Notes

『色』 2019.0713

ご承知の通り、私は変わった人間なので、生きている男性に色気を感じることはあまりない。

が、ピアノ作品なんかにとてつもない色気を感じる。

 

弦楽器より管楽器より、断然ピアノ曲は、時として凄まじい色気を発する。私には。

 

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第3楽章。オケと同じ動きのピアノは断然色っぽい。

グリーグのピアノもそうだ。ヴァイオリンソナタのピアノパートの色っぽいこと!ブラームスのピアノ協奏曲もすごいな。あまりの艶っぽさに息が止まりそうになってしまう。あんなことを目の前でされたら、どうなってしまうのだろう。放心してしまうかもしれない。もしかしたら、男性的な音楽に特にそう感じているのかもしれない。

 

生きている人間で言うと、落ち着きのある女性にはとても色気を感じます。男性については、あまりわからない。ただでも、好きな作曲家は男ばっかなのは確かだ。

今日は一日引きこもって曲を作ったり勉強したりしていたので、普段よりピアノに触れる時間が長かった。パガニーニは、音楽的な内容とテクニックのバランスを取ると面白いプログラムになりそうだ、と練習しながら思った。

 

写真は、母のおさがりのコーヒーミル。重いんですよ。それがいいの。

そんな、今日でした。

ソロコンサートシリーズ 新曲お披露目したい。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

Diary.2019 June

『雨』 20190601

『動』 20190602

『返』 20190604

『明』 20190605

『指』 20190606

『違』 20190607

 

 

 

『江』 20190608

『奮』 20190609

『呑』 20190610

 

 

『幻』 20190611

『志』 20190612

『軍』 20190613

『募』 20190614

『食』 20190615

 

 

 

『待』 20190617

 

 

 

『鴨』 20190618

『豆』 20190619

『詞』 20190620

『損』 20190621

『佇』 20190622

『夢』 20190623

『盛』 20190624

 

 

 

『頭』 20190625

 

『枝』 20190626

 

『地』 20190627

『癒』 20190628

 

 

『走』 20190629

『予』 20190630

『犬』 2019.0712

大体私は動物に例えると、犬のような人間です。

であるから、私に興味を持たれる方がいらしたら、そのお方は犬も好きになるのかもしれない。

 

と、くだらない考えを保持し続けて軽く半世紀以上は経っているような気がするが、なにゆえそう思っているのかというと、

ポメラニアンとか、シーズーに似ていると言われたことが一度や二度ではないのと、言われたことが嬉しいと思ったから。

そっか、私は犬か。

 

だから、街中でお散歩中の彼らに出会うと目が合ってしまって、あちらはじぃっと私の瞳を見つめると次の瞬間には喜び勇んで飛びついてくるのか。(なので、忙しいときには目を合わさないようにしている。)

 

目が犬っぽいですよね。(自己分析は以上で終わりである。)

 

で、今日は出先で素敵なところと出会った。たまたま前を通りがかって気になってお尋ねしたら、写真の建物は昭和3年建造で、ここではたいそう面白い出来事が繰り広げられているというのだ。

内部もご案内された。そして、その面白い出来事に私も参加させて頂けそうだということだった。

あ~!!また、やりたいことが増えたよ!!目の前のことから一つずつやっていくぜ!まずはパガニーニと新曲作り(とその練習)だ!

 

つまり、「犬も歩けば棒に当たる」。そんな、今日でした。

 

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。盛り上げていくぜ。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

 

『八』 2019.0711

今日は、『雨女』歌版のレコーディング、仕上げの作業をしてきた。

エンジニアの方も、とてもアイディアやセンスがある方で、いろんな考え方や提案を元に一緒に作っていく。

私は、知らないことだらけだから、聴いた音で判断することくらいしかできないのだが、とても面白い作業だ。

 

今日のスタジオは、こんな言葉が飛び交っていた。

「あの、八百屋のさぁ。。。」

え、八百屋?八百屋さん!?今、作業の真っ最中なんですけど、プロはこんなときにそんなこと話題にできるものなの!???

 

と、思っていたら

 

ローランドの古いリズムマシーンをそう呼ぶらしい。

「808。骨董品ですね。」

エンジニアさんはそうおっしゃった。

 

へぇ。クラシックで耳にする「モツコン」とか「ベトコン」とか、知らない人からしたら違う意味に捉えられそうなあれですね。(それぞれ、モーツァルトやベートーヴェンのコンチェルト、という意味です。)

 

世の中、いろいろと面白いなぁ。写真は、試しにやったグランドピアノの音色のときに出るソフトの画像。

そんな、今日でした。

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

 

『語』 2019.0710

私がこの日記であまり音楽の内面の部分を語らないのには理由がありまして、

それは、言葉で一つ一つ表していると一生かかっても語り尽くせないから、というふうに思っているからなのです。

だからまぁ、私が感じていること、思っていることはできうる限り自分の演奏や音楽、表現でお伝えしたいな、と思う。

 

そうしないと、私の中にグリーグの不思議な山の精霊たちやシベリウスの凍てつく土地、チャイコフスキーの土埃が舞う大地やモーツァルトの彼一流の冗談、ラヴェルのクールに見せながら実は熱い熱い芯の部分などが無数に飛び交っているのを表せないままになってしまう。全てに一瞬一瞬思うことがあるから、とても言い切れないよ。

 

で、もっと表現に集中したいのだけど、創作というものも、やればやるほど自分のダメなところが露になってくる。

 

