2月 日記
唐突ですが、
来週8日は私の誕生日なんです。
10日「青の時代」コンサートの準備で、それどころではなかった。
私が、この事実に気が付いたのはつい数日前のことである。
「え!ヤバいじゃん。」
何がヤバいのかわからないけれど、
誕生日を忘れるほど準備に忙殺されていたのか、
誕生日祝いどころではないからなのか、
いずれにせよ、
誕生日の直後にソロコンサート、
ということに何やら危険の香りを感じたようなのです。
ま、でもとにかくがんばりますよ。
当日のお楽しみがいろいろあるといいなぁ。
あと1週間ほどでどれだけ準備できるかなぁ。
なので、
私にお誕生日のお祝いの気持ちがある同志の皆さまは、
プレゼントも言葉もいらないから、ぜひこの日のコンサートに来てほしい。
ヴァイオリンもピアノも歌もその他も、
何もかも楽しい時間をお贈りしますから。
そんな、今日でした。
3月10日の本番でオリジナル曲をいくつか披露したいから、
今日は脳内で作成していた。
先月 La.mama で演奏した日の曲目(※)で
「こんな魅惑的な曲を書けたらなぁ。。」と憧れている作品があって、
実はその本番前に家で8小節くらい思いついたメロディを元に構成している。
タイトルは、憧れのそれの作曲家の名前を仮でつけている。
実に大それた行為だ。
で、今この曲を仮に「大それたタイトル(仮)」とでも呼ぶことにして、
話の続きをします。
私の作曲行為は、ピアノで行うのですが、
思いついたメロディや進行を、
弾きながら脳内で展開していくことが実に面白い。
ここで8小節、転調して8小節、戻って。。
前奏のモチーフをここで出して云々かんぬん。
そういったことを、脳内だけで繰り広げて覚え込むことが
大層、面白い。
面白いんですよ。
この「大それたタイトル(仮)」。
2019.0310 出演「青の時代」で聴いてもらいたいから、明日手直ししよー。
そんな、今日でした。
※詳細はこちら→2019.0131 渋谷 La.mama 曲目
La.mamaでの本番終了~。。でお疲れな今。
3回目でだいぶ慣れてきたはずなのに、
今日は今日でとても緊張した!足もがくがくしてた。
なのですが、3回目の今日が一番楽しかったです。皆さん、すごく聴き入って下さってて、拍手が暖かかった。
本日の曲目、詳細は近日中にアップします。今までも弾いている曲だけど、どんどん面白くなってくる。楽しいなぁ。
そんな、今日でした。
最新出演情報はこちら→2019.0310 出演「青の時代」
今日は、20日に渋谷 La.mama で弾く曲の練習と、
3月10日のソロコンサートでやるオリジナルを書いていたんだけど、
やっているうちに、
うずうずピアノの古典的作品を弾きたくなってきたから、
うちで音出しできる時間帯ギリギリまでバッハのインベンションをいくつか弾いていた。
ヴァイオリニストなのに、なんでそんなにピアノやるかというと、
音楽の源だと思うから。
ピアノでもバッハ弾くのは、
私がピアノも演奏するようになった2年前に、
毎日の練習法を、仲良しピアニストの藤井麻理ちゃんに尋ねたら
「バッハ弾いて!」
と言われたから。
(ちなみに麻理ちゃんとは今秋と来年春に共演予定です。)
ヴァイオリンじゃ解明できない、音楽の謎。
ピアノなら、見える気がする。
同じように、ギターも源だと思うからもっとやりたいの。
せっかく、トミーとも音楽やってるし、うちにもあるから。
でも、そこまでなかなかたどり着かないよー。
そんな、今日でした。
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2019.0131 渋谷La.mama 「chemical drive」
2019年2月20日。
渋谷 La.mama『平成最後のどんでん返し?!
喝!タルイバンド1stアルバム出すんだってよGIG at TOKYO』のオープニングアクト、
セッティングチェンジにまた出演させて頂くことになりました。今度で3回目です。 続きを読む
2019年3月10日 駒沢大学 M’s Cantina(エムズカンティーナ)
にて、ソロコンサートを開きます。
雪の中、
都内某所でハイドンのジプシートリオを弾いてきた。
なんだか、興に乗ってしまい、
リクエストされてバッハの無伴奏や、
即興演奏なんか(頂いたお題は「雪」だったー)もやり、
とても盛り上がっていい会だった。
曲の解説や作曲家の話、
名演奏家たちの子供時代の話なんかもたくさんしてきた。
んだけど、寒いから、相当疲れたらしい。
クタクタの日だけ着ることを許している、
母からのプレゼントのカシミヤのセーター着て、
晩ご飯も食べずにだらける算段を建てているところ。今日はお昼も食べてない。
だって、疲れたんだもん。
そんな、今日でした。
2019年1月31日、渋谷のライブハウス La.mama の「chemical drive」オープニングアクトに出演します。
先日出演した二子玉川Gemini Theaterでのこと。
まず、演奏した曲目をご紹介します。
ドヴォルザーク 4つのロマンティックな小品Op75より第2曲
バッハ 無伴奏パルティータ第2番よりシャコンヌ
IKUKO TANAKA モーツァルティーナ
バッハ 無伴奏パルティータ第3番よりブーレ、ジーグ
イザイ 無伴奏ソナタ第3番「バラード」
他、ヘンデルやフィオッコなど演奏しました。
(写真はサウンドチェック中。暗譜の確認。キーボードが出ているのは、他の出演者の方のためです。)
演奏中にとてもびっくりしたのは、照明。
今からシャコンヌを弾きます、と構えた瞬間に暗転して真っ暗!あ、真っ暗で見えないわ、と思ったのですが、
そういえば、私、シャコンヌ弾くときはいつも目を瞑って弾いていたわ、と思い出したのでした。
そのあとも、変奏ごとにどんどん照明の色が変わっていくことで
「ここは、こういう印象なんだ」と、
会場のスタッフさんが曲に抱くイメージを感じられるなど、とても面白い体験でした。
それにしても、
舞台で一人で演奏したりお話ししたりすることにまだ慣れなくて
(特にお話しのほう)、時間がわからなくなってしまい、
持ち時間をオーバーしてしまいました。関係者の皆さまごめんなさい。
反省。
クラシックの演奏会では、持ち時間というものがなかったり、
お話しするようなカジュアルな雰囲気の演奏会を行う場所は時計が見えていた(要するに部屋のようなところで行っていた)など、
いろいろと違いがあるのですね。
私がまだ慣れないので、それらの背景を慮って下さる皆さま、ありがとうございます。
あと面白かったのは、
ライブハウスというところは、
クラシックのコンサートホールと違って、会場の音響設計の概念が違う。
今まで、会場の反響で音の響きを聴いて弾いてきたのですが、
ライブハウスでは、PAさんがその響きを作るのですね。
これも聴こえ方が全く違うので、
最初は戸惑ったけれど、逆にお任せすればいいんだ、とわかってからずいぶん安心して弾けるようになりました。
当たり前といえば当たり前のことなんだけど、
実際に体感するとまた違うものですね。
終わってから、
ディレクター兼マネージャーさん(この方がまた大変なクラシック好き!ヴァイオリンもかなりお詳しい)といろいろお話ししていて、
こういった場所でクラシックを聴いてもらうための実践的なアドバイスをたくさん頂いて、
「あー、こういうライブハウスというところは、音楽をやる人を育てる場所なんだなぁ。」
と、本当に実感しました。
などなど、面白かったことと反省することと悲喜こもごもな今のお話しでした。
お越し下さった方々、ありがとうございました。