バッハ

『二』 2019.0504

明日はソロコンサート「青の時代 vol 2」なのですが

明日の結果次第では、その次はないかもしれない。

 

そんなことも考えながらやっています。

 

幸い、そのあとも出演予定の演奏会はあるし、そのほかにも演奏予定のもの、練習しないといけないものは山積みなので音楽は続けていけるのですが、

やはり不安というものも常にあるのですよね。

 

練習で使い果たしてしまう性分だから、そのあと楽器のお手入れをしていると疲れてそういうことを考えてしまったりする。

私の楽器はイタリー製(弓はフレンチ)なんだけど、作られてからまだ30年ほどしか経っていない、いわゆる新作というやつで、お値段もこういう世界の中では「張らない」ものであります。

なんだけど、この楽器になって今度の夏で2年。

この楽器になってから、たくさんのこと、出会いと音楽があり、それはこれからもっと未来につながっていくと思っている。

これになったから、バッハのシャコンヌを弾き始めたんだよな。

 

それにしても、ずいぶんいい色になってきたなぁ。初めの頃はもっと黄色かった。楽器屋さんによると、この楽器のニスは「よく弾くといい色になる」らしいです。そこの社長さんに言われたものね、「よく弾いてますね」って。楽器見ればわかるんだって。嬉しい。

 

だから、この楽器のためにも明日はがんばろう。もっと美しくなってもらうために。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『去』 2019.0430

今日はまた練習に練習に練習。夜は、知り合いのお嬢さんのコンサートに出かけていました。

今日の練習は、それはそれは新鮮な発見があったなぁ。

 

それは、バッハが楽しくなってきた。

 

これって、私にとっては「音階楽しい!」とか「セヴィシック大好き!」のような鮮やかな感情で、こんなことってあるんだ、とまで思う。

だって、ピアノで言えば旧約聖書ですよ?(新約聖書のベートーヴェンが楽しくないとは言っていない。むしろガンガン盛り上がれる。)やはりずっと教科書のような存在だと思っていたのかな。自分より遥かに遠く高く、楽しむような対象ではない、というような。

 

なんですが、

やり続けてみるものだなぁ、と思いました。平成最後の日に、気が付けて良かった。大きな味方がついたような気がする。新時代はこれでがんばっていこう。

写真は、帰り道に。

過ぎ去るトラック。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『呑』 2019.0429

昨日と今日は、TwitterとFacebookで5月5日「青の時代」についてご説明申し上げた。

なぜならば、

「全部ひとりで弾いてますソロコンサートです!」

と言っても

「ピアニストは?共演者はいないのですか?」

と、尋ねられるから。そりゃそうだよね、ヴァイオリニストのソロコンサートは、オールバッハやイザイ、バルトーク、といった【作曲者が無伴奏ヴァイオリンのために書いた曲のみの演奏会】でないと、クラシックヴァイオリ二ストとしては道理が合わない。(申し訳ありません。)

 

今回の投稿で、いくらかご理解頂けているといいのですが。Twitterは140字だからなぁ。Facebookのように長い文章は読みにくいと思い、かいつまんだ文章としました。

 

(※唐突に、本日の写真についてご説明致しますと、我が家の観葉植物パキラでございます。近頃、滅法背丈が伸びてきてございます。)

 

 

で、そこまでやった今日の私。

 

練習もしたぜ。とうの昔に。

 

もう、ぐだぐだだぜ。

 

なのに、さっきからそれらのインターネット上のこと(個人的にそう称している)を行うにあたって、なんと

バランスボールに座っているの。。。!!

 

運動になりますね。

なんかさ、すごくのんびりした気分になれる。

 

こう、まだちょっと疲れていいんだ、みたいな。呑気な感じ。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『疲』 2019.0426

今日は練習の予定をきちんと立てていた。

昼間の用事が済んで、18時から22時までさらう、と。

 

その前の用事から帰宅中に、「今日は絶対12時には寝よう。」と、決めていた。

 

と、いうのは

まぁ自律神経の働きなんかが良くないタイプの虚弱なので、お医者様に疲れないようにしなさい、と最近言われているからです。

とは言え、これが意外と難しい。

そもそも、短時間でバン!と集中してやるほうなので、4時間くらいの練習のときも集中の加減はあれど、4時間は集中しているわけです。で、そうすると、4時間後には大変疲労している。いつもの使い物にならない状態出来上がりというわけです。

