演奏

『作』 2022.0617

最近考えていることは、販売サイトを作ることだ。

主な売り物は、自分の曲。それとクラシック。文筆。

 

物というより、ダウンロード用。

 

曲に関しては、新曲もいくつかあるしジャズナンバーをアイティアレンジにしてもいい。弾いてもいいし歌ってもいい。

そういった音楽とそれに合わせた言葉たち。

 

なぜそういうことをするかというと、クラシック音楽界では物を売るという考え方があまりないのだよな。でも、毎回コンサートのときに新譜があったら楽しいじゃない。これからやろうと思っているコンサートのシリーズでは、毎回プログラムに沿った新譜を用意しようと考えていて、そのためにまず自分自身で通販ができるようにしようと準備している。クラシックもアイティアレンジにしちゃうよ。

 

だって、ありがたいことに私のCDや物販グッズを全て購入して下さっている方々もいるんだし、幸い今のところ私の創作魂は燃え尽きていない。やればやったぶんアイディアやイメージが湧いてくるから楽しい。言葉やデザインもトータルで創っていくから楽しいのだ。

 

そんなわけで、早ければ今月中には体制を整えようと思います。もちろん、やるからには継続的に新譜を出すよ。

 

写真は、練習後に弓を分解してお掃除する様子。

そんな、今日でした。

 

アルバム 『Paganini Meetings』

コロナですからね。

通常の音楽会は、なかなかできない。

 

というわけで、作りました。我らのパガニーニのためのアルバム、名前もPaganini Meetings!

 

Paganini Meetings っていうコンサートシリーズのタイトルそのまんまなんですけどね。

これは、ヴァイオリニストアイティとギタリストトミーとパガニーニの邂逅、という意味合いも実はあるのです。

 

今回のアルバム、かなり突貫工事ではありましたがトミーのスタジオで録音をし、ジャケットその他外側は私が作るという見事なまでの分業によりこの度の発売に漕ぎ着けました。凄かったよ、年末から。こんなの私たちでないとできないと思う。全てにおいて。

 

曲目は、これまで我々が演奏してきた中から「録ってみたい」「珍しい」「面白い」という観点から決めました。そうでなくても、ヴァイオリンとギターのデュオは珍しいものですから、珍しい×珍しいのハーモニーで楽しんで頂けたらな、と思います。

 

このアルバムは、コンサート物販と通販で販売しますのでダウンロードはございません。ご了承ください。

通販サイトはこちら

 

まだまだやりにくい状況が続きますが、我ら音楽家は音楽をせずしては生きてはいけぬものですので、なんとかして音楽をやり続けてみせようという魂胆でおります。乞うご期待。

 

『瀬』 2020.1230

年の瀬ですね。

今年という年は例の感染症に大きく振り回された年であったのですが、私個人としてはそのおかげなのかいろんな新しいことに取り組むこともできた年でした。

宅録でソロアルバムを2枚作ったし、演奏動画も連日公開するようになった。

こんなのも、一つ一つ機材を揃えたり環境を整えたり精神を集中させる技が必要だったり。

 

これは確実に力が着くな、と思う。

 

あと、兼ねてから多方面にご心配ご迷惑をおかけし続けてきていた体調不良についても激しく倒れてしまったことから逆に原因が判明したし、それ以降は対策を取りやすく生きやすく感じております。

 

それともう一つ。実はこの年の瀬において急激に準備している大きなものがあって、うまくいけば間もなくお知らせができると思う。これ、楽しみなんだよな。

あとは、来年のコンサート。1/17『Paganini Meetings8』、3/4『美会夜会2021~かっこいい曲しか演らない~』、それと4/25にギターのトミーと茅ケ崎でデュオコンサート出演が決まっております。1月と3月はそれぞれニューアルバム発売予定だよ!その準備もしているよ!!

あ、あとお洒落な映像作品も制作準備進めております。金も時間もかかるやつ。

 

いっぱいあるでしょ?

 

でも、こんなもんじゃないんだよな。来年からはもっといっぱいいっぱいやってきますので目一杯楽しんで下さいませです!

