無伴奏

『前』 2019.0704

本番前である。

大変緊張してきている。

 

こう見えて、どんな舞台のときでもすごく緊張するのです。顔には出ていないらしいのだけど、直前になるともうドギマギして大変である。生きた心地がしないくらいになっていることもある。

 

なんだけど、とことんやるのが好きなんだよな。

 

緊張に勝っているわけではない。うまく付き合えているとも思えない。

 

でも、そのせめぎ合い。自分一人でも、共演者がいるときでも。

 

その瞬間にしか出ないものが好きなんだろうな。

 

なので、また本番終わるまで恐ろしい緊張と共に過ごすし、終わるときまでひたすらやり続けているんだろうな。と、練習しながら思いました。

写真は、ご褒美に焼いたクレープシュゼット。久しぶりにやったらクレープ生地が厚くなっちゃった。

 

そんな、今日でした。

ぎりぎりまでがんばります。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3

 

『予』 2019.0630

6月もおしまいですね。

さて、私はこの先の自分の仕事のことを考えている。

 

少し創作活動に集中したいという気持ちがあって、特にこの夏は小説「雨女」と、それとは無関係の作曲に取り組みたいと思っています。

といっても、「青の時代 vol.3」と「パガニーニ・ミーティングス vol.2」はたいそう練習しないといけないプログラムなのでありますが。

 

昨年「虚飾遊戯」というタイトルで尺八豊嶋貞雄くんと、とみーと私、ベース東純二という4人で演奏したのですが、そのときの「朝もやの中へ」という曲がある。その日もやった「バンケット」もそうなのですが、ギターをじゃかじゃかかき鳴らす民族風な曲を書きたいんだな。あと、どすーんと暗い音楽も書いてみたいし、「春ウララ(仮)」はあれからもっとお洒落になったから、そういった雰囲気のものもやりたい。

 

あとは、「雨女」。小説とサウンドトラック音楽というセットで「雨女」ワールドをどうやって皆さまにお届けできるかしら、と思案中でございます。

 

そのあとは、11月と来年3月に私が楽しみなコンサート企画があるので、現在のソロやパガニーニとまた違った面白さを感じて頂きたいとこれも密かに準備中。クラシックとオリジナルを織り交ぜてド派手な音楽にしたいな。

 

ね、いろいろと考えているでしょ?

そんな、今日でした。

その前にこれがある。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3

 

『走』 2019.0629

今度のソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」 で演奏予定の一人コンチェルトは、大変忙しい曲であり、そのせわしなさが聴くぶんにはとても楽しくていいのだが、弾くには大変。そんな作品である。

このところ、それにかかりきりになっているのですが、

やっとこさ、暗譜の目途がたってきた。

 

現在の無伴奏活動を始めてから、どれもこれも暗譜でないと弾けないから今年は暗譜の年とでも言えるほど暗譜しているのですが、

 

それにしても、バッハもコンチェルトも

 

まるで、全力疾走しているかのようだよ。弾き終わったら息も絶え絶え、という感じだよ。

 

ヴァイオリン弾いてて疾走するとは夢にも思っていなかったな。合間の運動も考えると、身体と頭を使うことの境界線がまるでわからなくなりそうだ。走るのなんて苦手なのにさ。

 

と、わからなくなっているところで本日終了のサインが出ている田中幾子でございます。

 

写真は、夕飯に食べたビーツのトマト煮。近所の八百屋さんで買ったビーツ。美味しかった。

 

そんな、今日でした。

あなたの夏の3曲も募集中!お客様感謝祭「青の時代 vol.3

『癒』 2019.0628

今日ふと気が付いたことがあった。

3月からソロコンサート「青の時代」を始めて、おかげさまで3回目を迎えることになる。そして、ギタリストとみーとの「パガニーニ・ミーティングス」も8月に2回目がある。

ソロコンサートのときには、無伴奏バッハの他に一人コンチェルトと称してメンデルスゾーンやブルッフを弾いてきた。(今度は違うものを用意している。)

パガニーニはもちろん、あの恐ろしいパガニーニを弾いている。

 

気が付いたこととは即ち

 

練習スケジュールが大変なこととなっている、ということだ。

 

今の今まで気がつかなかった。私ってばかだ。

 

自分でやっておきながら、この練習が続くことに気がつかなかったのだから。

 

そう思いながら練習して疲れ果てたところにおうちバレエでぴょんぴょん飛び跳ねているとだいぶ心身共に楽になってきた。やっぱり、好きな運動は癒してくれるんだな。と再確認した今夜。

 

