バッハ

『表』 2019.0824

明日のコンサートに向けて、練習している。

私は、決してそんなものは望まないのに、とても不安定な性質で、そのときのコンディションや環境といったものからかなり影響を受けやすい。そのせいか、いいときと悪いときとでムラが出やすい。

それを分かっているから、また練習するのだが、

最近はとても変化が激しくて、やればやるほど次の課題が尽きず、

どこまで行ったっても天井は見えない。。。

そんな、状態になっている。

 

こうなると、不安しかなくなってしまう。

 

ただ、この数日の大きな変化の流れとして今までと違うのは、

6時間さらっても腕が疲労しなくなった。

 

そして、表現できる喜びが大きく、楽しみで仕方ない。なんて気持ちのいいことを私はしているんだろう、こんな愉快なこと他にあるかしら。

そんな気持ちでいる。

 

歌もピアノも、感じ方がまるで違う。。。なんなんだろう、これは。

 

自分でも新しい自分に戸惑っていますが、明日は精一杯のパフォーマンスをお届けします。

写真は、これも若干練習の成果が見えてきた自撮り。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサート.ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は年内ラスト8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

 

『己』 2019.0823

今日はずっと練習をしていた。

といっても6時間くらいだ。

大体、私の練習は長くて6時間くらい、ということが多い。

気がつくと、あっという間にそのくらい経っているんだよなぁ。

 

今回は、25日の曲目が今までと違って、自分自身の限界を大きく拡げる方向にしているから、集中力や気力の問題もあり、入念な確認をしている。

 

ピアノソロの練習をしていて、ふと気が付いたことは、

私はこうして自分のやりたいことを表現することが一番生きている心地がする、ということだ。

 

だから、自分の思うままのプログラムを組み、自作自演も含めたこのソロコンサートシリーズは、正に田中幾子そのものを表していると言っても過言ではないと思う。それに、これが、一番楽しい。

 

というわけで、ひとまずソロコンサートは今回でおしまいとなるのですが、来年以降は何かまた違うものを携えて皆さまの前にお目見えしたいと思っております。

ま、その間にアンサンブルコンサートがあるから、ぜひそちらもお楽しみに!!

 

写真は、子どもの頃から大好きなままのパディントン。佐賀から連れてきた。

そんな、今日でした。

ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は年内ラスト8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

『望』 20190821

いやぁ、もう今夜も腕がボロボロである。

最近は特に左腕がボロボロになる感じがする。そういう曲なのかもしれない。

バッハの無伴奏に、コンチェルト。それだけでも腕がくたびれるのは当たり前のことなのだが、毎晩こうなって、その都度同じ感想を抱いている。

全く成長のないものだ。

 

で、ここまで腕がくたびれた頃には脚も相当疲れている。立っているのも嫌だ、というくらいにはなっているものだ。

もう私は速く泡風呂に浸かってふかふかのお布団で犬でも抱っこしてお姫様パジャマ着てごろごろしたい。

そんな、理想を抱くのもいつもと同じだ。

 

しかし、うちには泡風呂になるような入浴剤はないし、そもそも買ったこともないし、ベッドは古くてふかふかには程遠いし、犬も飼っていない。お姫様のようなパジャマに至っては、そんなもの趣味じゃないよ、というのが実際の声である。

 

と、わけのわからないことを書きながら、明日ももっとうまくなれそうだな!という希望を抱いている今。

そう思っているうちにとっとと寝ちまおう。

 

写真は、らっきょうの甘酢漬けを頂いたもの。手作りの味が、美味しかった。

そんな、今日でした。

ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は年内ラスト8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

『弓』 2019.0817

今日は、一ついいことがあった。

大体、毎日何かいいことがある人生なのだが、今日のもすごく良かった。

 

それは、弓が軽く扱えるようになった、ということ。

 

