Notes

『和』 2019.0422

今度24日水曜日に、いつもお世話になっている原宿カーサモーツァルトで「和美  wa・bi 」というコンサートで演奏するので、今夜はそのリハーサルでした。

 

これは、日本の音楽を伝えようという内容で、

日本の古い歌から、現代風(だけど、歌詞はとても日本的)な歌というプログラムになっています。

そう、これは歌のコンサート。私は伴奏や対旋律、一曲ソロもあります。

 

この歌の方は、不思議な女性で

初めてお話ししたのは、去年の大晦日でした。

体調不良に悩む私に「日に当たってないでしょ、日当たり悪いところに住んでるから、毎日午前中のお日様を浴びなきゃだめだよ。」と真実ズバリなアドバイスをしたお姉さんです。

歌い方は、まるで大地や地球のような大らかな力強さを感じます。

普段、クラシック以外の音楽をまるで聴かない私だけど、なんかいいんだよな。

 

コンサート詳細はこちら。

4月24日 原宿カーサモーツァルト

開演19時半(開場19時)

入場料2500円(ドリンク代別途)

 

唄 愛鷹有羽

ヴァイオリン 田中幾子

ピアノ nao

ベース 東純二

 

写真は、さっき帰ってきて食べた黒蜜寒天。

そんな、今日でした。

 

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『好』 2019.0421

この日記に以前も書いたことだが、私は両親が東京の人(母は北海道稚内の人ですが、東京の大学を出て結婚したのも東京だった。)であるからか、東京という街が好きである。

各街に、いろんな顔があり、歴史があり、時間がある。

 

歩くのも好きで、

自分のお気に入りの街は歩いていて飽きない。

 

風の具合や、匂い。

 

どうやら、そのへんで好き嫌いを判断しているようです。

 

まぁでも、わりと静かなところが好きかな。

渋谷なら松濤とか、あるいは明治通りから恵比寿に行く途中(地図が読めない女の代表的感覚を持つ私はこのあたりで間違えて広尾に出てしまったりする。そして広尾も好きなんだ。)、表参道は人通りがないようなひっそりとした通りが好き。

いかにも大都会な大きい街より、そういうところのほうが好き。

サントリーホールなんて、周囲に大使館なんかがいっぱいあるところもいいなぁ。駅から少し離れたところ。緑も多くて、人や車も少ないような。シーンとした、都心の真ん中。

 

で、一度行ってみたいのは桜田門駅。あの駅名を初めて見たときは、軽く興奮したよね。「井伊直弼!」って。まだ降りたことがないから、何もない日に目的もなく遊びに行ってみたい。

 

本日の写真は、昨日練習したカール・フレッシュ。えーとね、ヴァイオリンの音階教本です。私はこの本を軽く半世紀以上は使っている気がするくらい、子供のときからずっと一緒。今日は、これの次の変ロ短調を練習した。このフラットの多さがいいのよ。ある意味この複雑な響きは都会的と言えなくもないかもしれないな、とこじつけて本日も終了致します。

 

そんな、今日でした。

そんなに複雑な調号の曲は弾かないソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『脱』 2019.0420

今日は昨日の疲れが残っていたのですが、わりと練習ができた一日でした。

この練習、というやつは、あっという間に時間が過ぎる。

気が付いたら4、5時間経っていたりする。

 

私の練習は、かのメニューインが晩年の指導のときに言っていたという時間配分をベースにしていて、それは15分ほど弾いたら5分休むというようなやり方にしている。

メニューインいわく、とかく長時間の練習で身体を壊すヴァイオリニストが多いから、このペースを守るように、と言っていたと何かで読んだのだ。

まぁ、実際には30分弾いて15分休んだり、10分弾いて1分ほど休んだりしている。

これ、わりと集中力を持続させないとうまくいかないやり方だと思うので、人によっては合わないかもしれない。

私も、元々は2時間集中するやり方がやりやすかった。けど、まぁ程よい緊張感を長時間保つのも、いいものだな、と思う。

 

短い小休止の間は、ちょっとした家事だったりストレッチだったり。敢えて練習の内容を忘れるのがいいんだな。だらんとしたいときは単にバランスボール座ってTwitterを眺めていたり。そんなふうにして、ヴァイオリンとピアノとやると一日はあっという間だ。昨日の疲れの残りがあるのか、今夜は夕飯も食べる気分にならなかった。ちょっと食べると疲れちゃう日もあるんだな。

 

甘いものが食べたいな。冷蔵庫にリンゴがあったから、明日はアップルパイにしよう。パイ生地を買ってこよう。

写真は、今日の午睡のあとに(言い訳がましいですが疲れてたの)軽いお散歩した近所の神社。あらゆる光の中でこもれびは最も愛おしい。

そんな、今日でした。

ソロコンサートでやるものをがんばってさらっております。 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

『吉』 2019.0419

本日は、生まれて初めて吉祥寺という街に行きました。

そう、初めてだったの。

 

それで、吉祥寺ブラックアンドブルーで演奏してきました。

 