で、最近の私は練習の他にも創作的なことに取り組み、身体のために散歩やジム(専らサウナ)にも行っているから、わりと、疲れる。

 

今までは、それらの活動の他に練習は疲れ果てたその先までやっていたのですが、疲れないようにするために、今日は絶対に4時間(小休憩や間のストレッチ含む)でやめる、と決めていたのです。

 

なのですが、

 

4時間経つ前に、眠くなってきた。

 

眠いと、もう弾けない。

だから、日記やって、もう寝るの。

 

練習は、変ロ短調の音階(音階、アルペジオ各種、反復進行、半音階、3度、6度、オクターブ、フィンガードオクターブ、10度、ハーモニクス。ここまでやって音階をやった、という感じ)、基礎エチュード。曲を少し。ピアノのハノンからいくつかの調の音階やアルペジオ、バッハのインベンション3番、ショパンの大作を少しかじる。

音階はいいね。清く正しい生活を送っているような気分になれる。

 

そんなふうにして、がんばってるから5月5日『青の時代 vol 2』にはぜひたくさんの方に聴いてもらいたいな。新しい作品にも挑戦します。

写真は、こないだの吉祥寺ブラックアンドブルー、サウンドチェック後。ビールは私のではない。ライブハウス、あまりまだよくわかっていないけど、こういう雰囲気なのかな?

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

『弱』 2019.0418

ちょっとですねぇ、今日はあまり具合がよろしくない。

昨日あたりから、胃腸の調子が良くないな、と思っていたんですが、そのせいか今夜は若干眩暈気味。

なので、今夜は全てを早々と切り上げております。せっかく用意したのに夕飯も食べられなかった。日記も支離滅裂になる予感。

 

ご心配頂くと申し訳ないので、ご説明しますが

虚弱体質なのと、低血圧(80-60)、内臓の働きが弱いので、何かと調子を崩しやすいのです。ですが、特に病気ではございません。たまにやる血液検査の数値はたいそう素晴らしいようで、どの先生方にも絶賛されるのです。

 

幼少時代より我が家のお付き合いにはお医者様方がたいそう多く、

皆様おっしゃるのは「これは、病気ではない。」と。

理由は、悪化しないから。

 

内科医の義兄に至っては、専門が循環器科だから私を見ても「死にそうじゃない」という理由で「えっちゃんは、健康だよ。」と言い放つ。(ついでに告白すると、彼は私に検査を受けないでほしい、私の場合は無駄だし病院の負担が増えるから。と言いました。身内だから言えることですね。)

ボストン時代も、東大出身で留学中のお医者様方に「バナナと牛乳で完全食品だよ。栄養を摂りなさい。」と言われたり。(言われなくても摂ってるわい、と思ったりしなくもなかった。)

 

でも、今年から始めた朝散歩や山歩きが効果的なようで、

それまで続いていた発熱がほとんどなくなってきた。

 

これだけでも、とても幸せな気分なんです。

運動は、それまでもやっていたのですが、太陽の光や自然の力は(私には特に)大きいようなのですね。

 

でもさ、暖かくなってきて

山に虫が飛び交い始めてる。どこかしこでガサガサッと物音が聞こえる。

 

怖いんですけど。

あー、どーしよ。

 

そんな、目先の将来の不安を抱えつつ、眠いからもう寝ます。明日の練習もがんばったから。

今日の写真は、さっきバッハさらってた時に撮ってインスタにあげた自分の楽器(堂々と使い回す。)。バッハはすごい。ほんとにすごい。もっと弾きたい。やるぜ。

 

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

『苺』 2019.0409

こんばんは。田中幾子日記のお時間です。

連日のように特訓していると、さすがに心身が慣れてくるようで、先週までのようには疲れなくなってきた。加減というものも、覚えてきたからだと思うのですが、まぁいい傾向である。

であるのですが、

やはり特訓の日は疲れる。

 

なので、今日も、いつものように、もう、眠い。(声を大にして言いたいくらい大事なことだから、釘をさすように点を打った。)

 

で、関係ないのですが

私は今日はショパンのバラード3番の冒頭を少し練習していた。えーと、先週「図書」を入手したときの戦利品の一部だ。

ショパンの音楽は本当にリズミカルで、大好きな「舟歌」もそう感じる。すごくゴツゴツした熱い漢っぽい骨太な音楽。前奏曲の1番もすごく好きだ。好きな演奏はたくさんあって選べないけど、フランスのサンソン・フランソワや、シプリアン・カツァリスが好みかなぁ、カツァリスはバッハもブラームスもグリーグも好き。ベートーヴェン交響曲リスト版は感動したなぁ。

