス』のリハーサル。我々は和気あいあいと彼の狂気に慣れ親しんでいった。

 

そして帰宅途中。

 

気が付いたことは、

「あっ!お布団取り込んでない!!」

 

慌てて帰宅して、いの一番に取り込んだ。おかげさまで就寝中以上に湿気を吸っている。

 

そして、そのあと。

 

落ちついて日記を書こうとしたら。

 

インターネットに接続できない。スマホの調子も悪い。あらゆることを試し、それでもうまくいかないこと数十分。

 

ふとした瞬間に回復し、現在に至る。なんなんだ。

 

やはり、今日は悪い日であった。このような深夜にまで油断大敵。このあと就寝予定だが、大丈夫なのであろうか、心配である。きっと今日の運勢は凶に違いない。翻弄されるがままである。

 

写真は、頂きもののもみじ饅頭。美味しかった。

 

そんな、今日でした。

 

演奏は吉と出ますように。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『休』 2019.0801

案外知られていない事実だが、音楽家には耳の休息が必要である。

これは、ほかの分野の方々はどうなのだろう。画家は眼を休めたり、小説家は書物から離れたりするのだろうか。私はよく知らない。

 

プロの音楽家はきっとみなそうなのだと思うのだけれども、音楽を耳にした瞬間に無意識のうちにかなりのことを考えてしまうから、聴覚というより脳が働くんだよね。弾き方、アンサンブル、バランス、テクニックと芸術性、録音物なら録音の仕方、どういう人に向けた音源作成なのか等々。ちょっとしたBGMだってそうなってしまう。

 

で、最近気がついたのは、

山歩きは最高に耳の休息となる、ということ。

 

まず、街中の音が聴こえてこない。アスファルトをこするタイヤの音、電車の音、店屋から流れ出る音楽や宣伝文句、これらがこの首都圏ではアスファルトと更に建築物により互いに反響しあって大音量となっているものが、入ってこない。

 

聴こえるのは、鳥の鳴き声、虫の羽音。蝉の大音量だって山の中ではたいして反響しない。土は音を吸収するのだ。全ては柔らかい音となる。

これは都会に生きる音楽家には必要なことなのではないかな、とも思うようになってきた。

 

というわけで、本日も大変幸せな田中幾子なのです。こういう時間があるから、パガニーニも創作もがんばれる。今夜は、お遊びで書いた小さい小説が思いのほか面白い出来となったから、公開できるように準備しよ。

 

写真は、淹れたいからわざわざこういうのを探して買う、麦茶。

そんな、今日でした。

こちらは田中幾子の音でいっぱいである。ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『終』 2019.0731

こんばんは。もう、田中幾子はおしまいです。終わりです。

なぜなら、

 

暑いから。

 

この絶望的な暑さの中、だいぶ生命力も落ちているので、今日は山以外の運動も控え、ひたすらパガニーニを練習していた。

正に、体力の全てを掛けて練習した、と言っていい。

 

とみーと私が弾いている、パガニーニのヴァイオリンとギターのための2重奏曲は、どの曲も、大体おかしい。どこか変である。ゆったりとした曲なんか、メロディはとても美しいのだが、ふとしたところに普通ならいれないようなものが入る。なんか、トラップがあるんだな。美女の罠、とでもいうか。甘い罠ならいいんだが、そうじゃなくていきなり山葵がツーン!という感じ。

まぁでも、日本じゃ演奏されたことのないというそれらを練習していると、カプリスも面白くなってくるし、どんどんイメージがわいてくるからいいのだ。

ですので、8月11日お昼はぜひ駒沢大学駅すぐのエムズカンティーナにお越しください。私たち2人でないとできないものをお聴かせします。

 

そんな、今日でした。写真は、去年の夏に焚いていたお香の箱。

こっちはまだまだ終わらない。ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『予』 2019.0630

6月もおしまいですね。

さて、私はこの先の自分の仕事のことを考えている。

 

少し創作活動に集中したいという気持ちがあって、特にこの夏は小説「雨女」と、それとは無関係の作曲に取り組みたいと思っています。

といっても、「青の時代 vol.3」と「パガニーニ・ミーティングス vol.2」はたいそう練習しないといけないプログラムなのでありますが。

 

昨年「虚飾遊戯」というタイトルで尺八豊嶋貞雄くんと、とみーと私、ベース東純二という4人で演奏したのですが、そのときの「朝もやの中へ」という曲がある。その日もやった「バンケット」もそうなのですが、ギターをじゃかじゃかかき鳴らす民族風な曲を書きたいんだな。あと、どすーんと暗い音楽も書いてみたいし、「春ウララ(仮)」はあれからもっとお洒落になったから、そういった雰囲気のものもやりたい。

 

あとは、「雨女」。小説とサウンドトラック音楽というセットで「雨女」ワールドをどうやって皆さまにお届けできるかしら、と思案中でございます。

 

そのあとは、11月と来年3月に私が楽しみなコンサート企画があるので、現在のソロやパガニーニとまた違った面白さを感じて頂きたいとこれも密かに準備中。クラシックとオリジナルを織り交ぜてド派手な音楽にしたいな。

 

ね、いろいろと考えているでしょ?

そんな、今日でした。

その前にこれがある。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3