リハーサル

『軍』 2019.0613

最近、軍手が気になっている。

山に行くのに、それがあったほうがなにかと便利だよな、と思っていたから。

 

そうして、軍手のことを考えているこの数日です。

 

今日も、Yuuki くんのリハーサル。本番前の最終仕上げという日。

パーカッションのユキさんが手にささくれができたという会話で、「爪と指の間に保湿クリーム塗ると指先が荒れにくいらしいですよ。」と、先の冬に仕入れた美容知識を教えて差し上げた。なんでも、コンガやカホンをケースから出し入れするときに余計擦ってしまうということだった。

「でね、最強なのは」

私の熱弁は続く。

 

「それを塗った状態で軍手はめて寝ること!!」

「ぐ、軍手??」

あ、間違えた軍手じゃなかったよ~。木綿の手袋でした!

 

と、アホな会話に付き合わせてしまいました。

 

演奏は、皆さん素晴らしいです。

 

写真は、リハーサルスタジオから見える首都高、見下ろすと246。こういう人の往来が感じられる光景が好きだ。

 

そんな、今日でした。

ヴァイオリンは素手で弾きます。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『指』 2019.0606

こんばんは。田中幾子のお時間でございます。

 

えぇ、本日はだいぶ疲労が蓄積しておりまして、この時間にしてもう既にグデグデという感じというか、数時間前からずっとそうだよ。パガニーニと暑さでやられちゃってますね。

 

そんな今日は、昨日予告したとおり Yuuki くんのリハーサルでした。世田谷区のリハーサルスタジオで執り行われました。執行したのは、彼の他に打楽器プレイヤー、ベーシスト、そして私である。

 

ふと、会話にこんな単語が飛び出てきた。

 

「指パッチン」

 

あ、指パッチン!

 

指パッチンと聞くと、同時に思い出すのは口笛である。

 

私、どっちもできたことがないから。

 

それだけの話である。

 

そんなふうにして、楽しいリハーサルは進み、来週の彼のコンサートまであと2回ある予定だ。

それにしても、打楽器は楽しいなぁ!繊細で軽やかで、打楽器という楽器群を扱うのは相当センスがいると思われる。そんなセンスを目の当たりにできるから、打楽器の人との共演は大好物だ。

 

そんな、今日でした。パガニーニは朝練習した。

写真は、共演の打楽器プレイヤー中山ユキさんの楽器群。奥には主役の Yuuki くん。

打楽器も指パッチンもございませんが ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

 

『撥』 2019.0523

今日はとみーとパガニーニ・ミーティングスのリハーサルだった。

お互い、自分が主役となる曲では「難しー」を連発し、「練習しよ」が合言葉となった。

 

私はわりと不器用な性質で、誰とでもうまく合って弾けるほうではないようだ。だから、自分が心から弾きやすくてとことん発揮できる相手というと、今のところ数えるくらいしかいない。まぁでも、おかげさまで最近はいろんな方々と様々なシチュエーションでやることが増えてきたから、人見知りな音楽性も少しずつ外交的になってきている気がしている。

 

とみーとは、去年から何度か共演して、彼の周囲のギタリストの皆さんとも親しく交流させて頂いているから、なんか安心できるんだなぁ。

不思議なもので、こういう安心感というようなものは、いくら回数を積んでも感じられない場合もあるし、このあたりは人と人との組合せの妙だと思う。

 

そういえば、初めてやった頃は、ギターならではの発音の速さに慣れないでいた。撥弦楽器は、我々弓を使う擦弦楽器や打楽器でもあり弦楽器でもあるピアノと比べて、音が発音するのが速い。音を出すために必要なアクションを楽器に加えてから、実際に音が出るまでの時間が短いのだ。(ピアノは逆で、それがとても長いしその長さは人によって違うと思う。その時間が私は大好きで仕方ない。)

今年はまだとみーとやっていなかったけど、その違和感はなかったな。

まだまだ、ギターのこともまるでわかっちゃいないけど、こうしているうちに少しずつ私の中にギターが浸透していくんだろうな。

いやぁ、なんでもその道のうまい人とやるのが一番だね。私が1年しか習っていないピアノを多少なりとも弾けるようになってきたのは、大好きなピアノ共演者たちが抜群にうまい人ばかりだから。

だから、この道筋でいけば

いずれはギターも少しは弾けるようになっているはず。

 

それを信じて、そして

 

そんなことより今は目の前のパガニーニだぜ。と、練習するのでした。

 

写真は、最近の山の様子。谷戸田

に抜ける風が気持ちいいところなのです。

 

そんな、今日でした。

ピアノと歌はやるけど、ギターはやりません ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『大』 2019.0517

こんばんは。

今日は早い時間の更新です。

なぜなら、暑くてバテてもう眠いから。

 

今日は、来週20日、中目黒楽屋(らくや)で出演する Yuuki くんのコンサートのリハーサルで代々木に行ってきました。

ヴァイオリンとピアノと両方弾くのだけど、そのどちらも私としては面白い演奏を創り上げられそうで、満足している。

基本的に歌の伴奏なので、歌詞が1番2番、、、と続いていくときにどうやって盛り上げていこうか、自分で考えることが楽しい。

最初は慣れなくてイメージが湧きにくいなぁと思っていたけれど、そこは変奏の大天才ベートーヴェンの作品を聴いていたらアイディアは無数にある、と思った。

で、アルペジオやリズムを私の好きなパターンに置き換えて次のメロディにぐっと持っていくとか、あるいは急な静寂を演出するとか、

 

いやぁ、音楽って楽しいな!