 

とか言い出すと終わらない。すみません。大変申し訳ない。

 

大体ね、正直なところヴァイオリン曲というのは、どの作曲家においてもメイン分野とは言い難いのですよ。バッハもベートーヴェンもモーツァルトもフランスのラヴェルも。

だから、作曲家のことを知りたかったら、彼らのメイン分野を知るべきで、それはモーツァルトなら、オペラやピアノ曲、交響曲。。となってくると思うの。

ちなみに、ヴァイオリン曲をメインに書いた作曲家で傑出しているのはフリッツ・クライスラーだと思うな。あの作品群の完成度の高さを前にしたら、どうもこうも身動きが取れない。(でも、作曲家としての知名度は低いのね。愛の2曲と可愛いロスマリンは誰でも聴いたことあるのに!)

 

ヴァイオリンのこと知りたかったら、いろんなもの聴いたほうがいいと思って聴いているうちに、ショパンも大好きになったんだけど、

あれはヴァイオリンで弾くもんじゃない。ピアノでないと。

 

と、思います。

 

でね、今日はおやつに苺を食べました。お砂糖かけて豆乳かけて潰すの。美味しかった。

 

そんな、今日でした。

ショパンは弾かないけど、ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

『眠』 20190404

眠いです。

今朝起きたのは午前9時。そして、私が眠さを自分自身に訴え始めたのは午後7時半すぎ。

どういうことだ。

 

そもそもが虚弱体質で、睡眠時間は8時間必須な人間です。それを下回ると、胃痛やら頭痛やらが訪れる。私は私の虚弱を語ると、とめどなくなってしまう。夜が更けるどころか明日の日が暮れる。

 

で、今日もやった特訓。

 

個人的にたいそうハードな内容なのですが、まぁ確かにこれを続ければ、肉体も演奏も精神も鍛えられるわ、と強く実感できているので、相変わらず続けています。

で、今日はちょっと特訓がんばったの。お昼寝もしなかった。

それで、もう眠いの。

 

だから、こないだの戦利品がまだ楽しめてないんだよなぁ。早く遊びたい。

古い匂いからして、最高だよ。

 

あと、私ラヴェルのピアノ曲の譜面がほしい。持ってないの。ソナチネとか、いいよなぁ。

 

ふと、今日の特訓を思い返してみれば、バッハのソナタ1番のアダージオが、これまでよりとてもきれいに楽に弾けたんだった。うん、そうだった。

明日もがんばろっと。

 

そんな、今日でした。

 

『桜』 2019.0331

おかげさまで、本日も渋谷 La.mama 無事終演しました。お越しになったお客様、スタッフの皆様、今日もありがとうございました。

演奏した曲目など、詳細は後日改めてご報告しますが、

 

今日は、桜が綺麗だねぇ。

 

夜桜が、好きなんだよな。

 

夜道をそんなふうにして、楽しんで帰ってきた今です。

明日からの新しい春。今年はより満喫できるといいな。きっとお花見する時間はないな。お花見しない代わりに、桜ふる私の歌「春ウララ」を作っていこう。

 

ふ~、今日も夜は冷え込んだし、弾き倒したから、疲れちゃった。

 

そんな、今日でした。お休みなさい。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『初』 2019.0316

今日は、とても不思議な感覚だった。

初の体験があった。

 

それは、バッハの無伴奏曲を、組曲として演奏すること。

いつも、演奏のときに、パルティータやソナタの中から抜粋でやっていて、組曲として演奏したことはなかった。

 

曲に入り込んで現世からどこか遠くに行っている瞬間と、曲が終わって、この世に帰ってくる瞬間。行き来するのが不思議な感覚。

クラシック専門の老舗名曲喫茶店で、とても古いバッハの音楽を、まだ新しめの私の楽器と、それよりずっと古い弓とで、無伴奏パルティータ第3番を全曲弾きました。

 

面白い体験だった。皆さま、ありがとうございました。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『茹』 2019.0315

私には、野望があった。

 

本日の

野望は小豆

茹でること(Twitter より)

 

小豆を茹でて、お汁粉にでもして、

 

そして、明日のバッハをさらいたかったのだ。

 

だが、それは叶わなかった。。。

 

明日の本番終わったあとのご褒美にとっておこ。公約として、ここに記しておきます。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2