ヴァイオリンの音楽のほとんどは右手に集中しているんじゃないかと思っていて、自分がそう思うことへの「答え」が見つかったような気がして、嬉しい。

もちろん、これで右手のテクニックが完璧になったわけではないから、そこはまだまだずっと長い道のりがあるわけですが。

 

きっと、毎日こう練習をして山歩きや運動をして創作をしていることがとてもいいんだろうな、それで毎日何かいいことが起こるのだろうな。楽しいな。

写真は、お気に入りの花器。

 

そんな、今日でした。

 

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は年内ラスト8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

 

『良』 2019.0814

今日は、自前の小説第4話を公開した。結構読まれているようだが、皆さんどうだろうか。楽しんで頂けていると良いのだが。

 

で、今日は来週末にせまったソロコンサート『青の時代 vol.4』の準備に取り掛かっていた。最近パガニーニしか弾いていなかったから、いろいろな音楽が新鮮だ。正確にいうと、ずっと熱であまり練習時間も取れないから『パガニーニ・ミーティングス』が終わるまではそれにかかりきりになっている、という状態であった。

体感的には、バッハもコンチェルトも久しぶり。弾いていてすごく気持ちが良かった。

今度は、このシリーズを始めてから眠らせていたイザイをやろう。バッハと関連付けてやりたい。そんな練習をしていて、ソロコンサートで最近弾いているバッハのフーガもひと月ぶりに取り出すと、また感触が違っていて、楽しかった。

 

きっと、パガニーニに集中して、それから他の作曲家。という巡りがいいんだろうな。やはりヴァイオリニストはパガニーニとバッハのような芸術性の高いものを必ず同時にやるべき、と言われる所以が身をもってわかった気がする。

こうして、また私は音楽とヴァイオリンについて語ることが今宵も増えた。

 

幸せな、良い日。

そんな、今日でした。

 

写真は、春過ぎた山の中で。紫陽花だと思うんですが、いかがでしょう。

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

 

『型』 2019.0813

私はAB型です。

これを言うと、ほとんどの人が「確かに!」「なるほど、よくわかる。」という感想を述べられる。

つまり、

とてもAB型らしい人間だ、ということなのだそうです。

 

とはいえ、自分ではそれはさっぱりわからない。どういうことなのか、理解ができない。

また、そもそも血液型に興味がなく、人の血液型もあまり覚えられない。家族のは知っていますけれど。

血液型なんて信憑性がないよ、と思っていたが、知り合いの経営者の方が面接を受けられる方々の血液型を推測すると的中する、と話していたので、そこから信用するようになった。

 

ちょっと前に言われた私のAB型評として面白かったのは、

「A型気質のほうでは、すごく真面目で丁寧できちんとしたことを言い、とても立派な人のように思えるのに、B型気質のいい加減さ、適当さにみんなびっくりしてしまう。二重人格にしか見えない。」

なるほど。驚かせてしまっているわけか。それは、申し訳ない。

「だからAB型ときくと、すごく納得する。」

ほう。そうでしたか。

 

この日記をお読みの方にも、私のことをとても変わった人だな、とか珍しい人だな、とか感じておられるかもしれないが、それは正にそうなのであって、

日本人の人口の1割しかいないというAB型は珍しい存在だろうし、変わっているという評そのものを持ち合わせているので、やはり私はAB型なのだな、というふうに思う。(なんの結論にも至っていないこういった文章を堂々と載せる辺りにも破綻した気質が見え隠れする。)

 

本日の写真は、また姪っ子加工です。

そんな、今日でした。

私の血液型以上に多面的なソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

『盆』 2019.0812

お盆ですね。

 

今年のお盆は、いわゆるお盆らしいことをしない。信仰心がないと言われそうだが、私の言い分としては「がんばって活動するから、供養はそのあとでするからちょっと待ってて!」というところである。

 

何をするかというと、

 

熱で動けなかったぶんの練習。

熱で動けなかったぶんの作曲、小説。

熱でうごけなかったぶんの運動。

 

もう、これだけで予定はいっぱいだよ。。。今年の夏には花火なんてないよ、あ、そういえば夏祭りなら先月弾いたよ、ソロコンサートでジッタリン・ジンの『夏祭り』を弾いたんだった!

