練習

『浸』 20200121

最近は忙しくてほとんどやっていないが、昔から弾けない曲のスコアを音源聴きながら分析したり、弾けもしないピアノ曲をさわることが好きだ。

オケの譜面とか。カルテットとか。

ブラームスのカルテットなんてスコア見ているとその緻密さと研ぎ澄まされた緊張感からのゆったりとした音楽の造り込まれた構成に、とても同じ人間の技だとは思えない、と感じる。

モーツァルトは、ピアノ協奏曲なんか案外楽しいのですよ。この人のピアノ協奏曲は、彼における一つのジャンルと化しているので、オケとピアノの具合が素晴らしくバランスが整っていない。単純なソロと伴奏じゃあないからね。そこから生まれる妙というのがこの上なく美しい。

 

そんなふうにしていると時間はあっという間。

 

ただ、でもこうして弾けない曲にふれて、弾けるものは少しでも弾いてみて、そうすると何がしか自分の中にいろんな栄養素が入ってくるかのようで、それはときに疲れる。私はしょっちゅう湯あたりしている。食べてもないのに、いろんな人の成分が入ってくるのだものな。

 

読書もそうだな、少しでも手に取って読もうとしているうちに知らずのうちに私の中には文学が入ってくる、きっと。さしずめ、毎日種類の違う温泉に浸かっているかのようだ、この人生。

 

写真は、習慣にしている里山歩きで見かけた山茶花の瑞々しさに心奪われて。

そんな、今日でした。

『色』 2019.0914

時々発言していることなのだが、

練習っていうやつは、基礎の基礎みたいなところを時間を忘れて丁寧にやるのが、

一番楽しいんだよねぇ。

 

それは例えば、

 

絵も描かずに絵の具で遊ぶとか、

私の趣味で言えば、ただ単に辞書を読み耽るだとか、

 

一見、目的がないように見える。ただの遊び。

 

もちろん、曲をさらうのは楽しい。楽しいに決まっているんだが、

 

ある程度やると、基礎の世界に戻りたくなるんだよなぁ。

 

基礎ってのはさ、何も描かれていない真っ白なキャンバスに、

ぽーん、と

色がのった。

 

真っ白な空間に響き渡る色たち。

オレンジや青、茶色にピンク。。。

 

キャンバスがより白く、背景らしくなればなるほど、

色たちは、より綺麗に映る。

 

そうすると、色をのせる筆遣いもより洗練されてくる、っていうものだ。

 

そんなイメージを持っているのだから、

ベートーヴェンの物凄い油絵や、グラナドスのあまりに淡い印象派風の流麗な世界、クライスラーはそうだな、カリカチュアのような気がしないでもない。ヴィターリはもちろんルネサンス絵画のようだ、

という色に囲まれているうちに、

ただのキャンバスが、恋しくなってきてしまう。

 

もっと、いい色味を出せますように。

 

そんな、今日でした。

写真は、修学旅行中の姪っ子が送ってきたもの。

 

 

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『眠』 2019.0911

眠くてたまらない。

毎日、そうだ。

 

例えば、私は子どもか学生のように寝たいだけ寝続ける。

そうしないと、いろいろと、もたない。

 

あぁ~、そういえば今日はお昼寝も3時間もしちゃったなぁ。。。

そのあと、夜は人と会って

 

帰宅して食事を済ませた今もまた、恐ろしく眠いんだよなぁ。

 

平均睡眠時間を取るとしたら、大体8~9時間くらいとなるのかな。10時間は寝る日もある。なぜだか、そのくらい必要な日もあるんだ。

 

今日は、あれかな。

 

昨日、練習していて見つけた発見が、大きかったから。

 

精神と肉体への作用、影響力というのが凄まじい感じだったから。

 

それで、まだ疲れているのかもしれない。

 

こういった新しいことというのは、新陳代謝の仕組みと共に身体に馴染んでくるものであるから、人というのは意識せずとも自然とより良いほうへと向かっていけるのだと信じている。暗譜は寝たあとに強固になるしね。

 

なので、喜んでまた寝たいのであります。

写真は、ひと月前の山の田んぼ。

 

