ギターのとみーとデュオを始めたのは、去年の3月からだが、考えてみるとそこから現在に至るまで、ピアノやチェロといった相手よりも何よりも一番共演回数が多い。
不思議なもので、なんだかんだ気が合うのか、2人で試しながらやっていくのが楽しい相手だ、と互いに認識し合えたんだろうな。なんでだろうな。
そんなふうにして、近頃は出会いが多く
神田の『海老原商店』のおかげで本物のダンサーやダンサーを支える周りの方々ともお友達になれたし(皆さん、バレエ出身者だったりする)、
作家の津原泰水先生の講座のおかげで、文学好きの方々ともお友達になれた。
これが、その界隈により人々のもつ空気というのがまるで違うのだけれど、
音楽も、バレエも、文学も
それぞれの空気がとても良いんだよなぁ。
バレエの人たちは、心地良いという感じ。言葉ではないところで感じ合うのは音楽に近い。ここでの言葉はとても本質的で真理を突いている表現が多いし、
文学の人たちは、この上なく愉しい。言葉の応酬のセンスの良さには脱帽する。
こうして、ご一緒させて頂くだけでも、私も変わっていけるような気がしてならないよ。
そうしたら、またギターとできる曲作ろう。
そんな、今日でした。
2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。
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