 

また、帰省については、父亡きあとの佐賀には親類縁者が元々おらず、母も東京で暮らしているため、生きているご先祖様を喜ばすのなら都内のデパート巡りが一番効果がありそうである。ちなみに、生きているご先祖様とは母本人の言である。そういう人である。

 

幸い私の熱は少し下がってきた。数日内には通常運転可能なのではないかと思われる。ふっ、くれぐれも目を離さずにご注目下さいませ、大変な働きをお目にかけますから。(予定は未定。)

 

写真は、きれいなところを見つけたから。

そんな、今日でした。

ヴァイオリン一本ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

 

『義』 2019.0719

今日は(というか昨日だが、日記というものの性質上”今日”と記す)また、とりわけ楽しいことをしてきた。

つい先日、己の犬的性質を自覚したあの日に出会った、神田の海老原商店。(詳しくはこちら。『犬』 20190712

今日は、そこで開かれていたコンテンポラリーダンスイベントにぶっつけ本番で参加して、バッハのシャコンヌでダンサーたちに踊って頂いたのだ!

 

え、こんなことって、滅多にないんじゃない??

 

と思うくらい、始まる前から行っている間も終わったあとも楽しくて仕方ない経験。

 

ダンサーは、青木尚哉さんというダンサーの方が率いる、青木尚哉グループワークプロジェクトの皆さんで、シャコンヌの後半は青木さんご自身も踊られた。

 

シャコンヌの前も、バッハのアダージオやガヴォットとロンド、ボロディンなどよく演奏しているものを弾いたのですが、やはり皆さん音楽を掴むと動きがどんどん変わっていかれるのを弾きながら感じられて、それもとても面白かった。

 

つまり、ライブ感というのを私が一番感じていたのだと思う。

 

あー。

 

この、海老原商店では、こういった面白いアート企画を数多くされていてメディア露出も多いそうです。オーナーの海老原義也さんがまた面白いこと好きな方なんだよね。も~、私ができることなら、なんでもやるよ。いくらでも弾くよ。

 

写真は、商店の内部。ふふっ。本物はこんなもんじゃ、ないんだぜ。

 

そんな、今日でした!

それはそうと、こっちも来て。ソロコンサートシリーズ。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

 

『前』 2019.0717

最近、人に会うと「日記読んでますよ。」と言われることがある。

あと、連載記事も。なかなか恥ずかしい。

何しろ書いているときの私は、人と接しているときの私とは全く違うんだものな。まぁ、皆さま私がそれなりの変人であることをご承知なのだろうから、今更気にすることもないのだが。

人に読まれる文章を書きたい、と思ったのはここ2年ほどです。それまではそんなこと思ってみたこともなかった。

 

作曲に関してはもっとそうだ。

時々打ち明けていることですが、作曲を薦められたのがちょうど1年くらい前。私はその前の年から始めた演奏活動に少し疲れていた頃でもあった。だから、去年の7月は一つも本番を入れていなかった。それを少しずつ始めてみて、初めて自作を発表したのが去年の11月。そこからだんだんと創る楽しみも感じるようになって今に至るのだから、不思議だ。

ちなみに、完全無伴奏のソロコンサートを初めて開いたのが去年の8月。あのときは、即興といい、無伴奏といいかなり大変だったけれど、今となっては多少の熱でもできてしまうくらいになった。

 

ま、人生に一番大事なのは開き直りってやつだな。

 

と思いながら、今日はまた風邪で発熱しちゃって、グダグダしながら数か月ぶりにイザイやバッハのシャコンヌを練習していた。今度の金曜に面白いことがあるからね!その準備。

 

そんな、今日でした。写真は街中での緑。

1年前より成長している。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』