 

で、今日はバテバテだから

パガニーニは明日練習するの。。。明日は先日延期になった「雨女」のレコーディングもあるの。

 

写真は、食欲なくなっちゃった今日の私を支えてくれた大きいサイズのスポーツドリンク。スタジオ近くのコンビニで売ってたんだ。良かった~。

 

そんな、今日でした。

 

『薔』 2019.0514

こんばんは。

本日は、実によく音楽をやった日でありました。

 

朝は朝食後に軽い散歩をし、音階を弾き、ピアノのハノンとバッハを練習し、午後は Yuuki くんのリハーサル。20日の曲が全部できて、ピアノで弾くものも決まった。

夕方は買い物に出かけ、夜はパガニーニの練習。

 

弾くときの話ばかりで申し訳ないのだが、

 

普段楽譜を見て練習するとき、いかに楽譜の音の羅列をみて無意識のうちに考えて弾いているのか。そのことが自覚できてきた。

その証拠に、私はコードだけの譜面だとその先の音楽的なイメージが湧きにくい。だから慣れるのに時間がかかる。

クラシックを初見で弾いても、ここまで不慣れな感じにはならないから疑問だったのだけど、少しその理由がわかった。

 

一緒にやってるベーシストが「これは楽譜じゃなくてメモだから。」と言っていたのが面白かった。

 

メモをみて弾く。

 

そういえば、生前の父はいつも胸ポケットにメモ紙とボールペンを入れてよく数式を書いていたなぁ。メモから広がる世界もあるんだな。

 

写真は、リハのときに撮ってもらったもの。母(こちらは生きている)の手縫いの洋服なんです。学生時代から未だに着ている。身体に合っているから着やすいの。

 

そんな、今日でした。

ギターは弾かないけどソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

 

『失』 2019.0415

今日は、無性にヘッセの「郷愁」を読みたくなって、うちの本棚を探したら見つからなかった。

なんでだ。

おかしいな、と思いながら「デミアン」も探したのだが、同じく見つからず。

 

どこにやってしまったのだろう。

 

それぞれ、とても好きな部分があって、時々読み返したくなる。今日はそういう気分だったのだけれど、どうしても見つからない。

 

がっかりしながら他に見つけたのがヘッセの詩集。そういえば、昔こんなのも買ったんだったなぁ。そのときは、開いてみてもいまいち感じられなくて、読まずじまいだった。詩はあまり得意ではなくて、ランボーの若いときのと、マラルメのいくつかが好きな程度なんです。

でも、ヘッセが恋しいから、今日はこれからこれを読もう。春だし、新しい出会いがここにあるかもしれない。

 

と、今からリハーサルに出かける今日でした。

がんばってるからぜひ来てください。ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『終』 2019.0411

昨日は全国的に冬の寒さに戻った日でしたね。連日の特訓で、だいぶ身体も強くなってきてはいるものの、やはり急激な気温の変化には抗えない。

というわけで、今日は見事にダメ人間と化しています。

 

いやぁ、だって全然眠れなかったんだもの。大人になった私はよく眠れるのだけど、久しぶりに幼少時代の不眠少女に舞い戻ったようだったのだ。

で、どのくらいダメっぷりを発揮しているか正直に申し上げますと

 

もう、寝間着。(夜7時46分現在。)

 

早い、早いだろぉ!!?

 

一応、ついさっきまで仕事してました。昼間はリハーサルだった。

でも、もう寝間着。

 

つまり、本日の田中幾子業務終了、ということでございますな。

もぅあとはお寝間着でダラダラ過ごして(全てを放り投げて)テキトーに寝るんだー。

 

今日の写真は、昼間の渋谷でのリハのあと、昼食を食べた喫茶店がなんとも古くて、ミックスサンドウィッチの玉子サンドがなんとも丁寧に作られていて美味しくて、私の産まれる四半世紀くらい前からやっていてもおかしくなさそうなお店が今も客が絶えない繁栄ぶりで「すごいなぁ」と思ったのだけど、写真を撮ってないから、代わりにちょっと前におうちカフェをやりたくて作ったツナサンドの写真。

このときは、バゲットにキャベツの千切りとツナを挟んでチーズのせて焼いたんだった。これも、なかなかいけた。

 

 

ここで、私は新事実を発見する。

オチとタイトルの漢字が一致するのは、今回が初めてではないか!?(※本文中のどの部分をオチとするのかは、定かではない。)

 

あー、あと、サイトの Diary や、 News などのコンテンツそれぞれに少しずつ工夫を凝らしています。面白いといいな、と思いつつ。

そんな、今日でした。

 

がんばってるからぜひ来てください。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2