コンサート

『厭』 2019.0528

おかげさまで昨日の神田 SHOJIMARU での演奏は、自分としても納得がいくものであった。そのせいか、今日は気分が良かった。天気は雨模様の関東地方だったが、私の気分はいくぶん晴れ晴れしかったのである。

 

とは言っても、やることに追われて気が付いたらもう夜だ。今日何をしたかって、朝は昨夜の就寝が遅かったこともありなかなか起きられず、遅い朝食を軽く食べて(ブランチってやつでしょうか)山に行こうとしたら予想より早い雨天となり引き返し、布団を取り込み、買い物に出直して、夕刻は楽器屋さんに出向いて、夜は練習とジムに行った。

そうしたら、もうこんな時間なのだ。

 

もっと練習したかったなぁ。明日は朝からいっぱいやりたい。何しろやりたいことだらけなのだ。弾けば弾くほど、欲が出てくる。何しろ、私は強欲な女なのだ。

この日記だって、なにもネタもないのに、毎日こうして発表し続けている。どういうことだ。

 

そういえば、最近移動中には書き物をすることにしてみた。私の「雨女」のお話しをいろいろ考えているのです。このお話しも早く作っていきたい。面白いもので、作るというのは、作ることを日々の癖のように自分に課しておくと何かしら出てくるものなのですね。司馬遼太郎が、毎日書いているとアイディアが湧くけれど、書くことをやめると出てこない。10日やめるともうだめだ。というようなことを言っていたらしいですが、なんとなくわかるような気がしています。

作曲もそうだと、思うんだよな。

だから、日々の練習に加えて、創作行為も同じように楽しみたい。

 

なんだけど、自分でお話しを書いていると、己の文章力の浅さに辟易するのでした。なんじゃこりゃ。やんなっちゃうよ。

写真は、お昼ご飯のパスタ。炭酸水と。

 

そんな、今日でした。

練習の成果を見せてやるぜ! ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

『神』 2019.0526

今日は、明日 神田SHOJIMARU で演奏する曲を練習していた。

いつものようにバッハとポップスを組み合わせた内容なのですが、

恐ろしく暑い今日の陽気、エアコンをつけていてもなかなかしんどかったな~。

 

なんとか仕上がって、ひとまず安心したのでした。

 

それにしても、このライブハウス活動。

ライブハウスでオープニングアクトやセットチェンジ時間で演奏させてもらうということもあまり例がないことだそうで、スタッフの方々がとても工夫して私の出番を作って下さっている。

明日も、そうなんだよね。

 

そうやって、「クラシックをいろんな方に聴いてもらいたい」という私のわがままに応えてもらい初めて可能になる、一つ一つの本番。

大事に弾きたいな、と思い練習していました。

 

明日の詳細は、以下のとおりです。

 

神田 SHOJIMARU

出演 魚住英里奈、Rinan 、田中幾子

開演20時(開場19時半)

入場料 2000円(ドリンク別)

私の演奏は、20:40から20分間です。

 

皆さまのご来場をお待ちしております。

 

 

写真は、子どものころから使っている譜面台。ボストンで買ってきたんだよね。スーパーで売っていた。

感謝でいっぱい。そんな、今日でした。

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

『撥』 2019.0523

今日はとみーとパガニーニ・ミーティングスのリハーサルだった。

お互い、自分が主役となる曲では「難しー」を連発し、「練習しよ」が合言葉となった。

 

私はわりと不器用な性質で、誰とでもうまく合って弾けるほうではないようだ。だから、自分が心から弾きやすくてとことん発揮できる相手というと、今のところ数えるくらいしかいない。まぁでも、おかげさまで最近はいろんな方々と様々なシチュエーションでやることが増えてきたから、人見知りな音楽性も少しずつ外交的になってきている気がしている。

 

とみーとは、去年から何度か共演して、彼の周囲のギタリストの皆さんとも親しく交流させて頂いているから、なんか安心できるんだなぁ。

不思議なもので、こういう安心感というようなものは、いくら回数を積んでも感じられない場合もあるし、このあたりは人と人との組合せの妙だと思う。

 

そういえば、初めてやった頃は、ギターならではの発音の速さに慣れないでいた。撥弦楽器は、我々弓を使う擦弦楽器や打楽器でもあり弦楽器でもあるピアノと比べて、音が発音するのが速い。音を出すために必要なアクションを楽器に加えてから、実際に音が出るまでの時間が短いのだ。(ピアノは逆で、それがとても長いしその長さは人によって違うと思う。その時間が私は大好きで仕方ない。)

今年はまだとみーとやっていなかったけど、その違和感はなかったな。

まだまだ、ギターのこともまるでわかっちゃいないけど、こうしているうちに少しずつ私の中にギターが浸透していくんだろうな。

いやぁ、なんでもその道のうまい人とやるのが一番だね。私が1年しか習っていないピアノを多少なりとも弾けるようになってきたのは、大好きなピアノ共演者たちが抜群にうまい人ばかりだから。

だから、この道筋でいけば

いずれはギターも少しは弾けるようになっているはず。

 