弾けないとダメな自分になっちゃうし、創作してもダメな私がいる。

 

こうやって自分の小ささを感じる。それだけ音楽っては大きいってことだね。

ま、目の前のことから精一杯やるぜ。

 

そんな、今日でした。写真は、こないだ見つけた街角。こういう街並みの愉しさは東京ならではですよね。

ソロコンサートシリーズ「青の時代」ヴァイオリン超絶技巧無伴奏、オリジナル曲、即興演奏など。8月25日エムズカンティーナにて。『青の時代 vol.4』

オールパガニーニプログラムシリーズ『パガニーニ・ミーティングス vol.2』

『既』 2019.0709

皆さま、こんばんは。本日も田中幾子のお時間でございます。

おかげさまで、ソロコンサート『青の時代』も次回開催が決まりまして、本日はそれを念頭においた新曲の下書き作りなどに取り組んでおりました。あとね、8月11日『パガニーニ・ミーティングス vol.2』の曲を少し考えていた。

 

で、ここで私が言いたいことは何かと言いますと

 

もう眠い。

 

それだけなんです。申し訳ない。

 

確か今朝は10時頃に起床したはずだ。10時間近い睡眠。そこからやったことと言えばたいしたことはない。散歩に家事にバレエの体操、次回のお知らせページと作曲、夕方の散歩、練習は少し。

 

なのに、もう既に眠い。

 

何なんですかね、毎日好きなことをめいっぱい楽しんでたりしているから段々と幼児化しているのか。私はほんとに子供なのか。

 

それはそうと、私の『雨女』をレコーディングした音源に合わせて実はまた面白い企画が進んでおります。それも考えたいんだけれども、こう眠くっちゃおしまいだ。何もかもがおしまいになる他ないや。もうだめだ。

 

写真は、昨日の晩ごはん。朝とれたというとうもろこし。茹でたら美味しかった~。

そんな、今日でした。

『餃』 2019.0708

おかげさまで昨日のソロコンサート「青の時代 vol.3」が無事に終わりました田中幾子でございます。

直前に熱が出て十分に準備できなかったことと、本番もフラフラしていて頭がはっきりしていなかったことが無念だけれど、なんとかがんばってやりきれたかな、

詳しくは、また改めて書くつもりです。

皆さま、お足元が悪い中、遠方からもお越し頂きありがとうございました。

 

で、今日は私も足元が悪い山に行ってきた。ヌルヌルしていて歩くのが大変だった。わずか数十分で、ずいぶん運動した気分となった。帰宅して、新しい曲を書こうとピアノに向かったら、またこれが書いてみたい曲が弾けない。私のピアノ技術じゃ表しきれないから非常にジレンマを感じている。なんというか、ピアノ技術も足元が悪いような感じだ。自分の作曲の根底が覚束ないとは、どういうことかと自問自答しながらこの日記を書いている。

で、写真は昨日帰宅してから自分で作って焼いた餃子。焼き餃子というより焦げ餃子である。ステージでも一人だけど、うちに帰っても一人で餃子とビール。どういうことだ、と思っている。

 

そんな、今日でした。次回のソロコンサートは8月25日ですので、皆さまぜひ。

『前』 2019.0704

本番前である。

大変緊張してきている。

 

こう見えて、どんな舞台のときでもすごく緊張するのです。顔には出ていないらしいのだけど、直前になるともうドギマギして大変である。生きた心地がしないくらいになっていることもある。

 

なんだけど、とことんやるのが好きなんだよな。

 

緊張に勝っているわけではない。うまく付き合えているとも思えない。

 

でも、そのせめぎ合い。自分一人でも、共演者がいるときでも。

 

その瞬間にしか出ないものが好きなんだろうな。

 

なので、また本番終わるまで恐ろしい緊張と共に過ごすし、終わるときまでひたすらやり続けているんだろうな。と、練習しながら思いました。

写真は、ご褒美に焼いたクレープシュゼット。久しぶりにやったらクレープ生地が厚くなっちゃった。

 

そんな、今日でした。

ぎりぎりまでがんばります。ソロコンサート 2019 0707「青の時代 vol 3」

コンサート詳細追加情報 お客様感謝祭「青の時代 vol.3

 

現役中学生監修 アイティ写真館③

姪による加工を施された写真集。ラストです。

 

まずは、てんこ盛り。

想像するに、彼女はこの作業を非常に楽しんでいたようだ。学校で覚えたての英文が散見されるところが子どもらしい。

 

 

たまには、こういうポートレート風もあり。

 

 

 

こういうものが、恥ずかしさを超えて私には強烈な印象を与えてくれるのですよ。

 

最後のはすごい。あらかじめ元の写真をご覧ください。

彼女の作品は

きてるなぁ。

 

本人のコメントをご紹介すると「楽しかった!」(以上)。うん、そりゃあ良かった。

 

現役中学生監修 アイティ写真館②

姪による加工を施された写真集、続編です。

 

これは、原宿カーサモーツァルトで動画撮影をしたときの写真。

これが

こうなった。なかなかオシャレだと思う。

 

お次。

こういうのは、ちょっと恥ずかしいですね。

 

 

このへんになると、言葉が出て来なくなる。

 

最後は、元の写真がこう。

 

それが、こうなり

ここまで来た。

 

何というか、やたらとハートやピンクで装飾された自分を見るのは気恥ずかしい。

 

 

彼女の作品を見ていると、私は汚れちまったんだな、と思う。