写真は、愛用の弦の袋。

そんな、今日でした。

本番の緊張がないと人生楽しくないからソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3

 

 

『待』 2019.0617

こんばんは!お待ちかねの田中幾子のお時間でございます。

昨夜は、二子玉川 Gemini Theater での Wha, サポート演奏してまいりました。終演後にみんなでおしゃべりしていたら、終電時刻となってしまいたいそう遅く帰宅したのです。文字通りバタンとキューッと眠り込んでしまったので日記更新とはなりませんでした。

 

昨日気が付いたのは、私は音楽を様々な視点から見ることが好き、ということだな。

 

だから、ヴァイオリンとピアノの両方で演奏できるととても面白く感じる。

 

そのせいか、今日はとても創作意欲が湧いて、2つほど小さい作品を作っていました。たいそう面白い。最近の即興行為もいい刺激となっているようです。

 

あぁ~、楽しいからもっともっとやりたいなー!!

 

写真は、昨日のステージ。こんな感じでバッハなども弾いておりました。そういえば、「夏の3曲」はお返事頂いているので近々発表してみようかな。引き続き募集しておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

ヴァイオリンとピアノどころか、歌もございます。  ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

『募』 2019.0614

今度のソロコンサート「青の時代」でなにをどう弾こうか、考えている。

一つ、思っているのは夏っぽい曲を弾きたいなぁ、ということ。

 

夏っぽい曲と言えば、私のイメージはドビュッシーの「海」なんです。ボストンにいたときにジャンルに関係なく夏にまつわる作品が入っていたCDがうちにあった。その中でとても印象的だったから。

でも、これはさすがにヴァイオリンソロには向いていない。

それで、なにをやろうか考えているわけです。

 

ここで、皆様にお尋ねしたいことがあります。

『あなたにとって「夏」といえばこの曲』を3つ教えて頂きたいです。

もちろんジャンルは問わず、エピソードなども教えて頂けたら嬉しいです。

 

夏になったら聴きたい曲、いつかの夏を思い出す曲、夏と関係ないけれど夏を思い描く曲。。。白い砂浜や青い空のような爽やかな夏、蝉の鳴き声とべったり汗がまとわりつくむんむんとした夏、冷たいコーヒーとエアコンで冷えすぎてしまう夏。

 

お返事は、FacebookやTwitterのコメント欄やダイレクトメッセージで頂けると嬉しいです。

いろんな音楽を知りたいから、この日記はこれから7月7日まで何度か投稿することにしようかな。もちろん、シェアも大歓迎。

 

そこからアイディアがわけば、7月7日の舞台で結果発表できるかもしれない。

 

私は私で、自分が弾ける夏の曲を用意しよ。早速、練習しないと。本番がうまくいったら、ミントのきいたモヒート飲みたいな。

 

そんな、今日でした。

 

夏の田中幾子はこちらにて。

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

 

Improvisation 2019.0505

2019年5月5日ソロコンサート「青の時代 vol.2」でのアドリブリクエストコーナーです。お客様からお題を頂きそのテーマで即興演奏。それぞれのお題の詳細については youtube にてご覧ください。

 

 

 

『弾』 2019.0527

今日(というか昨日だ)は、神田 SHOJIMARU で演奏してきました。

演奏した曲目は以下の通りです。

 

My Favorite Things 

Message in a Bottle/ The Police

ガヴォットとロンド/バッハ

オペラ「イーゴリ公」より「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」/ボロディン

There Must Be An Angel / Eurythmics

 

今日はまた、自分としては面白い発見があったなぁ。

エコーのかかり方を聴いていると、その残響や響き方から、弾きなれたこの曲のスタッカートをもっとこうしよう、バッハのこれはもっとこういうテンポにしよう、など、それまでに思ってもいなかったやり方が見えてきて、その研究がとても興味深そうだ、ということ。

クラシック向けの会場で演奏するときも、もちろん会場により残響などは違うため(例えばすごく残響が長い教会とか)、そういったことも考えるのですが、

やはりライブハウスのエコーは、私には強烈な印象だな。

 

20分ほどの出番でしたが、今日もまた大変緊張していて、終わったら汗びっしょりだった。弾きながら上述のようなことを考えていたからだったかもしれない。

それにしても、お客様方が熱心に聴き入って下さってて嬉しかったです。ヴァイオリンの無伴奏でできることを、もっとやっていこうと思いました。スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

さーて、明日からまたパガニーニがんばるぜ。今日はロ長調の音階さらったから、また違う調にして。何しろ、今度のパガニーニは調の変化が恐ろしいからな!

 

そんな、今日でした。お休み!

ここでは更に破天荒 ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」