歌はまだ慣れない。歌があると思うととても緊張する。

しかも、歌に関しては歌詞をあまり覚えられない。何度歌っても、だ。私には歌う能力は皆無なんじゃないか(まぁ一応ヴァイオリニストですし)と思ったりする。

 

今日は、他の出演者の方々の歌う表現力に驚いたなぁ、声でできることの豊富さ。これは、自分にはまるでないと思った。

すごかった。(語彙力の欠如がみられる今夜です。)

 

あとねぇ、開演前に少し吉祥寺を歩いてみて、面白かった。

有名なケーキ屋さんを見つけて、入りたかったけれども、緊張しててそこまで余裕ないから諦めた。

井の頭公園は、入り口付近まで行ったよ。今度は中に入ってみたい。

 

今日のプログラムは以下の通りです。

 

・映画「サウンドオブミュージック」より「マイフェイバリットシングス」

・The Police  / Message in a bottle

・バッハ / 無伴奏ソナタ第1番よりプレスト

・バッハ / 平均律クラヴィア曲集より1-1

・Ikuko Tanaka / メトロ

・Ikuko Tanaka / 雨女

・ボロディン / オペラ「イーゴリ公」より「ポロヴェツ人の踊り」

・Eurithmics / There Must Be An Angel

 

それにしても、私はまだまだ。ライブハウスというところにはまるで慣れてないなぁ。音の響きに毎回驚いている。

ブラックアンドブルー、本日来られたお客様方、出演者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『弱』 2019.0418

ちょっとですねぇ、今日はあまり具合がよろしくない。

昨日あたりから、胃腸の調子が良くないな、と思っていたんですが、そのせいか今夜は若干眩暈気味。

なので、今夜は全てを早々と切り上げております。せっかく用意したのに夕飯も食べられなかった。日記も支離滅裂になる予感。

 

ご心配頂くと申し訳ないので、ご説明しますが

虚弱体質なのと、低血圧(80-60)、内臓の働きが弱いので、何かと調子を崩しやすいのです。ですが、特に病気ではございません。たまにやる血液検査の数値はたいそう素晴らしいようで、どの先生方にも絶賛されるのです。

 

幼少時代より我が家のお付き合いにはお医者様方がたいそう多く、

皆様おっしゃるのは「これは、病気ではない。」と。

理由は、悪化しないから。

 

内科医の義兄に至っては、専門が循環器科だから私を見ても「死にそうじゃない」という理由で「えっちゃんは、健康だよ。」と言い放つ。(ついでに告白すると、彼は私に検査を受けないでほしい、私の場合は無駄だし病院の負担が増えるから。と言いました。身内だから言えることですね。)

ボストン時代も、東大出身で留学中のお医者様方に「バナナと牛乳で完全食品だよ。栄養を摂りなさい。」と言われたり。(言われなくても摂ってるわい、と思ったりしなくもなかった。)

 

でも、今年から始めた朝散歩や山歩きが効果的なようで、

それまで続いていた発熱がほとんどなくなってきた。

 

これだけでも、とても幸せな気分なんです。

運動は、それまでもやっていたのですが、太陽の光や自然の力は(私には特に)大きいようなのですね。

 

でもさ、暖かくなってきて

山に虫が飛び交い始めてる。どこかしこでガサガサッと物音が聞こえる。

 

怖いんですけど。

あー、どーしよ。

 

そんな、目先の将来の不安を抱えつつ、眠いからもう寝ます。明日の練習もがんばったから。

今日の写真は、さっきバッハさらってた時に撮ってインスタにあげた自分の楽器(堂々と使い回す。)。バッハはすごい。ほんとにすごい。もっと弾きたい。やるぜ。

 

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

『無』 2019.0417

今日は何もない日だ。

 

予定は朝からびっちり。確か13時間前の今には既にスタートしていて、ついさっき帰ってきたところ。そこまで息つく間もないくらい。移動もぎりぎり。食事もいい加減。

 

そんなふうに過ごすと、自分の中は何もなくなってしまうのかな。

 

もう一つ理由を探すと、夜は寒くなってきたから。

寒いし、眠いな、と思っている。

さっき、ふと開いたリルケの「神様の話」。久しぶりに面白そうだった。リルケは詩よりこれが好き。今夜はこういう柔らかい読み物の気分なのかな。

 

いつものような自虐的感覚も、芸術的感覚も今夜は私のどこかいるままで、顔を出そうとはしなくて、私はこのところずっと考えている私のよりちゃんのことで何もかもがいっぱいなんだろうな。

今日もずっと君のことを考えていたよ、食べ物に例えるとなんだろうな、マーマレードジャムかブルーベリージャムで言えば、ブルーベリージャムだと思うんだけどね。よりちゃん。

 

 

写真は、私がよく行く山の階段。これを歩くだけでも十分山歩きなのです。今日は、行っていない。

そんな、今日でした。

 

よりちゃんが主人公の「雨女」を演奏するソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『練』 2019.0416

このことについて、私は当分の間は検証するつもりがないのですが、

恐らくこの漢字日記のタイトルに使う漢字は、「ダブる」どころか「トリプる」ことも出てくるだろうな、と予測を立てております。

でも、いいの。

日付が違うから。

 