そんな、今日でした。

2019年の集大成!11月24日「かっこいい曲しかやらない」ヴァイオリン・ピアノデュオ『美会夜会』 原宿カーサ・モーツァルトにて。

 

オールパガニーニシリーズ 10月22日『パガニーニ・ミーティングス vol.3』

『備』 2019.0828

実は、水面下でいくつかの企画が進行している。

と言っても、そんなに大袈裟なものでもないのだが、

やはり、自分にとっては新しい挑戦だったりするから気が抜けない。

 

何を考えているかというと、

要するに、いつも皆様に楽しんで頂けそうなものをご用意したい、というそれだけでなのです。

 

毎日の練習も、正にその一つなんだけれども。

 

しかし、この秋は『パガニーニ・ミーティングス vol.3』にピアノとのデュオコンサート『美会夜会』。そのどちらも準備がとっても楽しい。それだけでも大忙し、という感じなのだが、加えて秘密の企画も進行中だから、身体も脳もいくつあったって足りやしない!いうことになってしまっている。

 

あー。ピアノとのヴァイオリンソナタを弾くのは今年は『美会夜会』で初だなぁ、元々アンサンブル好きだから、輪をかけて楽しみで仕方ない!その他の曲目も、ヴァイオリンが目立つというより、ピアノとのやり取りが面白い曲ばかり。

その準備たるや、幸せで仕方ないよ。。。

 

あと、できるかどうかわからないですが、個人的に頑張りたいことは、

執筆中の小説『雨女』への取り組みと、英語を文法から勉強し直すこと。

 

0と1は違う。その精神で生き延びようと思います。

写真は、姪っ子加工後の田中幾子。

 

そんな、今日でした。

 

『変』 2019.0822

私がそういうタイプなのか、それとも今がそういう時期なのか。

 

音楽において、変化が激しい。

 

それは、テクニック的な意味もあるし、音楽的な意味もある。

 

だから、毎日練習していて、毎日変わっていく。

 

この、変化が如実に現れるのは、実は暗譜との兼ね合いの部分においてなのだ。

 

暗譜というのは、私の場合は、楽譜の見た目とともに動きで覚えている配分も大きい。よって、テクニックの変化があるとその影響をもろに受け、覚えているはずの箇所を失敗する。音楽的な変化からも同じことが言える。リズムの捉え方が変わると必ず失敗する。

こういうことが、実に多い。

 

簡単だと思っていた、例えばパガニーニの『カンタービレ』のような今まで幾度となく演奏してしてきている作品においても、そうなる。

 

そうなってしまうと、もちろん怖い。

だから、練習をする。

 

練習の結果、また次なる変化が生み出されるのであるが、

練習以外に変化の先の栄えある芸術を導きだすものは、存在しないから。

 

写真は、今日のおやつ。おやつと称して、これにバゲットを添えて食するのであるから、大した食欲である。

そんな、今日でした。

ソロコンサート。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は年内ラスト8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

 

『夏』 2019.0729

今日の日は、私は生まれて初めてガリガリ君というお菓子を食べた。

今まで、その名を耳にしたことはあったのだが、食べたことはなかった。

なぜ食べることになったかというと、理由は簡単で、

 

今日の山歩きがたいそう暑かったから。

 

そう、夏だ。夏が来た。

 

エアコンが効いた部屋でノースリーブとミニスカートの薄着で練習しながら汗をかくのも私の夏の風物詩。この様子は子どもの頃から全く変わらない。そうさ、夏はこうでなくっちゃ!

と言いつつも、やはり暑くてバテたため、本日のパガニーニ練習も早めにおしまい。

 

今度は、ガリガリ君梨味も買ってみよう。

そんな、今日でした。

私のコンサートのタイトルは、春も夏も青いまま。ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。次回は8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『犬』 2019.0712

大体私は動物に例えると、犬のような人間です。

であるから、私に興味を持たれる方がいらしたら、そのお方は犬も好きになるのかもしれない。

 

と、くだらない考えを保持し続けて軽く半世紀以上は経っているような気がするが、なにゆえそう思っているのかというと、

ポメラニアンとか、シーズーに似ていると言われたことが一度や二度ではないのと、言われたことが嬉しいと思ったから。

そっか、私は犬か。

 