 

写真は、心と身体の友。イザイ最高。

『成』 2020.0810

今夜もバレエの練習をしていて気がついたことがあった。

 

夢は、音になりたいというのが子どもの頃からあって、それは子どもらしい夢であったかとヴァイオリンをやめていた頃なんかは思っていたのだけれども、そうじゃなくて私は未だに少女だった頃と同じ夢を持ち続けている。

去年から始めたヴァイオリン一本活動でそのことに気がついたのだけれども、

ここに来て、その夢の源となる自分の存在を発見した、ついさっき。

 

それは、

踊っているとき、ひたすら私は流れゆく音楽に想いを馳せ、憧れる。この感覚を音にしたいとヴァイオリンを練習すると音への憧れが焦がれて仕方ない、あぁ今のこの音になりたいよ、この瞬間のこの音に!

そして、私はいつもバレエにも音楽にもその遥か底辺から物語が語りかけてきているかのように思うから、その聴こえない声にも耳を傾けてなんとかしたいとじたばたとする。だって、お話しのないものなんて存在しないから。

 

今夜は、遥か幼い頃から一貫してあったものを見つけたのだ。それは私自身だ。良かった。

 

 

 

そんな、今日でした。

 

こんな思いで作ったコロナ禍ソロアルバム『我儘なソリスタⅡ』

Photos

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『譜』 2020.0128

こんばんは。アイティです。

 

今日は、母校の大学図書館で3/12『幻楽夜話』で使う楽譜をいろいろと調べてきた。今回は、ヴァイオリンのために書かれた曲ではない作品も演奏するため、下調べが必要なのだ。

アレンジ、というやつをするのですが、

アレンジするにも材料が必要。

それも、良質な材料がよろしい。だってさ、センスいいものは古くたってセンスいいのよ。芸術ってそんなものよ。

 

で、資料として使うために結果として大量にコピーをし、実際に音を出すのはうちに帰ってから。

ほら、早速見つけたよ。「これ、音おかしいんじゃ?」スコアと照らし合わせる。「う~、この音採用したのかぁ。(無言)」

オーケストラの曲をヴァイオリンとピアノで弾いたりするのですからね、それ相当の工夫というものが必要になるわけで、で私みたいな人はこの工夫が超絶楽しいったらありゃしない。

 

何せ、人生かけて遊んでますからね!

 

写真は、サラサーテのツィゴイネルワイゼン。自演盤は残された楽譜と違う音を弾いている。

そんな、今日でした。

 

『数』 2019.1011

子どもの頃から活字が好きだ。

主に、日本語が好みで次にアルファベットだろうか。数字はそうでもない。

そう、数学者の娘のくせに、数字には全くと言っていいほど愛着がわかないのだ。

 

なんのイメージもないのかというと、そうでもなくて、

2や4といった偶数には柔らかさを感じるし、5のバランス感、13の怖さ、17となると逆に面白さを感じる。

 

こんなふうにして、見た目から受ける印象というものが、そもそも私がその分野を好きになるかどうかというところにおいて重要となってくるため、

 

このイメージと、いわゆる数式というもので行わないといけない事柄の差異がとても気になってしまう。

何をやっているのか、意味がわからなくなってきてしまうのだ。

 

漢字だったならば、漢字なら、見た目や読みと文中においての役割の相関性が理解できるのだが、

数字からは、それが得られない。

 

そういえば、高校時代は数学の試験で英語並のレベルに丸暗記したときだけ100点中80点だったな。英語の30倍くらい時間がかかってめんどくさいからその一度でやめたんだった。

 

でも、でもね!

演奏のときには数えてるから!ひたすらカウントしてますから!

 

 

そんな、今日でした。写真は今日のお出かけ先。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『待』 2019.0617

こんばんは!お待ちかねの田中幾子のお時間でございます。

昨夜は、二子玉川 Gemini Theater での Wha, サポート演奏してまいりました。終演後にみんなでおしゃべりしていたら、終電時刻となってしまいたいそう遅く帰宅したのです。文字通りバタンとキューッと眠り込んでしまったので日記更新とはなりませんでした。

 

昨日気が付いたのは、私は音楽を様々な視点から見ることが好き、ということだな。

 

だから、ヴァイオリンとピアノの両方で演奏できるととても面白く感じる。

 

そのせいか、今日はとても創作意欲が湧いて、2つほど小さい作品を作っていました。たいそう面白い。最近の即興行為もいい刺激となっているようです。

 

あぁ~、楽しいからもっともっとやりたいなー!!

 

写真は、昨日のステージ。こんな感じでバッハなども弾いておりました。そういえば、「夏の3曲」はお返事頂いているので近々発表してみようかな。引き続き募集しておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

ヴァイオリンとピアノどころか、歌もございます。  ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」