えー、言い訳から始まりました本日の田中幾子日記でございます。

 

本日の田中幾子は

午前中:寝てた

午後:山

夕:所用、そして練習

 

という、三本立てでございました。

 

毎日よく寝るんです。

山にも行くし、夜は19日の吉祥寺ブラックアンドブルーで演奏する自作自演の練習。

一昨日、渋谷ムジカチェレステ松濤で、「メトロ」を演奏させてもらったばかりだからか、ピアノ曲も少し慣れてきたようで、練習は案外スムーズになってきた。継続は力なり、ですね。だって、ピアノ弾く時間のほうが長いこともあるものな。

「メトロ」は、できる機会があったらピアノトリオにしたいなぁ。

 

まずは、何はともあれ体力がないと作曲も練習も文章も人生もうまくいかないから、山にも行っている。いわゆる里山というような身近なものですが、私にとっては十分「山」。小一時間の山歩き。なんといっても、耳が休まるの。

 

で、本日の写真は La.mama の入り口付近。ケースが光っているのは、車のライトに反射するシールを貼っているから。帰宅が遅いことが多いから貼っているんですよ。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

 

 

『失』 2019.0415

今日は、無性にヘッセの「郷愁」を読みたくなって、うちの本棚を探したら見つからなかった。

なんでだ。

おかしいな、と思いながら「デミアン」も探したのだが、同じく見つからず。

 

どこにやってしまったのだろう。

 

それぞれ、とても好きな部分があって、時々読み返したくなる。今日はそういう気分だったのだけれど、どうしても見つからない。

 

がっかりしながら他に見つけたのがヘッセの詩集。そういえば、昔こんなのも買ったんだったなぁ。そのときは、開いてみてもいまいち感じられなくて、読まずじまいだった。詩はあまり得意ではなくて、ランボーの若いときのと、マラルメのいくつかが好きな程度なんです。

でも、ヘッセが恋しいから、今日はこれからこれを読もう。春だし、新しい出会いがここにあるかもしれない。

 

と、今からリハーサルに出かける今日でした。

がんばってるからぜひ来てください。ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『大』 20190414

先ほどまで、我を忘失しておりました。

今日の本番で疲れたから。

 

今日は、ムジカチェレステでの演奏会で、ヴァイオリンの他に自作自演も行い、ピアノを披露しました。

この、ピアノを披露というのが、まだ慣れない。大変緊張する。ピアノは、音大受験前に1年習った程度しか勉強していないから、人前での演奏経験が少ないんですね。

 

まぁでも、なんとか無事に終わって良かった。

 

あまりに疲れて、帰宅後は冒頭の通り、しばらく忘失しておりました。

どのくらい失うかというと、

 

ベッドに大の字になってた。ほんとに大だった。

 

いくらか気が確かになり、夕食の支度をし、食べ終えた今でございます。

 

でも、自分の作品を聴いてもらうというのは、いいね。

 

今日の写真は、夕食のデザートに食べた、苺の焼きプリン。『苺』20190409で食べた苺の残り半分をお菓子にしたかったんだー。それなりに美味しくできていたから大変満足であります。

今日も、お越し下さったお客様方、共演者の皆さま、スタッフの方々。ありがとうございました。私、今からまた忘失の姿勢になるの。大の字なの。

 

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2

『外』 2019.0413

サムネイルと記事下部にある写真をご覧ください。

何かというと、私の足先である。

 

また、つまらんものをお見せしてしまって大変申し訳ないのだが、今夜はこの私の足の話です。

 

あのね、私は生まれつき

外股なんです。

 

バレエを習っていたから足が開くというより、生まれつきの外股でいつも足が開いている。

楽器を弾くときには必ず開いている。

ピアノを弾くときにも股から開いている。

 

あと、階段の昇り降りも開きます。そのほうが、身体が安定するから。

 

だからさ、小学校の時は全校生徒に笑われたのよ。

なんでかって、表彰状をもらって(当時の私は今以上にアーティスティックで表彰されるような機会があったのだ)舞台から階段を降りるときの足が外股だったから。

一番笑われたのは、卒業式の練習のときだったな~。そのときは、麻疹と水疱瘡を併発して数か月学校を休んでいたから、階段を降りるのにも身体がふらついて、より見事に股から開いていたのだった。

 

自覚したのは、姉妹で和服姿の写真を撮られたとき。

三姉妹(私は真ん中)の中で、私だけが足先を開いていた。さすがに「あ、これはいかんな。」と思い、和服の撮影時には足を閉じるように気を付けるようになりました。(※弾くときはムリなので、振袖であっても堂々と開いて立っている。)

 

で、明日の本番は

またいつものように開いて弾く。立つときも、座るときも。

 

私の外股を見たい人がいたら、しかとその眼に焼き付けて頂きたい。

 

写真はねー、今日のお散歩コース。

そんな、今日でした。

ソロコンサートのお知らせ 2019.0505 「青の時代」 Vol.2