だから、街中でお散歩中の彼らに出会うと目が合ってしまって、あちらはじぃっと私の瞳を見つめると次の瞬間には喜び勇んで飛びついてくるのか。(なので、忙しいときには目を合わさないようにしている。)

 

目が犬っぽいですよね。(自己分析は以上で終わりである。)

 

で、今日は出先で素敵なところと出会った。たまたま前を通りがかって気になってお尋ねしたら、写真の建物は昭和3年建造で、ここではたいそう面白い出来事が繰り広げられているというのだ。

内部もご案内された。そして、その面白い出来事に私も参加させて頂けそうだということだった。

あ~!!また、やりたいことが増えたよ!!目の前のことから一つずつやっていくぜ!まずはパガニーニと新曲作り(とその練習)だ!

 

つまり、「犬も歩けば棒に当たる」。そんな、今日でした。

 

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。盛り上げていくぜ。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

 

『暗』 2019.0703

こんばんは。田中幾子でございます。

今日はまだまだ練習するのだけど、ちょっと疲れたから休憩がてら日記を書くことにした。

 

最近、暗譜の仕方を変えてみて、それがなかなか良さそうなので意気揚々と練習に向かっているのでありますが、

それはそれで、脳の認識の仕方が変わるのだろうな。違うちょっとした不都合が生じたりする。

 

で、その不都合をその都度修正しながら行うわけですけど、案外これが曲によって違っていたりするものだから、どこまでどうできるのか未知数だったりもする。

 

まぁ、演奏というものには正解はない、ということなのでしょう。

聴いて良ければ全てよし、と思うタイプなので、細かいことはあまり気にしていないのだけど、本番は一期一会だからね、やはり怖さもあるわけです。

 

とは言え、ヴァイオリンは暗譜で弾くのが一番面白い楽器だと思う。とことん気持ちよくなれるというか、どっかいっちゃう。

もっといきたいから、がんばろ。練習に戻ります。

 

そんな、今日でした。写真は、新品の松脂。この美しさは使う前の一瞬にしか存在しない。

全てはこれのために 

ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3

 

『呟』 2019.0702

今日は東京都美術館へ出向いてきた。来週で終わるクリムト展に行ったのだ。

人出が多いわりにはスムーズに観ることができたように思う。鑑賞の感想をここで書くととてつもなく長くなってしまいそうなのでそこは割愛する。それにしても、彼や周囲の人物の描いたポスターにとても心惹かれた。センスさえあればなんでもできるような気がする。

 

夜は相変わらず練習。あれをさらい、これをさらい、とやって疲れてこのくらいの時間になってくると自分がまるでもぬけの殻になってしまう。先ほどまでのやる気満々だった私はいったいどこへ行ってしまったのだろうか?

もし隣に私のパトラッシュがいたらそこにあの有名なセリフを呟きそうである。けれども独居である私は犬も猫も飼っていないから、呟く相手がいない。いるといないでどちらが幸せなのだろうか。

 

今書いたことは数十秒後に忘れているだろうことを確信し、本日も終了することと致します。おかげさまで、今日も逆立ちとでんぐり返しは順調に行うことができたことはご報告いたします。

 

写真は、美術館の近くで見つけたのぼり。私は試す勇気がない。

そんな、今日でした。

パトラッシュは出てこない。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3

 

『盛』 2019.0624

独り盛り上がりが得意である。

独りで盛り上がって練習しているのだ。

 

そもそも、山に行くのも運動をするのも音楽や創作のためであって、それらについてもそれぞれ盛り上がりながら取り組んでいるため、私は独りで盛り上がることが非常に得意な女といっても過言ではないと思う。

 

もしかしたら、私は寂しい女なのか??とさっき自問自答したのだけれども、そんな疑問はすぐにどこかに消え去っていった。

なぜならば、

ケーキが焼けたから。

 

レーズンの風味がなかなか良かった。膨らみが足りないけれど、生地のきめ細やかさはしっとりとした味わいをより際立たせ、口に入れると胸にまで広がる充足感。あぁ。。。これは、こいつはまたやんなきゃだめだ。

 

夏の3曲も引き続き募集しております。明日、頂いたメッセージをまたいくつかご紹介しよ。

そんな、今日でした。

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3