それを信じて、そして

 

そんなことより今は目の前のパガニーニだぜ。と、練習するのでした。

 

写真は、最近の山の様子。谷戸田

に抜ける風が気持ちいいところなのです。

 

そんな、今日でした。

ピアノと歌はやるけど、ギターはやりません ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『家』 2019.0521

いやぁ、今日は家にいた日だった。

たまたま予定がなかったし、体調は今一つだし、練習したいし、等々の理由でほとんど家にいたのですが、

低気圧というやつにやられもしていました。こんなことでくらくらしたりする時間がもったいない。

 

まぁでも、最近の中では少し練習できた日だったかな。例の熱以来あまりいい練習ができていない気分だったから、良かった。

 

昨日の中目黒らくやでの本番から一夜明けて思ったことは、ああいう形の演奏のときは音程やリズムを普段と変えたほうがいいだろうな、ということ。クラシック音楽での演奏とは聴こえ方も考え方も違うから、自分なりにいい音楽を探したいなと思います。

 

と、思いながらも今日はひたすらとみーとのパガニーニ・ミーティングスでやる曲の練習。日本初演(?)らしき曲が予想以上に難しかった。さすがパガニーニだぜ。なにが難しいと言ったら、そうでなくてもちょこまか彼の技が効いているのに調性が凄まじく変化するのだよ。シャープ6つの曲なんて滅多に弾かないからなぁ、異名同音のつもりでやったほうがいいのかしら。またそれも研究してみよう。

 

写真は、昨日の楽屋②。楽器がたくさんあった。

そんな、今日でした。

ここでもパガニーニ弾いていきたいな。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『屋』 2019.0520

今日は中目黒楽屋(らくや)での演奏でした。

以前から名前は知っていたところなんだけど、行ってみたらとても弾きやすくて嬉しかった。

ジャズの方がよく出演なさるということなので、アコースティックな音の響きにしてあるのでしょう。グランドピアノのタッチも反応もやりやすかったです。

 

実は、来月6月16日に今日のヴォーカル Yuuki くんのファーストアルバム発売記念イベントがあるのですが、それに先んじてのコンサート、という今回でした。16日の詳細は決まり次第お知らせしますが、その日も私はヴァイオリンとピアノで楽しくやることは決定しております。

 

今日は、ピアノを弾きながら今までより集中できたことが大きかったな。人前でピアノを演奏することに少し慣れてきたのかもしれない。弾きやすいピアノだったからそう感じたのかもしれない。これなら、もっといろんなことに挑戦できそうだ、と思えた瞬間でした。

 

写真は、地下の楽屋のようす。ここは、がくやです。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『源』 2019.0519

今日は非常に眠い一日であった。

想像するに、先週の風邪以来いまいち体調がパッとしていないままなので、要するに完治できていないということだと思っている。

そんなわけで、本日もいつもの結論に至る。

 

もう、眠い。

 

今日の収穫と言えば、昨日の録音音源を聴いて自分の声とは違うような不思議さを感じたということと、

明日の Yuuki くんの本番での私のパートを仕上げられたこと。自分で作ったオクターブの羅列がうまくいくかな。弾いてみたら案外難しかった。オクターブをわけて弾く音列が好きだ。これはヴァイオリンやピアノにおいては殊更ニュアンスが美しい表現方法だと思っている。

ということを、この度の共演で発見したのだ。

 

ポップスやロックは、譜面になにも書いていないことも多いから、その場合は自分で弾く音列を創る。どうやって創ろうか考えることは、私はどういった音型が好きか、何をどうあてはめることが気持ちいいのか、そこを掘り出す作業とも言える。初めは探し方がわからなくて、闇雲に弾いていたけど、そういう耳で自分の愛する偉大なクラシック作品を聴くと無限に広がる世界が見えてくる。

そして、これが私の源泉であったのか、と自分の中に大きなものを見つけられたかのように思えるのだ。

 

そして今日はやたらショパンの舟歌を聴いている。ショパン作品の中でも最も好きかもしれない。バルカローレのテンポ感と浮遊感のあるリズムが最高に好きだ、速くも遅くもないこういうテンポは扱いが難しいと思うのに、そこにこんなにまで愉しみを詰め尽くしたショパンという人の独自性にとてつもなく惹かれている。それは思えば子どもの頃のバレエのレッスンで彼の音楽に合わせて踊っていたときからそうなのだ。

 

今、このようにして様々な活動を行っているとよく知っていたはずの作品たちの聴き方もまるで変ってくる。それが私がこの活動を行っていく理由の源泉でもあります。

なぜなら、もっと深く広くよく音楽を知ってわかっていきたいから。

 

そんな、今日でした。

写真は最近新調したイヤリング。いつものスカーフとセットで。

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『楽』 2019.0518

今日は、私の「雨女」のレコーディングでした。

歌ヴァージョンと、ヴァイオリンヴァージョンとある。

 

