辞典

『遊』 2019.0827

11月24日のピアノとのデュオコンサート『美会夜会』で演奏予定の、とある難曲がある。

ウィニアフスキという、ポーランドの人のそれはそれは格好いい曲なのだが、私は実はこの人の作風が好きで、技巧的な音列の奥にある歌心、ピアノとのやり取り、こういったことにとても胸が躍るのです。

 

実は、何年か前に本郷にある輸入楽譜専門店「アカデミアミュージック」という、クラシック音楽の世界の人なら誰でも知っている名店なのだが、そこでこの曲の楽譜というより、注釈書に近いようなものを見つけたのだ。

 

それは、セヴィシックという、ヴァイオリンにおけるハノンのような教則本を書いた人による、それの練習本。

セヴィシックの教則本は、子どもの頃からそれこそ大好きである。楽しいんだよね。まるで辞典を読んでいるようで。(私の過去エッセイSecret log『読む辞書、弾く辞書』というのがあります。セヴィシックと辞書のお話し。)

だから、見かけた途端に一目散にレジに向かい購入してしまった。それがいかほどの難曲であるかということも重々承知していながら、である。

 

で、昨日からその内容を練習している。わずか2小節のために数十種類の練習法が書いてある。あぁ、すごいな。セヴィシックは本当にすごい。

 

つまり、遊んでいるようなものですよ。感動もするし、上達もするし、最高のひと時ではないか。

『美会夜会』は、久しぶりのクラシック演奏会の形なので、曲目は近々全て発表致します。

 

写真は、山の里芋。こいつはこいつですごいなぁ。

そんな、今日でした。

 

『栗』 2019.0403

甘党か、辛党かどちらかと言えば、現在のところ辛党に一票を投じたい人間なのでありますが、

美味しければ、

甘いものも好き。

 

私も、半世紀くらい以前は甘党だったんだよなぁ。

 

で、今日は昨日の戦利品を胸に、ホクホクと喜びながら過ごしておりました。

久しぶりの「図書」は面白い。あの、読んでいてもよくわからない、理解するのに10年はかかりそうなくらい難解に感じる異分野の専門的な内容をわけもわからず読むのがいいんだよなぁ。いつかは、私にもこれが理解できる日がくるのかしらって、夢が湧く。「図書」の連載記事は一回の長さが短いですしね。読みやすいのよ。

 

そういえば、子供の頃から家族にもらうお誕生日やクリスマスプレゼントは書籍や辞典もあったな。パディントンのその時出版されていた巻を全部もらったときは逆立ちするくらい嬉しくて、毎晩腹がよじれるほど大笑いしてた。

 

服飾品も嬉しいのですが、一生楽しいことを思えば、辞典最強。

なもんで、来年の私の誕生日には家族に作曲家辞典集をリクエストしようかと思っている。あの、図書館なんかにズラッと並んでるような辞典集。最高じゃない?

 

で、例によって無関係な写真の解説を致します。

 

こちらは、先週の土曜日に知人からお菓子をもらったうちの一つでございます。栗は好き。去年の秋冬に栗のお菓子を食べたかったのに、無伴奏や作曲を始めたらそれどころではなくって、モンブランを一つ食べたのがやっと、という食欲廃人らしからぬ成績であったので、この贈り物は嬉しかった。

 

食欲廃人とは、ただ今無頓着に思いついた造語でございます。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2