私のレコーディングの場合、自分の作品を自分で弾くというコンセプトに基づいておこなっているので、伴奏パートも全部自分で弾いていく。それを聴きながらまた歌ったり弾いたりしていくのですが、

これがたいそう楽しいのです。

 

スタジオでの数時間はあっという間だった。普段と違う集中力で慣れないから、楽しいながらも思った以上にずいぶんと疲れたようでもある。(だから、今夜も早く寝よ。)

 

そういえば、今朝作詞の湯木緑先生からメールが届いており、訂正された歌詞が添付されていた。

「本番はこれでいってください。」とのことだったので、急いで譜割りをし、なんとか仮歌が録れた。

 

今までは、私がまだ歌に慣れていないから歌いやすい歌詞にしていた、ということらしい。

 

仕上がったら、先生にも聴いていただくことになるんだろうな、お会いしたことはなくて、ずいぶん大御所なお方と伺っているのだけど、なんと言われるだろう。

 

それにしても、あっちにもこっちにも先生がいっぱいで、緊張感いっぱいだ!

 

明日は、 Yuuki くんの本番に向けての練習と、パガニーニをやろう。昨日と今日は基礎練習が少ししかできなかったからそこからやろう。

 

レコーディングの続きがまた楽しみだな~。

 

そんな、今日でした。

生でご覧ください。 ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

『大』 2019.0517

こんばんは。

今日は早い時間の更新です。

なぜなら、暑くてバテてもう眠いから。

 

今日は、来週20日、中目黒楽屋(らくや)で出演する Yuuki くんのコンサートのリハーサルで代々木に行ってきました。

ヴァイオリンとピアノと両方弾くのだけど、そのどちらも私としては面白い演奏を創り上げられそうで、満足している。

基本的に歌の伴奏なので、歌詞が1番2番、、、と続いていくときにどうやって盛り上げていこうか、自分で考えることが楽しい。

最初は慣れなくてイメージが湧きにくいなぁと思っていたけれど、そこは変奏の大天才ベートーヴェンの作品を聴いていたらアイディアは無数にある、と思った。

で、アルペジオやリズムを私の好きなパターンに置き換えて次のメロディにぐっと持っていくとか、あるいは急な静寂を演出するとか、

 

いやぁ、音楽って楽しいな!

 

で、今日はバテバテだから

パガニーニは明日練習するの。。。明日は先日延期になった「雨女」のレコーディングもあるの。

 

写真は、食欲なくなっちゃった今日の私を支えてくれた大きいサイズのスポーツドリンク。スタジオ近くのコンビニで売ってたんだ。良かった~。

 

そんな、今日でした。

 

『薔』 2019.0514

こんばんは。

本日は、実によく音楽をやった日でありました。

 

朝は朝食後に軽い散歩をし、音階を弾き、ピアノのハノンとバッハを練習し、午後は Yuuki くんのリハーサル。20日の曲が全部できて、ピアノで弾くものも決まった。

夕方は買い物に出かけ、夜はパガニーニの練習。

 

弾くときの話ばかりで申し訳ないのだが、

 

普段楽譜を見て練習するとき、いかに楽譜の音の羅列をみて無意識のうちに考えて弾いているのか。そのことが自覚できてきた。

その証拠に、私はコードだけの譜面だとその先の音楽的なイメージが湧きにくい。だから慣れるのに時間がかかる。

クラシックを初見で弾いても、ここまで不慣れな感じにはならないから疑問だったのだけど、少しその理由がわかった。

 

一緒にやってるベーシストが「これは楽譜じゃなくてメモだから。」と言っていたのが面白かった。

 

メモをみて弾く。

 

そういえば、生前の父はいつも胸ポケットにメモ紙とボールペンを入れてよく数式を書いていたなぁ。メモから広がる世界もあるんだな。

 

写真は、リハのときに撮ってもらったもの。母(こちらは生きている)の手縫いの洋服なんです。学生時代から未だに着ている。身体に合っているから着やすいの。

 

そんな、今日でした。

ギターは弾かないけどソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

 

『弾』 2019.0513

今、 Yuuki くんの音源を聴いている。

来週20日に中目黒の楽屋(らくや)での彼のコンサートでヴァイオリンとピアノの両方を弾くから。(ちなみに6月16日に二子玉川ジェミニシアターでも開催される。)

 

ピアノを最近丁寧にさらっているから、少しずつイメージが膨らんできている。

いろんなリズム。静と動。

 

私はこのリズムってやつが音楽の中で最も好きな性格だ。

 

ヴァイオリンでできるリズムとピアノでできるリズム。その聴こえ方。効果。

 

まるで違うと思うから、その違いを味わえるのも楽しい。

 

こういうポップスでの即興的な音楽をやっていると自分の創作にとてもいい影響がありそうな気もしている。なんてったって、全部その場で作っていくんだから!

 

そういうところが、楽しい。

 

こう書きながら、Yuuki くんの音源は終わり、今私はバルトークを聴こうとしている。あぁ、やりたいなバルトーク。あの、可愛くないところがいいんだよな。

写真は、まだ病み上がりな私のおなかに優しくできたシチュー。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」